【アナログゲーム決死圏】第7回:よく聞く「クトゥルフ神話」ってなに?定番ゲームも紹介
小説はもちろんマンガや映画などなどいろんな形で親しまれている「クトゥルフ神話」。読者の中にもそういった作品のファンという方も多いかと思いますが、実はクトゥルフ神話は、アナログゲームの題材としても愛されていて、毎年様々なタイトルが登場しているのです。
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先日のニコニコ超会議内で行われたイベントの中でもクトゥルフ神話系の作品が目立っていたということをお伝えしましたね。そこで今回は、「クトゥルフ神話」そのものの簡単な解説と合わせ、クトゥルフ神話を題材にしたアナログゲームをまとめて紹介します。
クトゥルフ神話(クトゥルー神話)とは、1920年代にハワード・P・ラヴクラフトが書いた小説群を元に、彼と彼の友人らによって作られた架空の神話体系。その名前になっている「クトゥルフ」とは、かつて地球を支配しながらも姿を消し海底で眠る「旧支配者」と呼ばれる邪神の一柱。その姿は緑色で羽が生え、頭部がタコにような化け物の姿で描かれることが多いですね。
クトゥルフ神話は、いわゆるシェアード・ワールドのような形で、名前だけの引用から、神話体系をそのまま組み込むなど、様々なジャンルの作品に幅広い形で引用をされています。
元となった小説のストーリーの多くは、好奇心から「旧支配者」のことを調査してしまい、旧支配者やその眷属などの恐ろしい怪物に接近するという人知を超えた「宇宙的恐怖(コズミックホラー)」に直面し、ひどい目にあうというものが多かったため、後の作品でも定番のスタイルとして受け継がれています。
それでは、そんなクトゥルフ神話を題材にしたアナログゲームから今回は5本紹介いたしましょう。
《傭兵ペンギン》
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