【インタビュー】“おっぱい”と口にすると胸が膨らんじゃうプロデューサーに『オメガラビリンス』の魅力をたっぷり訊いた

ディースリー・パブリッシャーが今年の8月5日に発表したPS Vitaソフト『オメガラビリンス』は、特設サイトにいる女の子の胸をタッチするという、前代未聞の「タッチスターター」を経て明らかとなったタイトルです。

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【インタビュー】“おっぱい”と口にすると胸が膨らんじゃうプロデューサーに『オメガラビリンス』の魅力をたっぷり訊いた
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◆ハラが減ったら“おっぱい”を育てろ!



──それではいよいよ、ゲームの本質へと迫りたいと思います。まず、「ローグライクRPG」という部分に関してですが、どれくらいの難易度になりそうでしょうか。

臼田氏:言葉では表現しづらいのですが、これまでローグライクRPGに触れてこなかったユーザーの方にも遊んでもらえるように意識しているので、何度も挑戦すればストーリーを最後までクリアできるようになっています。

──ローグライクRPGの魅力のひとつである、トライ&エラーですね。

臼田氏:また、ローグライクRPGが好きな人たちにも満足してもらえるよう、ストーリークリア後のやり込み要素も色々用意しています。なので、初心者からローグライクRPGに目がない人まで、幅広いユーザーに楽しんでもらえる難易度になっています。

──なるほど。何度も伺っている通り、“おっぱい”だけのゲームではないと。ちなみにローグライクRPGということで、物語的なルートは一つと考えていいのでしょうか。

臼田氏:そうですね、本筋の物語がひとつドンとあって、あとサブシナリオが用意されています。物語のテイストは、少年マンガのような青春モノの要素も色濃いですね。愛那がダンジョンに潜る最初の動機である「胸を大きくしたい!」というのは、ギャルのパンティーが欲しくて「何でも願いを叶えてくれる7つの玉」を集めるのと同じレベルなんですよ(笑)。

──あ、確かに(笑)。

臼田氏:ですがそういった流れから徐々に、洞窟の謎に迫っていったり、他のメンバーと友情を築いていくといったストーリーが展開していきます。


──愛那以外のメンバーも、それぞれダンジョンに潜る理由がありますか?

臼田氏:まだ詳しくは言えないんですが、もちろんあります。ダンジョンの中で色んな葛藤があり、それを乗り越えて、ヒロインたちが成長していく物語となっています。

──では、各キャラクターを詳しく掘り下げる展開なども含まれているわけですね。

臼田氏:特定のキャラクターじゃないと行けないダンジョンがありまして、そこで各キャラクターを掘り下げるシナリオが楽しめます。

──物語に関する面も期待が膨らみますね。楽しみにしています。愛那を含め、ダンジョンに挑む5人のヒロインが主な登場人物と思っていいんでしょうか。

臼田氏:メインは5人ですが、彼女たちにはない大人の魅力を持ったサブキャラクターが登場します。“おっぱい”もボインボインな(笑)。あとは、“おっぱい”が好きな妖精・パイちゃんも存在感たっぷりです。

──あ、ナビゲートもしてくれる妖精ですね。

臼田氏:パイは、ダンジョンにもついてきてくれます。愛那たちが焦っているような場面でも、ひとり脳天気に振る舞うムードメーカーですね。


──魅力的な登場人物にも注目ですね。ちなみに、愛那たちの“おっぱい”が膨らむ原因となる、女子力を具現化した「ωパワー」に関してですが、“おっぱい”の膨らみに応じてステータスも上がるんですよね?

臼田氏:はい。胸のサイズが上がるたびに、ステータスが上昇し、HPと満腹度が全快します。ちなみに愛那は、平常時の“おっぱい”が一番小さく、また初期ステータスも低いです。その反面、“おっぱい”が大きくなる頻度が他のヒロインよりも多いため、HPや満腹度が回復する機会も多いんです。そのため、長くダンジョンに挑む際には有利なキャラクターでもあります。

──なるほど。最初から“おっぱい”が大きいキャラクターは、初期ステータスは高いものの、回復する機会が減るわけですね。攻略の手段と“おっぱい”のサイズが直結しているとは、流石です。

臼田氏:ユーザーのプレイスタイルや攻略したい局面に応じたチョイスも重要ですね。

──ステータスアップも大きな恩恵ですが、ローグライクRPGという点を踏まえると、HPや満腹度の回復は大きいですね。お腹が減った時には、“おっぱい”を育てて乗り越える手段もあると(笑)。

臼田氏:「パンがなければ、パイを育てればいいじゃない」という訳です(笑)。


──“おっぱい”を戦略的に成長させるんですね(笑)。あと戦略と言えば、武器や盾などの装備も重要ですが、この他にも装備できるものがあるんですよね。

臼田氏:まず武器に関してですが、剣だけでなく、槍や鎌など、色んなカテゴリーの武器があります。武器ごとに特徴が異なるので、好みや戦略に応じて変更してください。また、防具は盾のみなんですが、アクセサリー的なものとして、“パンツ”と“ブラ”があります。

──まさに“装備”するものですね。

臼田氏:“パンツ”や“ブラ”を装備すると、防御力が上がったり特殊効果が付いたりします。更に、組み合わせによってはセット効果が発生するのもあるので、それも是非探してみてください。

──ちなみに“パンツ”や“ブラ”は、ダンジョンで入手できるんでしょうか。

臼田氏:はい。ダンジョンにはパンだけじゃなく、パンツも落ちているわけです(笑)。ダンジョンに落ちているパンツを拾って身に付けるという、ちょっとアヤしい感じですね。


──そのほかにも、ダンジョンにおける本作ならではの要素はありますか?

臼田氏:ゲーム性に関しては本当に正統派なローグライクRPGですが、ストーリーが進むに連れて、仲間の女の子達がボスに囚われてしまうことがあります。モンスターに絡め取られている彼女たちは、画面をタッチして救出することが可能です。

──PS Vitaのタッチスクリーンが大活躍する場面ですね。

臼田氏:ちなみに、助け出すためにはモンスターの触手やらスライムやらをタッチするんですが、女の子の“おっぱい”や“おしり”もタッチできますし、ぷるんぷるんと揺れます(笑)。救出には関係ありませんが、ペナルティはないので、彼女たちを助けつつ“おっぱい”なども触ってみてください。

──救出に関係なくても触ってしまうのは不可抗力ですよね(笑)。

臼田氏:そうそう、不可抗力なんです(笑)。


──つい“偶然”触れてしまうこともある“おっぱい”ですが(笑)、意図的に触らざるを得ないケースもありますよね。“おっぱい”に挟んで正体不明のアイテムを判別する「鑑定」というのも、本作の目を引く部分のひとつです。このシステムは、どのように生まれたのですか?

臼田氏:巷には“おっぱい占い”というものがあると聞いたことがありまして。そこから、「“おっぱい占い”があるなら“おっぱい鑑定”があってもいいのではないか?」という話になりました。

──その発想の展開も凄いですね。

臼田氏:そして、「“おっぱい”を生かすなら・・・挟むしかないよね」と(笑)。正体不明のアイテムには不確定物質が溜まっているので、ωパワーを注入して不確定物質をヌクという形になります。

──“おっぱい”で(不確定物質を)ヌク、という(笑)。

臼田氏:ちなみにこの部分に関しては、何のマーケティングもなく、ただの思いつきです(笑)。「あったら面白いよね」という勢いで導入を決めました。


──勢いで導入されたんですね(笑)。では、キャラクターの強化に関わるという「悶絶☆覚醒」に関しても詳しくお聞かせください。

臼田氏:ダンジョンを探索していると、ωパワーが凝縮された「悶絶香」というアイテムが手に入ります。それを焚くと女の子が興奮状態になっていろんな妄想をはじめるので、その間に彼女たちのビンカンスポットをタッチすることで悶絶香に込められたωパワーが女の子に注入されるんです。

「悶絶☆覚醒」を行うことで、HPや攻撃といった初期ステータスがアップし、さらにスキルも修得できます。スキルは5人それぞれで異なり、敵にダメージを与えるものや仲間を支援するもの、HPを回復するものなど、様々あります。


──攻略にも関わる大事な要素ですね。ゲーム性に関する内容やこだわりなど、たっぷり聞かせていただきましたが、“おっぱい”方面での更なる要素などはありますか?

臼田氏:そうですね……先ほど、女の子を救出する時にタッチできるという話をしましたが、実は救出時以外にも彼女たちにタッチすることが可能なんです。

──タッチできるのは、どんな状況なんですか?

臼田氏:女の子のイラストが表示されていれば、基本的にいつでも触れます。ダンジョン探索中も左上に女の子が表示されているので、その“おっぱい”をぷるんぷるん振るわせながらダンジョン探索に挑むことができます(笑)。もちろん女の子も反応してくれるので、お楽しみに。ちなみにこのシステムの名前は「パイ・タッチ・アクション」、略して「PTA」です!

──PTA!?

臼田氏:舞台になっているアンベリール女学園にはPTA(Parent Teacher Association)がないので、いつもでPTA(パイ・タッチ・アクション)ができるんです!

──PTAがないからPTAができる! なんだか不思議な感じですけど、よく分かります(笑)。ちなみに、ヒロイン5人以外へのPTAも可能ですか?

臼田氏:はい。先ほど話したサブキャラクターの大人なお姉さんはもちろん、妖精のパイに対してもPTAは可能です。小ぶりなパイのパイもご堪能ください(笑)。

──パイのパイ(笑)! いつも脳天気な彼女の、ちょっと恥じらう姿とかも見られるわけですね。

臼田氏:はい、いつでもどこでもPTAを楽しんでください(笑)。


──それでは少し難しい質問かと思いますが、『オメガラビリンス』の魅力をずばりお聞かせください。

臼田氏:まだ発表したばかりなので、美少女キャラクターであったり、“おっぱい”などの要素が目立ちますが、もちろんゲーム部分にもかなりのこだわりを持って製作しているので、ローグライクRPGが好きな方にとっても満足してもらえる一作になっています。「がっつり“ローグライクRPG”、どっぷり“おっぱい”」が、『オメガラビリンス』の魅力ですね。

──見れば可愛く、遊ぶと面白い、と。

臼田氏:あと、セクシー要素に関して補足が少しあります。これも重要なポイントだと思いますが、「鑑定」や「悶絶☆覚醒」は、プレイヤーが自由にスキップできるようになっています。気分がノっている時はしっかり楽しんでもらい、「今はセクシー要素はちょっと・・・」という時はスキップして遊べます。

──RPG部分に熱中したい時とかもありますしね。

臼田氏:セクシー要素をプレイヤーに押しつけたくないと思っているんです。ユーザーさんのテンションやナニかが盛り上がっている時など、好きな時に楽しんでもらいたいんですよ。

──ちなみにスキップすると、デメリットなどはありますか?

臼田氏:「悶絶☆覚醒」に関しては、タッチした方がよりレベルが上がりやすいんですが、スキップしてもある程度レベルは上がります。「鑑定」に関しては、スキップしても結果は変わらないので、安心してください。好きな時、好きな場所、好きな気分の時に、ヌイていただければと(笑)。

──不確定物質を、ですね?(笑)

臼田氏:ええ、不確定物質を、です(笑)。

◆『オメガラビリンス』が見せる魅力、そして夢



──「タッチスターター」など、記憶に残る告知が行われた『オメガラビリンス』ですが、今後もまた個性的な告知展開などを考えていますか?

臼田氏:正直、今のところまだ何も決まっていません(笑)。ですがやるとすれば、第一弾、第二弾の「タッチスターター」を超えるインパクトのある、くだらないことを全力でやりたいと思っています。もし、メディアの方々からも何か面白い企画をいただけるようなら、なんでもウェルカムです!

──了解しました。ウチでも何か思いついた時には、提案させていただきます(笑)。ちなみに『オメガラビリンス』を作るうえで、意識している作品などはありますか? ゲームだけでなく、アニメや漫画なども含めて。

臼田氏:“おっぱい”に限らず、可愛い女の子が出てくるゲームやアニメ、漫画などは、色々とチェックしていますね。特に僕自身が根っからのゲーム好きなので、同じようなユーザーさんをターゲットにしているゲームは、大体プレイしており、参考にさせていただいております。

いい意味で意識している他社さんのゲームに負けたくない、という気持ちも無論ありますが、『オメガラビリンス』のようなゲームが好きなユーザーさんをもっと増やしていければいいなという思いを持って、ゲームを作っています。

──なるほど。切磋琢磨する相手でもあり、共に盛り上げる関係でもあるわけですね。

臼田氏:ちなみに一番リスペクトしているのは・・・忍者のおっぱいゲームですね!

──言及はあえてしませんが、よく分かります(笑)。では、これは予定などではなく、あくまで臼田さん個人の希望で構いませんが、『オメガラビリンス』のアニメ化などのメディア展開、また続編への意欲はあるでしょうか。

臼田氏:今は『オメガラビリンス』の製作がまっただ中なので、『2』を作りたいとかはまだ考えてはいません。ですが、多くのユーザーさんにご支持いただけましたらもちろん続編も作りたいですし、アニメ化やグッズなどもぜひ展開したいです。夢としてはまず、フィギュア化ですね。『オメガラビリンス』のキャラクターをフィギュア化してくれる会社さんを、広く募集中です(笑)。

──いいですね、フィギュア化(笑)。胸は、別パーツで付け替え可能ですね?

臼田氏:小さいの、中くらい、最大サイズの3パターン欲しいですね。是非やって欲しいですね。僕は10個買いますよ、公言します(笑)。

また、これはユーザーさんへのお願いになりますが、本作をプレイした感想などを教えてもらえるとすごく嬉しいです。今後の励みにもなりますし、その反応を何らかのタイトルで生かしていこうと思います。

──ご意見・ご要望も随時募集、ですね。

臼田氏:できれば、ユーザーさんと一緒に育てていけるコンテンツにしていきたいと考えているので、よろしくお願いします。

──コンテンツを共に育てつつ、ゲームでは“おっぱい”を育てて欲しいと(笑)。

臼田氏:“おっぱい”は本能ですから(笑)。小さい頃に触れた母性的なイメージが“おっぱい”にはあるので、安心しますよね。“おっぱい”が嫌いな人なんていないと断言しますが(笑)、その中でも好みは千差万別だと思うんですよ。ですが『オメガラビリンス』には、愛那のような控えめ“おっぱい”や、美玲みたいな豊かな“おっぱい”など、色んな“おっぱい”があります。

──よりどりみどりですね。

臼田氏:全ての“おっぱい”がここにあるRPG、『オメガラビリンス』!

──おお! 綺麗にまとまってしまいました(笑)。

臼田氏:ちなみに、胸が大きい状態でも小さい時でも、「鑑定」は可能です。お好みの状態で満喫してください(笑)。

──「鑑定」も好みのサイズで楽しめるんですね(笑)。では最後に、早く「鑑定」を楽しみたい人から、ローグライクRPGをじっくり遊びたい方まで、『オメガラビリンス』を待ち望むユーザーに向けたメッセージをお願いします。

臼田氏:先日まで公式サイトなどでアンケートを実施していたんですが、僕たちの想像以上に色々なご意見をいただいております。「期待している」という声をたくさんいただき、僕たちにとってこれ以上ない励みになっていますので、その声にお応えできるようにいたします。発売日は11月19日予定ですので、それまでユーザーのみなさんは、期待に胸とか“何か”をパンパンに膨らませてお待ちいただけた嬉しいです。(笑)。

おっぱい”好きな方々にも満足してもらえるよう、たっぷりフィーチャーしたゲームになっています。今はまだお知らせできていない要素もたくさんあるので、今後の新情報もお楽しみに!

──本日はありがとうございました。

臼田氏:僕のことは嫌いになっても、“おっぱい”と『オメガラビリンス』のことは嫌いにならないでくださいっ!(笑)

──最後の最後まで、色んな意味でありがとうございます!(笑)

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆


おっぱい”への情熱がωパワーの如くあふれ出し、おそらくステータスが最大値になるほどの爆乳になってしまった臼田氏。その恐れを知っていながらも、“おっぱい”という単語を躊躇せず口に出すその一貫した姿勢に、並ならぬこだわりと意気込みを感じるインタビューでした。なおこの記事内だけでも臼田氏は、40を越す“おっぱい”発言を行いましたが、インタビューでは更に多くの“おっぱい”が飛び交っていたことも付け足しておきます。


そしてもうひとつ余談となりますが、ダンジョンから戻ってきた愛那のように、部屋から出た臼田氏の胸は小さくなり、ささやかなサイズとなりました。元に戻ったワケなので、これはむしろ「めでたしめでたし」のはずですが、臼田氏の表情がどこか寂しげなのは気のせいでしょうか・・・。もう帰ってこない臼田氏の胸の代わりに、愛那たちの“おっぱい”を『オメガラビリンス』で育ててあげてください。


『オメガラビリンス』は2015年11月19日発売予定。価格は、パッケージ版が6,800円(税抜)、ダウンロード版が6,000円(税抜)です。

(C)2015 Matrix
(C)2015 D3 PUBLISHER
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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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