【年末年始】乙女ゲーの「主人公」が可愛くてツラい!!男そっちのけで愛でたいヒロイン特集

さまざまな男性キャラクターとの恋愛を楽しむ、女性向け恋愛シミュレーション「乙女ゲーム」。プレイヤーは女性主人公として攻略対象の男性と恋に落ちるのが醍醐味ですから、まず気にするのは魅力的なイケメン達でしょう。

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さまざまな男性キャラクターとの恋愛を楽しむ、女性向け恋愛シミュレーション「乙女ゲーム」。プレイヤーは女性主人公として攻略対象の男性と恋に落ちるのが醍醐味ですから、まず気にするのは魅力的なイケメン達でしょう。

しかし、ちょっと待っていただきたい。そんな数々のイケメン達に愛される「主人公」こそ、注目すべきキャラクターではないでしょうか!そうに決まっていますよね!!

というわけで今回は、筆者(※女性)が「可愛い!!」「結婚したい!!」「むしろ攻略対象なんかより私が幸せにしてあげる!!」と思った主人公ちゃん達を独断と偏見でご紹介したいと思います。なお、ここでは各主人公を公式に設定された名称で呼んでいますのでご了承ください。

◆アイドルにメイド喫茶…どこか親近感を抱ける「現代編」


■『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズの「七海春歌」




さて、まずはテレビアニメ化やライブイベントなどで大きな注目を集めた『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズの「七海春歌」ちゃんです。作曲家を目指して早乙女学園に入学し、ツッコミが追いつかないレベルでさまざまな事件に巻き込まれながらも大きく成長。ちょっと引っ込み思案なところはありますが、アイドルソングはもちろん、ロックにバラード、演歌までこなす才能と、どんな逆境でもパートナーを信じる心の強さを秘めています。



春歌ちゃんのパートナーといえば、多大な人気を集めるアイドル達。当然、恋人になっても周囲にバレるわけにはいきませんし、芸能界という華やかな世界の裏側でそれはもう語りつくせない数々の試練に襲われます。そんな中でも音楽のもつ力を信じ、素敵な曲を作り上げる春歌ちゃんにはただただ凄いと感動せずにはいられません。プリンス様達も頑張って!

■『AMNESIA』シリーズの「主人公」




続いて、ここではないどこかの(池袋っぽい)世界で繰り広げられる『AMNESIA』シリーズ。主人公ちゃんがある日突然、全ての記憶を失ってしまったところから物語が動き出します。自分がこれまでどう過ごしてきたのか全く分からない中で、怪我や事故、時には監禁など不穏な気配も…。全ての真実にたどり着く前に何度も三途の川を渡りましたが、その分ラストの展開は感動間違いなし!



本編はサスペンス寄りですが、ファンディスクでは主人公ちゃんと恋人との甘いひと時も描かれます。ここでの主人公ちゃんの言動が、もう健気でひたむきで愛らしくて抱きしめたくなるほど可愛い!バイト先のメイド喫茶に通いつめて「おかえりなさいませ」って言われたい!攻略キャラクター達が繰り返す「可愛すぎる」に完全同意するしかありませんでした。どのキャラクターと恋人になるかで少しずつ性格や設定が異なるので、見比べてみるのも楽しいですよ。

◆恋に部活に勉強に、青春真っ只中の「学園ドラマ編」


■『金色のコルダ3』の「小日向かなで」




『金色のコルダ3』では、主人公の「小日向かなで」ちゃんがヴァイオリンの腕を磨くために音楽の名門校へ転校したところから始まります。「全国学生音楽コンクール」の優勝を目指すと共にたくさんの仲間と出会い、恋に落ちたい…のですが、デートを選んでちょっと練習を後回しにしたら激しく怒られたイベントが今でも忘れられません。恋も部活も真剣に、きちんと両立させましょう。



本作ではかなでちゃんにセリフらしいセリフはなく、基本的には選択肢で進んでいきます。そのためか、攻略対象の心を黙々と掴んでいくように見えるかなでちゃんの姿に、背中で語る「漢」のようなときめきを覚えてしまいました。ちなみにアニメではとっても可愛く喋ってくれますよ。

■『Vitamin』シリーズの「南悠里」「北森真奈美」「西野優那」




『Vitamin』シリーズの主人公は、色々な境遇に置かれた問題児達を時に厳しく、時に優しく見守る先生。こちらが「いい加減にしろー!!」となるような瞬間も、生徒を信じ続ける姿勢には本当に頭が下がります。ゲーム中に出題されるクイズも結構難しいので、必死に記憶を掘り返して試験に挑みました。

西野優那

ちなみにゲーム本編とは異なりますが、筆者的には『VitaminX』の「南悠里」さんは美人で評判な音楽の先生、『VitaminZ』の「北森真奈美」さんは年の近い教育実習の先生、『VitaminR』の「西野優那」さんは近所に住んでいる憧れのお姉さんといったイメージです。普段は大人として余裕の表情を見せながら、恋人同士になると甘えた一面を見せてくれる年上の女性って、どうしてこんなに可愛いんでしょうね。

◆時は戦乱、命を懸けて貫く生き様にも感動する「歴史編」


■『薄桜鬼』シリーズの「雪村千鶴」




幕末を舞台とした『薄桜鬼』シリーズには、攻略対象として新選組の隊士が登場。主人公の「雪村千鶴」ちゃんは行方不明になってしまった父親を探す中、ある事件がきっかけで新選組と行動を共にすることとなります。激動の時代ゆえに、危険から遠ざけたいと突き放されても愛する人の側を離れない千鶴ちゃんの強さには胸をうたれました。



本編では男装姿の千鶴ちゃんですが、ファンディスクでは非常に綺麗な舞妓姿も見ることができます。普段とは違った女の子らしい姿に、攻略対象と一緒になってびっくりしてしまいました。学園を舞台にしたスピンオフ『薄桜鬼SSL ~sweet school life~』ではミニスカートの女子高生姿まで拝めます。

■『下天の華』シリーズの「ほたる」




戦国時代、織田信長が天下に向かって躍進している最中を描いたのが『下天の華』シリーズ。攻略対象は歴史上の有名武将で、キャラクターのビジュアルこそイケメン揃いですが会話やイベントは史実を元にしたものが多くなっています。用語辞典を読み込めば、戦国時代の勉強も出来てしまいますよ。



主人公の「ほたる」ちゃんは明智光秀に雇われた「くのいち」で、幼い頃から一人前の忍びとなるべく修行を重ねてきました。それゆえ任務を最優先する真面目な性格のため色恋にはやや疎く、見ているこっちが「頼むからもっと近づいて!!」と、もどかしい思いをするはめに。忍びに伝わる変化の術で可憐な姫姿だけでなく、地蔵やカエルといったユニークなものも披露するギャップも可愛いです。

◆現実とは全く違う恋を堪能できる「ファンタジー編」


■『越えざるは紅い花 ~大河は未来を紡ぐ~』の「ナァラ」




『越えざるは紅い花 ~大河は未来を紡ぐ~』は、不治の病で女性が激減したある大陸での物語。主人公「ナァラ」は、一族を絶やさないためにと切迫した隣国・ナスラへ攫われてしまいます。



最初こそナスラの人間は憎むべき敵と思っていたナァラですが、さまざまな事情があることを知り、双方の国のために奮闘。彼女は望まない現実もしっかり受け止めながら、決して諦めませんでした。愛する人と出会ってからも側に寄り添うだけでなく、時には隣で戦い、時には手を引いて導く強さを備えています。ちょっと意固地な部分もありますが、凛々しいナァラには同性としても憧れてしまいますね。

■『BLACK WOLVES SAGA -Last Hope-』の「フィオナ・ガーランド」




『BLACK WOLVES SAGA -Last Hope-』に登場する主人公は、病弱な体質ゆえに16歳になるまで世間から隔離された「塔」で過ごしてきた「フィオナ・ガーランド」。しかし、やっと目にした外の世界には裏切りや憎悪が蔓延していました。それでもフィオナは「知らないからこそ出来ることがある」と、人々が恐怖により目を背け、見失っていた「真実」にまっすぐ立ち向かいます。

家族からの愛を一身に受け、大切に守られてきた彼女が、今度は誰かを守り、愛する。当然ゲーム開始時点からのフィオナしか知りませんが、ストーリーを進めるにつれ「あんなに弱かった子がこんなに強くなって…」とまるで親のような気持ちに。彼女の頑張りを、影からそっと見守ってあげたくなります。

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筆者が遊んだゲームの一部ではありますが、魂の叫びと共にご紹介させていただきました。男性との恋愛を楽しむための乙女ゲームですが、筆者はイケメンと同じくらい「主人公ちゃんが可愛い!!」と涙ぐむことも楽しみの1つ。「乙女ゲームの主人公ちゃんがいかに可愛いか」を少しでもご理解いただけたなら幸いです。

いつか乙女ゲームの主人公ばかりをあつめた恋愛ゲーム、出ませんかね。どこか作ってください!お願いします!

《近藤智子》

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