【今日のゲーム用語】「芋スナイパー」とは ─ 歓迎されることはあまりない、プレイスタイルのひとつ
ソフトやハードはもちろん、専門的な名称から業界人まで、ゲームに関わる様々な用語を多数収録している「ゲーム大辞典」。その中からひとつずつピックアップして紹介するこのコーナー、本日のテーマは「芋スナイパー」です。
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「芋スナイパー」とは主にFPSタイトルで使われる蔑称で、遠距離から狙撃できるクラスや武器を選び、敵から攻撃されにくい安全な位置から匍匐状態で敵をキルすることに専念するプレイスタイルを指す言葉です。略して「芋スナ」や「芋砂」と呼ばれることもあります。
この言葉の語源ですが、『バトルフィールド1942』にて戦況に関係なく匍匐状態で敵を待ち続けているプレイヤーを「芋虫」と呼ぶことがありました。この時は、スナイパーに限らず使われていた蔑称でしたが、芋虫行為をしていたほとんどが「スカウト」というスナイパーに近いクラスだったため、他のタイトルで同様の行為を行う者に対しても「芋スナイパー」と呼ぶようになりました。
改造やバグ利用ではなく、ゲームの設計思想内に存在しているプレイの一種なので、ルール違反ということはありません。しかし、自分の有利さに固執するその姿勢や、ゲームのルールやマップによっては味方に貢献できないケースもあることから、嫌われやすいプレイスタイルのひとつと言われています。
「芋スナイパー」をより詳しく知りたい方は、下記リンクより「ゲーム大辞典」の該当項目をチェックしてみてください。
■ゲーム大辞典:「芋スナイパー」 URL:http://game-lexicon.jp/word/%E8%8A%8B%E3%82%B9%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC
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