『サドンアタック』は日本でも有名なオンラインFPSですが、韓国では106週連続PC部屋使用量順位1位、国内最高同時接続者数26万7000人など幾多の記録を立てています。では、『サドンアタック2』になったことで何がどう変化したのか。このブリーフィングでは、そこに焦点が当てられました。
開発者がトピックスにしたのは、「打撃感」「武器カスタマイズ」「ゲームモード」の3つ。もちろんグラフィックも、Unreal Engine 3によって大幅にグレードアップしていますが、実写に近いグラフィックスがゲームの面白さには直結しないと説明。本作はFPSに適したグラフィック調整になっており、“リアルさ”は重要なトピックスではないとしました。なお、そのグラフィックスに関しては、最新の映像が公開されていますので、そちらをご確認ください。
『サドンアタック2』では、敵を倒したときの快感を視覚的にも感覚的にもに高クオリティに。特に様々なモーションが追加された他、エフェクトも見直されています。
武器選択は火力の一択になりがちなため、バランスを調整しつつ、自分のプレイスタイルに合った武器カスタマイズが可能になりました。
今回のブリーフィングでもっとも強調されたのが、ゲームモードです。近年、オンラインFPSにも多くのゲームモードが搭載されるようになりました。特に『カウンターストライク オンライン』に実装された「ゾンビモード」は、その後多くのFPSでも取り入れられたそうです。『サドンアタック2』は、そういった流行や既存の楽しさをプレイヤーに提供するのではなく、まったく新たしい楽しさが提供されます。
それが「Squad war」です。このモードは1vs1専用となっており、プレイヤーは部隊のコマンダーとして、NPCに命令をしつつ敵を駆逐していきます。これは、「クランリーダーが自身の作戦でクランを勝利に導く」という、限られたプレイヤーしか味わえなかった楽しさを“新しい形”で提供するもので、“敵を倒す”以上の楽しさがあるとのこと。それを実現するためのUIは、特許申請を行うほど画期的なものらしく、AIの賢さにも自信があるそうです。
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今後の展開としては、2015年Q3に新たな形で披露される予定です。