【DCE 2014】まるでSF映画のコンピューター！近未来的なディスプレイ「MultiTaction MT553」

10月23日から26日まで、東京・日本科学未来館にて「DIGITAL CONTENT EXPO」が開催されています。

「DIGITAL CONTENT EXPO」は、コンテンツ技術をテーマとした国際イベント。特に今年は、「Oculus Rift」や「Kinect」を使った作品が多く出展されていました。この記事では、エヌジーシーに展示されていた「MultiTaction MT553UTB」をお届けします。

「MultiTaction MT553UTB」は、フィンランドのMultiTouch, Ltd.によるマルチディスプレイ。最多24台までの連結が可能で、手の形や向きまで認識するため、閲覧者の向きに合わせてコンテンツを表示します。また、従来は認識タッチ数が10点程度であるのに対し、「MT553UTB」は認識するタッチ数が無限である上、32台のカメラセンシングによる高速な認識により、閲覧者はスマートフォンのような操作感でコンテンツを楽しむことができます。

今回提示されていたものは、「MultiTaction MT553UTB」を4枚繋げたもの。搭載OSがjavaに対応していることから、いくつかのゲームをプレイすることもできました。

なお、国内での発売自体は去年から行われています。