「がっこうぐらし!」2話も100万再生突破!声優陣インタビュー第2弾&3話のあらすじをお届け

第1話から驚きの展開を見せ、高い人気と注目を集めているTVアニメ「がっこうぐらし!」。ニコニコチャンネルでは、第1話に続き、2話の再生回数も100万回を突破。ネット上でも大きな話題を呼んでいます。

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第1話から驚きの展開を見せ、高い人気と注目を集めているTVアニメ「がっこうぐらし!」。ニコニコチャンネルでは、第1話に続き、2話の再生回数も100万回を突破。ネット上でも大きな話題を呼んでいます。


本日行われる第3話「あのとき」も気になるばかりですが、放送に先駆けて「あのとき」のあらすじと先行場面カットが到着しました。あのとき、という単語がこれほど重い意味を感じさせるアニメも滅多にありません。視聴が待ちきれない方は、予習を兼ねてこちらをチェックしてみてください。


また、第2話「おもいで」のアフレコ終了後に実施したキャストインタビューも掲載しているので、こちらもお見逃しなく。今回も、刺激的な話が飛び出していますよ。ただしネタバレも含まれているので、その点にはご注意を。


■「がっこうぐらし!」第3話「あのとき」

今日は、全校停電の日。料理を作ることも、シャワーを浴びることもできず、なんとなく暗い雰囲気の4人だが、ゆきが「キャンプをやろう!」と言い出したことをきっかけに、いつもの元気を取り戻す。部室にテントを張り、夜遅くまでおしゃべりで盛り上がる4人は、いつもとはちょっと違う時間を過ごしていく……。


一方、学園生活部の顧問を務めるめぐねえは、「あの日」のことを思い出していた。いつも通りの毎日が当たり前じゃないと気付かされた、「あの日」のことを。

■ニコニコチャンネル「がっこうぐらし!」(第1話常設無料・最新話1週間無料配信)
URL:http://ch.nicovideo.jp/gakkougurashi


◆がっこうぐらし! 第2話「おもいで」アフレコ後インタビュー



――第2話の放映が終わったわけですが、今回はくるみがナレーションを務めるなど、彼女にスポットをあてたエピソードでしたね。

小澤:そうですね。くるみの過去が描かれていたり……。第1話のときは、わりと元気に走りまわっていたりしたんですけど、今回の第2話を観ると、じつは気丈に振る舞ってるんだなということがわかる、そういうシーンがいっぱいありましたね。

――一方、水瀬さんが演じるゆきは……。

水瀬:ゆきとしてはあまり変わりなく(笑)。ただ亜李ちゃんが話したみたいに、くるみが見てきたあの現実を踏まえたうえで第1話を観直すと、みんなすごく大人なんだなって感じますね。……こう、なんだろう、本心を隠すのが上手いというか。「じつはこの笑顔の裏には、なにかあるんじゃないかな?」みたいな感じがあって、またちょっとくるみに対する見方が変わる。よりいっそう彼女のことが好きになるエピソードになっているな、と思いました。

――収録をしていて、一番驚いたところはどこでしょうか?

小澤:驚いたというわけではないですが、印象的だったのは花瓶。「学園生活部」の部室に花瓶が置いてあるんですけど、そこで咲いている花言葉がト書きに書かれていたんです。「蕾のままでいて」だったかな? すごく意味深な花言葉で。

水瀬:あそこは気になって、みんなで「どういう意味が込められているんだろう?」って話し合いました。

――確かに、そういう細部が気になる作品ですよね。


小澤:今の段階では、まだ学校の中しか描かれていないんですけど、みんなで「こういう事態になっているのは、はたしてこの地域だけなんだろうか?」みたいな話をしたりとか。そのあたりはすごく気になります。

――世界の在り様が少しずつわかってきたわけですが、もしおふたりがこの状況に放り込まれたとしたら、まず最初に何をしますか?

水瀬:えーっ……警察を呼ぶ?

小澤:警察はいないんだよ(笑)。

水瀬:警察もいないの?

小澤:そうそう、頼りになる人は誰もいないんだから(笑)。私はたぶん、諦めちゃうと思いますね。

――ネガティブシンキングですね(笑)。

小澤:私、よく考えるんですよ、悪いことがあったらどうしよう? って。で、結果として「もう諦めちゃおう」と(笑)。

水瀬:確かに、どうせやられるなら、さっさと諦めた方がいいかもしれない(笑)。

小澤:必死になって苦しむよりは、自分でちゃんと「諦める」方を選択したいかな、と思っちゃう。

水瀬:襲われたときでも、だったら自分から抱きついてやられたい(笑)。追い詰められるのがイヤなんですよ。だから、自分から進んでやられる。

小澤:覚悟を決めて、やられるぞっていう。絶対に戦おうとはしない(笑)。

――暗い結論だ(笑)。では少し話題を変えて、第2話では日常の楽しい場面もいくつかありましたが、ひとつだけお気に入りを選ぶとしたら、どこでしょうか?


水瀬:みーくんが、ゆきを起こしに来る場面かな。オタマをガンガン叩いて起こそうとするんですけど、それに対してゆきが「オタマはそうやって使うんじゃないよ」みたいなことを言うんです(笑)。そこがなんか、いかにもゆきらしいというか……。私は、ゆきとみーくんの関係性が好きなんですよね。みーくんみたいな妹とか後輩がいたら、私もゆきみたくなっちゃいそうだな、って。高橋さんのお芝居を聞いていると、しっかりした年下の子って魅力的だなあ! って思います。

小澤:私がキュンとしたのは、ゆきと太郎丸の歌のシーンですね。もう、掛け合いがたまらないくらい可愛くて……。あれはサントラで出たら、絶対に買います(笑)。

水瀬:全員の名前を言うんだよね。

小澤:メンバーを紹介してくれる(笑)。

水瀬:あそこは台本が空欄になっていて、自由にやってみてください、って流れだったんですよ。

――なるほど、アドリブだったんですね。

水瀬:だったら、メンバー紹介でもしようかな、っていう(笑)。

小澤:そのアドリブに対して、太郎丸も「ワンワン!」って――出てくる名前ごとに、元気があったりなかったり。私はくるみ役なので、「おいっ!」と思ったんですけど(笑)、それにしてもたまらなかったです。


――あと第2話というと、肝試しですね。おふたりは肝試しをやったことはありますか?

小澤:1度ありますね、林間学校というか、修学旅行で。とはいえ、あんまり怖い感じじゃなくて。だってお化けが本当に出たら、大変ですし(笑)。

――ということは、小澤さんはお化けを信じてる……?

小澤:いますよ! いますって! たぶん……見たことはないですけど(笑)。そのときの肝試しは、夜に山道を歩く、みたいなヤツだったんですけど、やっぱり闇に包まれてるじゃないですか、都会じゃないから。それがすっごく怖くて。

――じゃあ、お化け屋敷もダメ?

小澤:私は本当にビビリなので、お化け屋敷にも絶対入らないタイプ。わかっていても大きな音がダメなんですよ。

――水瀬さんはいかがですか?

水瀬:あります、あります。亜李ちゃんと同じ漢字で、林間学校みたいなのに行ったときにやりました。でも全然怖くなかった。

――あはは(笑)。

水瀬:空気は澄んでるし(笑)。お化けを信じない……っていうと、ちょっとかわいそうなので、半信半疑ですかね。やっぱりいい霊もいると思うので。

小澤:守護霊ね!

水瀬:そうそう。あとお化けも人と一緒で、いいお化けもいれば悪いお化けもいるんじゃないかな、って。そういう感覚で考えているので、それほど怖いという意識はなかったです。もし来られても、話せばわかってもらえるんじゃないかな? みたいな(笑)。


――そんなお化けはいるのかしら?(笑) それはさておき、ここまでの2話を踏まえて、これからの展開に期待していることを、最後にお伺いできますか?

小澤:アニメはマンガとはまた違う見せ方をしているところがあって――例えば、最初の段階からみーくんが一緒にいたりとか。なので、原作を知ってても楽しめる展開になっていると思うので、そのあたりが今後、どんなふうに描かれるのか。楽しみにしています。

水瀬:第2話はくるみにスポットが当たって、少しだけ彼女たちの過去が明らかになったんですけど、まだまだすべてじゃないんですよね。あくまで断片的に、鍵になるポイントだけ抜粋して、みなさんに観ていただいたことになると思うんですが、これからそういう断片がだんだん組み合わさっていくんだろうな、と思いました。で、それが最後まで組み上がったときに、ゆきだったり、ほかのキャラクターの新しい表情が見えるのかな? と。なのでぜひ寝落ちせずに(笑)、リアルタイムで楽しんで見てみてください。

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■TVアニメ「がっこうぐらし!」
TOKYO MX:毎週木曜 23時30分~
サンテレビ:毎週木曜 24時30分~
BS11:毎週木曜 24時30分~
AT-X 毎週木曜 21時30分~ ※リピート放送あり

(C)Nitroplus/海法紀光・千葉サドル・芳文社/がっこうぐらし!製作委員会

《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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