カプコン、2015年3月期第2四半期連結業績を発表 ― 純利益は約40%減の29億7300万円
カプコンは、2015年3月期第2四半期連結業績を発表しました。
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売上高259億1700万円(前年同期比 51.3%減)、営業利益43億8300万円(前年同期比 41.6%減)、経常利益45億4000万円(前年同期比 44.6%減)、四半期純利益29億7300万円(前年同期比 39.9%減)となりました。
デジタルコンテンツ事業では、大型ソフトの不在を余儀なくされたものの、『ウルトラストリートファイターIV』や『逆転裁判123 成歩堂セレクション』が底堅い売れ行きとなりました。また、オンラインゲーム『モンスターハンター フロンティア G』シリーズが健闘。モバイルコンテンツは、『モンスターハンターポータブル2nd G for iOS』など、一部を除いてヒット作には恵まれませんでしたが、収益構造の見直しにより、採算性が向上したとしています。しかし、当該期間のラインナップは有力ソフトが不十分だったことにより、『モンスターハンター4』の反動減を穴埋めするまでには至っていません。
アミューズメント機器事業では、不採算店舗を1店舗閉鎖し、施設数が32店舗となりましたが、9月に発売したパチスロ機「戦国BASARA3」が順調な売れ行きとなっています。また、業務用機器部門では、『鬼武者Soulカードラッシュ』を発売しました。
こうした結果から、前期大型タイトル『モンスターハンター4』の反動減等により、大幅な減収減益となったものの、営業利益率が前年度比2.8ポイント増の16.9%となり、収益性は向上したとのことです。
《さかまきうさろーる》
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