少数精鋭からなるインディーズディベロッパー「Radical Fish Games」が送り出す『CrossCode』は、『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』を彷彿とさせる16ビットライクなアクションRPG。導入は『CrossWorlds』という架空オンラインゲームのプレイヤー「リー」が何かの事件によって声と記憶を失う場面から始まります。彼女が記憶を取り戻すための唯一の方法はCrossWorldsを元に戻すこと。プレイヤーはリーともに世界を旅しながらCrossWorldsの謎を解明していくという流れです。
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戦闘には遠距離と近距離の2種類の攻撃スタイルがあり、ダッシュやガード、必殺技ともいうべき複数のアクションを組み合わせた「アーツ」を駆使してゲームを進めていきます。また、アクションRPGらしくステータスや動きに影響を与える装備品の概念や、スキルツリーによる成長システムも備わっています。
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さて気になる価格ですが、開発終了時にSteamキーかDRMフリーのバージョンが得られるプランは15ユーロ。上記に踏まえ、ベータテスターとして早期アクセス版をプレイでき、クレジットに名前が載るプランは25ユーロ。CrossCodeのサウンドトラックとデジタルアートブックがついてくるプランは30ユーロからとなっています。50ユーロ以上からは開発状況をライブできる権利やグッズを得られる権利、キャラクター権、ゲーム内の設計や仕様に関わる権利などがあります。
早くもGreenLightのlitを迎え、好調なすべり出しの開発チーム「Radical Fish Games」ですが、すでに次に行う作業計画を公開しており、スタートアップ企業を支援するプログラムに参加する予定であったり、パトロンからの新たな資金調達とサポートを検討しているなど、プロジェクトとしてもかなり手堅い印象をうけます。ちなみに開発を予定しているプラットフォームですが、デフォルトではWindowsとのこと。次点で予定しているプラットフォームはLinuxとMacOSにSteam。ストレッチゴールドに到達した場合は「Wii U」バージョンの開発を約束しています。
完成度の高いゲーム感と懐かしく馴染み深い雰囲気の『CrossCode』は、公式サイトにて圧縮ファイルのものと、ブラウザ上から試遊できるデモを公開しています。購入するしないに関わらず、一度触れてみるのも悪くないかもしれません。