【今日のゲーム用語】「おま値」とは ─ 国内ゲーマーの不満を表現する略語
ソフトやハードはもちろん、専門的な名称から業界人まで、ゲームに関わる様々な用語を多数収録している「ゲーム大辞典」。その中からひとつずつピックアップして紹介するこのコーナー、本日のテーマは「おま値」です。
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「おま値」とは、主に海外ゲームのDL配信を行うプラットフォームに関連して使われる用語で、海外版と比べ割高で売られるゲームを指すスラングのこと。「お前の国にも売ってやる、ただし割高な値段で」の略となります。
PCユーザーが多く愛用しているサイト「Steam」などで、国内のゲーム会社がローカライズしている海外ゲームや、他のプラットフォームを運営するメーカーのゲームが「おま値」になるケースが多々あります。中には、99ドルもの値段が付いた時もあるほど。
同じ商品を買っているのに値段が大きく異なる場合もあるため、ユーザーが不満を感じる一因に。Twitterなどを通して直談判するユーザーも少なくありません。そのためか、近年ではゲーム本体とは別に「日本語パック」を発売して「おま値」を避けるケースもあります。ですが、「英語圏以外の言語は無料なのに日本だけ有料なのは不公平」との声も出ており、ユーザーとの距離は縮まっていないのが現状です。
なお近しい言葉として、他の国に向けて販売は行うものの日本での販売はないという状況を意味する、「売ってるがお前の国籍が気に入らない」=「おま国」という言葉もあります。
「おま値」をより詳しく知りたい方は、下記リンクより「ゲーム大辞典」の該当項目をチェックしてみてください。
■ゲーム大辞典:「おま値」 URL:http://game-lexicon.jp/word/%E3%81%8A%E3%81%BE%E5%80%A4
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