新グラフィックAPI DirectX 12の最新技術デモが披露―DX11より優位なパフォーマンスを見せる

米国のレドモンドで開催されたWindows 10: The Next Chapterで、最新グラフィックAPI DirectX 12のデモンストレーションが実施されました。

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米国のレドモンドで開催されたWindows 10: The Next Chapterで、最新グラフィックAPI DirectX 12のデモンストレーションが実施されました。


Phil氏のプレゼンテーション、DX12のデモは7分30秒から

このデモンストレーションは、DirectX 11とDirectX 12によるリアルタイムレンダリングのパフォーマンスを比較するもの。DirectX 11は開始数秒でフレームレートが0になってしまいますが、DirectX 12では多くのビル群が表示され続けているにも関わらず、フレームレートを落とすことなくスムーズに動作する様子を披露しています。このデモで使われたベンチマークはFuturemarkの「API Overhead feature test」で、DirectX 12とDirectX 11、そしてAMDのMantleにおけるパフォーマンスを比較できるものです。

DirectX 12は昨年3月に発表された最新グラフィックAPI。ハードウェアに近いローレベルなAPIで、ボトルネックを解消してハードの性能をより引き出せることが特徴です。昨年8月にはIntelがSurface Pro 3を用いたデモンストレーションを実施しており、約70パーセントの動作が向上したと報告していました。なお、現在DirectX 12に対応しているグラフィックエンジンはUnreal Engine 4で、ゲームタイトルではPC版『Fable Legends』が採用しています。


また、NvidiaはDirectX 12に対応したグラフィックカードの質問に関して、GTX Titanを筆頭にFermi世代とKepler世代、そして最新のMaxwell世代が対応していると答えています。

記事提供元: Game*Spark

《Game*Spark》

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