『バイオハザード リベレーションズ2』は、『バイオハザード リべレーションズ』の物語的な続きでなく、同じコンセプト、同じ精神で制作されたと言う意味での「続編」となります。バイオハザードシリーズが持っている要素の中から特に「恐怖」にフォーカスする、と言った最も大事な部分はもちろん、シリーズで語られていない「ミッシングリンク」を埋めるストーリーや息を付かせぬクライマックスの連続、シリアルドラマなど、前作でユーザーに好評だった部分をしっかりと受け継いでいます。
今回、東京ゲームショウ2014でのプレイアブル体験版の出展に先駆けて、公式サイトにて1stトレーラーが公開されました。また、キャラクターやエネミーなど、新情報も合わせて公開されています。
すべてのバイオテロの始まりとなった、ラクーン事件における数少ない生存者のひとりであるクレア。
彼女はその後、バイオテロや薬害を告発し、被害者を支援するNGO団体「テラセイブ」に所属し、多忙な日々を送っていた。
2011年-。
テラセイブの本部が突然の襲撃を受ける。
クレアと、彼女の友人であり、新入職員でもあるモイラは、何者かに拘束されてしまう。
孤島に打ち棄てられた収容所で目覚める二人。
状況も掴めぬうちに彼女たちが目にしたのは、人ならざる物に無残に殺されてゆく仲間の姿だった…。
絶望的な状況から、クレアとモイラの脱出劇が始まる。
■クレア・レッドフィールド - Claire Redfield -
すべてのバイオテロの始まりと言われる、1998年に発生したラクーン事件での数少ない生存者です。その後、NGO団体テラセイブ幹部の「人々をバイオテロから救うための組織」という言葉に共感し、身を置くことに。以来、世界中を飛び回る多忙な日々を送っています。テラセイブ本部で襲撃を受けて収容所に監禁されてしまい、脱出の糸口を探りますが…。
■モイラ・バートン - Moira Burton -
バリー・バートンの娘であり、クレアの親友です。クレアに憧れ、若干20歳にしてテラセイブに入りました。快活で男勝りな性格。少々クチが悪いイマドキの女の子です。クレアと共に収容所に監禁され、その先で、狂気の光景を目の当たりにします…。
■アフリクテッド - Afflicted -
容所をさまようクレアとモイラに襲いかかる、異形の狂人です。彼らは生きている人間を見つけると獣のように襲いかかり、その命が尽きるまで容赦なく痛めつけ続けます…。なぜそこにいるのか。どうしてそうなったのか。すべては、孤島の存在と同じく謎に包まれています。
クレアが所属するNGO団体。1998年のラクーン事件以降、爆発的に世界に広まったバイオテロや、薬害の根絶を目指して組織されました。被害者の支援活動や一般市民への啓発、バイオテロや薬害を秘匿する政府や企業の告発も行っています。
■『バイオハザードディジェネレーション』
テラセイブは、2008年に公開されたフルCG映画『バイオハザードディジェネレーション』で初めて登場しました。この作品内で、既にクレアはテラセイブの一員として活躍しています。
・STORY
ラクーンシティでの忌まわしい事件から7年、惨劇は再びアメリカ中西部工業都市の空港で起ころうとしていた。
バイオテロや薬害の被害者救済を行なうNGO「テラセイブ」に所属するクレア・レッドフィールドは薬害企業への抗議活動のために訪れた空港でバイオテロに遭遇する。
t-ウイルス感染による人々のゾンビ化に加え、機内感染が発生した旅客機の着陸失敗。刻々と悪化してゆく状況の中、テロリストは大統領へある要求を突き付ける。
事態の収拾を図るべく、ホワイトハウスは直轄の エージェント、レオン・S・ケネディを派遣した。
生存者の救出とテロ鎮圧にあたるレオンとクレア。
やがて彼らはテロリストの背後にいる黒幕の存在に気づくのだった。
パーティーが催されているテラセイブ本部では、晴れてテラセイブの一員となったモイラがクレアと再会。このカットは、すっかり大人の女性へと成長したクレアの姿と、まだまだあどけなさが残るモイラの表情が印象的なシーンです。
賑やかなパーティーは、ヘリの爆音により破られることになります。瞬く間に、パーティー会場は特殊部隊員たちに制圧されてしまいます。「クレア・レッドフィールド。機密情報漏洩、スパイ嫌疑で拘束する」と、身に覚えのない嫌疑を告げられ、クレアとモイラは捕えられてしまうことに。
物語の導入部は、1stトレーラーで確認することができます。
何者かに捕えられたクレアが目覚めたのは、古びた独房の中。腕に見慣れないブレスレットが…。まずは、一緒に捕えられたはずのモイラの行方を探します。「誰か助けて!」叫び声をたよりに、モイラを探し出します。タイミングを見計らったように檻が解錠され、2人は合流を果たしますが、まるで何者かに観察され、誘導されているようです…。収容所らしき建物の中は至るところに死体や血痕が放置され、とてもまともな場所とは思えません。二人は脱出の為の探索を始めます。
軍務経験こそないものの、数々の死地から生還してきたクレアは刃物や銃器の扱いに慣れています。一方、まったくそのような経験のないモイラは武器を持って戦うことができません。コンバットナイフとライトを手にいれた二人は、互いにサポートし合って進むことになります。
クレアとモイラの操作は、リアルタイムに切り替える事が可能です。クレアは入手できる全ての武器を使いこなすことができ、不意を衝かれても血路を拓くことができます。通常は、クレアを中心にプレイすることになるでしょう。一方、モイラはライトが主な装備となります。ライトは隠されたアイテムの探索に必須な他、強力な光量を活かしてクリーチャーへの目つぶしとしても活躍します。他にも彼女の扱える道具はあるのでしょうか。
収容所内の探索を進める2人は、異形のクリーチャー「アフリクテッド」と遭遇します。明確な殺意をもって襲いかかるアフリクテッドの手から、クレア達は何とか逃れることができましたが…。こんなクリーチャーが、収容所にはどれほどいるのでしょうか。
漸く地上へと辿りつく2人ですが、そこはまだ収容所の中でした。「夜の恐怖、夜ではない恐怖…」腕輪からカフカの詩が聞こえてきます。何者かが彼女たちを観察し、弄んでいるかのようです。2人は、この場所から生還する事ができるのでしょうか?
週刊少年チャンピオン(秋田書店)にて、「バイオハザード」公式コミック第2弾「バイオハザード ~ヘヴンリーアイランド~」(原作 カプコン 漫画 芹沢直樹)の連載が決定しました。
2012年に、週刊少年チャンピオン(秋田書店)で連載された「バイオハザード~マルハワデザイア~」では、芹沢直樹氏が描く「ゲームでは描かれないバイオハザード正史」が話題を呼びました。今回、「バイオハザード」と芹沢直樹氏の新たなプロジェクトが始動します。
『バイオハザード リベレーションズ2』は、2015年初頭発売予定で価格は未定です。
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