漫画「ハイスコアガール」出版・販売が継続可能に、スクエニとSNKが和解

スクウェア・エニックスは、漫画「ハイスコアガール」に関しSNKプレイモアとの間で生じていた刑事および民事の紛争について、2015年8月24日付で和解が成立したと発表しました。

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「ハイスコアガール」
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スクウェア・エニックスは、漫画「ハイスコアガール」に関しSNKプレイモアとの間で生じていた刑事および民事の紛争について、2015年8月24日付で和解が成立したと発表しました。

漫画「ハイスコアガール」(著作:押切蓮介)は、90年台のビデオゲームを題材にしたラブコメ作品です。本作では実在のゲームタイトルとそのキャラクターが作中に多数登場していますが、一部タイトルにおいては許諾が取られておらず、2014年5月にSNKプレイモアがスクウェア・エニックスおよび同社出版部門の関係者を刑事告訴していました。

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今回は、両社およびSNKプレイモアの大株主であるLedo Millennium Co., Ltd.の間で、今後は各社のコンテンツを利用した新たな協業機会の創出を可能にするため「本件紛争を早期に解決すべき」との合意に至り、和解が成立。刑事告訴は取り消され、訴訟も取り下げとなり、「ハイスコアガール」の出版・販売が継続できることになりました。

《すしし》

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