一人プレイもさることながら、友達との対戦プレイも大いに盛り上がった『桃太郎電鉄』は、その歴史と共に長い間愛されている一大シリーズです。それだけに、新たなタイトルを望むユーザーの声も絶えることなく続いてきました。
さくま氏は2011年に、『桃太郎電鉄』シリーズの新作制作の終了を宣言しており、その理由のひとつとして、『桃鉄』を共に作り上げたハドソンスタッフが辞めた点などを示唆。また「彼らが辞めなければ作り続けたとおもう」との思いも明かしていました。
このような経緯もあったものの、コナミとさくま氏の間では『桃太郎電鉄』に関するやりとりが行われていたようですが、このたび同氏のTwitterアカウントにて「ここに桃太郎電鉄は、正式に終了します」とツイート。
コナミから何の連絡もない。こんな調子でずっとほったらかされた。ここに桃太郎電鉄は、正式に終了します。すべてコナミの石川が握り潰しました。
さくま あきら (@isetta_23) 2015, 6月 2
コナミ側の担当者と思われる石川氏に対し、大きな不信感を募らせていることを感じさせるさくま氏の発言に、早くもファンの間で動揺や残念に思う声が広がっています。また、さくま氏の妻・佐久間真理子氏によれば、5月中になんらかの返事を求めたそうですが反応はないままだったようです。
5月いっぱいまでに返事をくれるように言ってあったんですけど、土日にかかったので、6月2日まで待ちました。でも連絡ありませんでしたね。コナミの石川さん、どうしているのかな。 https://t.co/akQNi2hoqi
佐久間真理子 (@sakumariko) 2015, 6月 2
この現状を生んだ背景には何があったのか。それを窺い知ることはできませんが、今後よい形での続報が届くことを願うばかりです。