「ARIA」10周年記念プロジェクト“The AVVENIRE”特報公開 プリマになった灯里の姿も
天野こずえが2001年に連載開始した『ARIA』は、魅力的なキャラクターたちがたちまち人気を呼び、その後長年にわたり愛されてきた。連載は前身となる『AQUA』の2001年から8年に及び単行本は累計420万部にも達した。
その他
アニメ

―最初のTVシリーズ放映から 10 年が経ち、完全新作の制作が発表されました。
「『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。10 年前のアニメスタート時には、こんなに長く付き合う作品になるとは想像もしていませんでした。アフレコ以外にも、ラジオやイベント、歌等表現者としていろんな機会を沢山与えて頂きました。初めてそういった場を与えて頂き皆様に『葉月絵理乃』を知って頂けたのもまさに ARIA のお陰だと思っています。10年経った今、私にとって特別でありながら日常の中に当たり前に溶け込んでいて特別と認識していない、いつでもそばに寄り添っている大切な作品です。」
―ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
「私がひとつひとつのお仕事が初めての連続だったので、芝居ひとつにしてもコメントひとつにしても、合っているのかダメなのかさえもわからない、いつも不安であたふたしていました。そんな自信のなさ加減からほわほわな灯里が出来上がっていったのだと思います。でも、キャストのみんなに助けられ、スタッフのみなさんと仲良くして頂き、灯里の成長と共に私もたくさんの経験を積ませて頂きました。その過程と結果が、プリマになった灯里と重なって本当に私自身を見ている様です。灯里がプリマになれたのは、みんながそばにいてくれたからだと今もそう感じています。」
―『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
「また会えましたね!!ARIA が終わってからも、ずーっとファンでいて下さる事ちゃんと伝わっています!
学年が上がったり、社会人になったり、お父さんお母さんになったり、ヴェネツィアに行ったり、学校や仕事で大変だった事、幸せだった事、この 10 年でそれぞれいろんな事があったと思います。
そんな自分の足跡を少し振り返りながら、もう一度ネオ・ヴェネツィアの世界に浸って下さい。
変化した事もしていない事も、また新たな発見があると思います。
また皆様と ARIA を楽しむ空間を共有できる事をとても嬉しく思っています。」
■ 斎藤千和 (役名:藍華)
―最初のTVシリーズ放映から 10 年が経ち、完全新作の制作が発表されました。
「『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
もう 10 年になるんですね。まずはそれにびっくりしてしまいました。そのくらい何故かいつも私の側にあり、寄り添ってくれていた作品のような気がします。今でも定期的にみんなで同窓会をしている珍しいチームですし、私にとって未だに大事な作品です。」
―ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
「藍華の魅力は「常に向上心を持ち努力を惜しまないところ」だと思っています。晃さんもそうだから、まさに姫屋スピリッツですね。私自身も仕事などで辛くなった時、藍華を思い出して自分を奮い立たせたことが何度もありました。あとは「乙女心担当」(笑)なところ!本当に大好きなキャラクターです。」
―『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
「またお会い出来る日が来ることを願って、信じて、待って、いました。今回はどんな素敵に巡り会えるのか、ARIA の世界がどんな奇蹟をもたらしてくれるのか、想像しただけで心が踊ってしまいます……なんて、恥ずかしいセリフ禁止!自分っ!!」
■ 広橋涼 (役名:アリス)
―最初のTVシリーズ放映から 10 年が経ち、完全新作の制作が発表されました。
「『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
ARIA はアリスという役を通して、自分を振り返った作品だったように思います。
当時のインタビューやコメントは顔が赤くなるくらい、アリスを語りつつ自分をそのまんま語っていました。
似ていて嬉しくなる部分、歯がゆくなる部分、彼女と子供の頃の自分をたくさん重ねていました。なので、少し気恥かしくも本当に『わたしの大事な作品』なのです。人生とは見方や感じ方でいくらでも素敵に豊かになるのだと気付かせてもらいました。」
―ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
「大事な大事なわたしの可愛い友達です。周りが思っている以上に不器用で、子供で、頑固で、素直で、一生懸命で、見守らずにはいられない人です。淡々とした言葉に、それ以上にたくさん考えているんだろうなとハッとさせられたこともたくさんあります。どのお話も大好きですが、アテナさんに歌を歌うシーンは今でも見ると泣いてしまいます。」
―『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
「まさかまさかの完全新作です。みなさま以上に驚いています。また ARIA のみんなに会える、演じられる、こんなに素敵な奇跡はありません。とにかく“でっかい”たのしみです!!」
■ 大原さやか (役名:アリシア)
―最初のTVシリーズ放映から 10 年が経ち、完全新作の制作が発表されました。
「『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
最後にかかわってからこれだけ時間がたっているのに、少しも記憶が色あせていません。むしろ、よりみずみずしく、愛おしく…ネオ・ヴェネツィアは、まるで自分の故郷のように、つねに大切な場所として心のなかにあります。」
―ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
「ときどきイライラしたり、自分を見失いそうになったときに、アリシアさんの「あらあら、うふふ」を思い出してみたり、日常のなにげないものの中に素敵なものを見つけると、アリシアさんならなんて言うかなあと考えたり…。いつも笑顔で、誰かの心にスッと寄り添える人。私にとって、すてきな大人の代表であり、憧れの女性です。」
―『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
「『ARIA 』の新作が決定してから、驚くほどたくさんの喜びの声をききます。10 年たっても、わたしのなかでそうであったように、ファンのみなさんの心のなかにもあたたかく息づいていたんだと思うと、とてもしあわせです。変わらないキャスト、スタッフとともに、懐かしいネオ・ヴェネツィアで、お待ちしています!」
■ 西村ちなみ (役名:アリア社長)
―最初のTVシリーズ放映から 10 年が経ち、完全新作の制作が発表されました。
「『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
『ARIA』は、私にとって愛しい愛しい宝物です。どんなに素敵な言葉を並べてもそれがしっくりこないんです。ただただ愛しいんです。 何気ない日常の素敵さを改めて気づかせてくれて、キラキラ輝く言葉に包まれて、私自身がたくさんの宝物をもらいました。こんなにも、スタッフ、キャスト、ファンの皆さんに愛されてる作品に参加出来て、ただただ感謝です。そして、ARIA のご縁でひろがった素敵が 10 年経った今でも起こっているのは、凄い事なんですっ!アフレコスタジオにゆったり流れる心地よいショーロクラブの音楽。休憩中にふるまわれたお話にちなんだお茶。どれも素敵な思い出です。」
―ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
「アリア社長の第一印象は、あまりよく覚えてないんですけど(笑)原作本を読んで『ぷいにゅ~』のセリフを見て、自分の中では声のイメージはすんなり入ってきました。鳴き声だけのキャラクターをやる時に心がけてるのが、鳴いてる ではなくて、しゃべっている と言うのを常に忘れない事。『ぷいにゅ~』の言葉の中に込められた社長の気持ちといつも寄り添っていたいと思って命を吹き込んでました。アリア社長は私によく似て、とても食いしん坊(笑)美味しそうにご飯を食べてる社長をほっこりした気持ちで見てもらえたらいいなぁと感じてました。アリア社長を演じてる時、スタジオがほんわか空気になったり、ぷぷって笑ってもらえたりすると『やったぁ!』と内心思ってたりしてました(^^)
2 期、3 期になってくると、周りのメンバーも『今、◯◯って喋ったでしょ?』って突っ込まれるくらい、自
由にのびのびと演じさせてもらいました(笑)
サトジュンさん、アリア社長と出会わせてくれて本当にありがとうございます(*^_^*)」
―『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
「『ARIA』を今でもずっと大事に思って下さって、本当に嬉しいです。
ファンの皆さんの『ARIA』への思いは、ラジオをやっていた時にもすごく伝わってきました。
『ARIA』を見てヴェネチアに行った人のなんと多い事かっ!
『ARIA』と言う一つの作品の種が、皆さんの愛情でたくさんの芽が出て、今また素敵んぐな花が咲きました。
『ARIA』に関わった全てのスタッフさん、キャスト、応援して下さっているファンの皆さん、みんなで作り
上げたものだと思ってます。本当に、本当に、ありがとうございます(*^_^*)
また、素敵なひとときをご一緒出来て幸せです。
どうぞ、いつもそばに『ARIA』が寄り添っている事を忘れないで下さいね。」
■ 皆川純子 (役名:晃)
―最初のTVシリーズ放映から 10 年が経ち、完全新作の制作が発表されました。
「『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
大切な、とても大切な作品です。
心の中にある宝箱のような存在。時々そっと鍵を開けては満たされ、癒される感じです。
ARIAは、アフレコしている時も号泣、オンエアを見る時も号泣、こんなに制御が効かず泣くなんて、役者失格なんじゃないかと自分で心配になるほど泣きました(笑)でもその涙は全部、人が人を思う優しい気持ちに触れた時に流れた涙だったんです。毎回心が浄化されていくようでした。
この作品と出会えてよかったと、晃を演じさせてもらえてよかったと、心から思える大切な作品です。
―ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
「登場人物みんなそうなんですが、晃さんのセリフも本当に心に響く大好きな言葉が多くて、彼女が何を思いその言葉を使ったのか、どんな気持ちで言ったのか、晃を演じるにあたっていろいろ思いめぐらせた結果、彼女から一番いろいろ教わったのは、藍華ちゃんではなく、実は私かもしれないなと思っています。
だって藍華ちゃんは私よりずっとずっと良くできた子ですから。
私にとって晃さんは、彼女のような人になりたいと思わせてくれる、憧れのキャラクターです。」
―『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
「ARIAファンの皆様、お久しぶりです。
皆さんも、またARIAに会えるとは思っていなかったのでは?
私は思ってなかったので、新作が出ると聞いた時はそれはもう嬉しくて変な声が出ました(笑)
きっとARIAを好きでいてくださる方は、ARIAという作品を私と同じくとても大切に思ってくれている
と思うんです。それこそ、心の中にある宝箱のような存在。
だから、期待を裏切らないよう、大切に、丁寧に、大胆なようでいて繊細に、みなさんに「やっぱりARIA
が大好き」と思ってもらえるように、思いをこめて晃を演じたいと思います。
楽しみ待っていてくださいね。」
■ 水橋かおり (役名:アイ)
―最初のTVシリーズ放映から 10 年が経ち、完全新作の制作が発表されました。
「『ARIA』という作品は、ご自身にとってどんな位置づけの作品でしょうか。
私にとっても、そしてみなさんにとってもだと思うのですが、なにかと忙しい日常の中にぽっかり浮かんだ優しいオアシスのような作品です。観ていると温かい気持ちになれる、そんな作品です。」
―ご自身が演じるキャラクターについて、思い入れや魅力をお聞かせください。
「アリシアさんの想いを灯里ちゃんが継いだように、アイちゃんも早く一人前になって、灯里ちゃんの想いを受け継いで欲しいなあと思っています。のんびりでもいいので、たくましく成長してくれたらなあと。」
―『ARIA The AVVENIRE』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。
「お久しぶりの「ARIA」ですが、みなさまの期待を裏切らない出来になると信じています。またひととき、もしよければこれからずっと、わたしたちにお付き合いください。よろしくお願いいたします。」
(C)2015 天野こずえ/マッグガーデン・ARIA カンパニー
(C)2015 Kozue Amano/MAG Garden・ARIAcompany All Rights Reserved
記事提供元: アニメ!アニメ!
《アニメ!アニメ》
この記事の写真
/