【今日のゲーム用語】「ベガ立ち」とは ─ 観戦者が多い対戦格闘ゲームにて生まれた言い回し
ソフトやハードはもちろん、専門的な名称から業界人まで、ゲームに関わる様々な用語を多数収録している「ゲーム大辞典」。その中からひとつずつピックアップして紹介するこのコーナー、本日のテーマは「ベガ立ち」です。
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「ベガ立ち」とは、主にアーケードゲームなどで、ゲームをプレイしている画面を後ろから立って観戦しているギャラリーのことを指す用語。格闘ゲーム好きならばピンと来る、『ストリートファイター』シリーズに登場するキャラクターの一人「ベガ」が語源です。
腕を胸の前で組み立っている姿勢をとることが多いベガ。このポーズと、プレイヤーの背後に立ち腕を組みゲーム画面を観戦しているギャラリーの姿がよく似ていたため、ギャラリーを「ベガ立ち」と呼ぶようになりました。
この原型からの派生として、単純に筐体の順番待ちとしてプレイヤーの背後で待機しているユーザーも「ベガ立ち」に含まれることがあります。また、自分では積極的にゲームをプレイせず、ゲームプレイの観戦を中心に楽しむギャラリー層を総称して「ベガ立ち勢」と呼ぶことも。
現在では語源とは関係なく、単純にギャラリーを指して使われることも多い「ベガ立ち」。言葉とは日々変化するものなので、かのベガ様の名を引用する言い回しと言えども例外ではないようです。
「ベガ立ち」をより詳しく知りたい方は、下記リンクより「ゲーム大辞典」の該当項目をチェックしてみてください。
■ゲーム大辞典:「ベガ立ち」 URL:http://game-lexicon.jp/word/%E3%83%99%E3%82%AC%E7%AB%8B%E3%81%A1
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