
今回は、特定のキャラクターというわけではなく、クライムオープンワールド『Saints Row 4』のDLCとして配信された「Anime Pack」からエントリー。これはその名の通り、日本アニメ調な髪型や服装を追加します。
クラウド風ヘアーやネギ好きバーチャルアイドル風ツインテール風髪型が特徴的です。特にクラウド風ヘアーはサイヤ人要素も多少混じっていますが、本人顔負けのとげとげしいツンツンも再現しています。

「All your base are belong to us」という間違えた翻訳で知られる横スクロールシューティングゲーム『ゼロウィング』からはこのセリフを発した張本人、宇宙海賊CATSの髪型が登場。系統としては重力無視の直立型ですが、登場シーンでは上部が見切れているため、某漫画の主人公のように長く続いているのかと想像させてくれる余地を残す興味深いキャラクターと言えるでしょう。

街づくりシミュレーションゲームの金字塔『シムシティ』シリーズのスーパーファミコン版や『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズに登場する市長の助役Dr.ライトはある意味で"真ん中分け"なユニークな髪型を持っています。ハートマーク、あるいは緑色の卵が2個頭にくっついているかのように見えなくもないですが、それよりも触り心地が気になってしまいます。

1987年に生まれた横スクロールアクション『ロックマン』における最大の宿敵Dr.ワイリーもなかなかな奇抜ヘアーの持ち主。三島平八と同じように重力を無視した白髪を持っており、頭に羽が生えたかのような印象を与えてくれます。
シリーズ作品を重ねても髪型は大きく変わらず、若返りなどもしていないので、いつか昔の姿が見れることに期待したいですね。

カプコンの人気シリーズ『ストリートファイター』でお馴染みのアメリカ軍人ガイルはシーモアと同じく整髪料過多の髪型で知られています。初期作品ではさながらパイナップルのようにしか見えませんでしたが、シリーズ続編やスピンオフ作品を経て、円錐台らしい髪型に定着。
しかし、なおもどのような構造になっているのかは謎のままです。ちなみに1994年公開の実写版「ストリートファイター」では、ジャン=クロード・ヴァン・ダムがガイルを演じましたが、髪型はとても現実的な短髪になっていました。

最後のおまけとして登場したのは、『TES IV: Oblivion』の「熱狂的なファン」です。髪型は玉ねぎのような形をしており、実際、そのように揶揄したプレイヤーも多いのではないでしょうか。このキャラクターは闘技場でチャンピオンになると主人公にまとわりついてきますが、役にまったく立たないうえに死んでも新玉ねぎとして何度も現れるため、プレイヤーを幾度となくイラつかせました。
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いかがだったでしょうか。主に重力を完全無視した髪型が多かったですが、やはりどれも不思議な髪型ばかり。筆者個人の好みを言うのであれば、シーモア=グアドの髪型をみたときの衝撃はいまだに筆舌に尽くしがたいものがあります。記事の都合上、同じシリーズのキャラクターは1人のみの紹介ですが、『ファイナルファンタジー8』のアルティシミアもなかなかな髪型ですね。
読者の皆さんが知っているおかしな髪型を持つキャラクターで、これが載っていない!というキャラクターがいれば、コメント欄で教えてください。
記事提供元: Game*Spark