【TGS2015】有料DLCなし、荒木先生監修ストーリー…まさに天国への扉が開いた『ジョジョEoH』ステージ

先週、待望の発売日が明らかとなった、PS4/PS3ソフト『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』。前作の2D対戦格闘から一転し、360度動き回れるフリーランな3D対戦アクションとして登場する一作です。

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【TGS2015】有料DLCなし、荒木先生監修ストーリー…まさに天国への扉が開いた『ジョジョEoH』ステージ
【TGS2015】有料DLCなし、荒木先生監修ストーリー…まさに天国への扉が開いた『ジョジョEoH』ステージ 全 10 枚 拡大写真
先週、待望の発売日が明らかとなった、PS4/PS3ソフト『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』。前作の2D対戦格闘から一転し、360度動き回れるフリーランな3D対戦アクションとして登場する一作です。

ゲーム性は大きく変えながらも、ジャンル名には「スタイリッシュ」と「ジョジョアクション」が今回も盛り込まれており、個性極まる世界観の再現に関するこだわりは健在。更に原作ファンの心を突き動かす要素をたっぷりと搭載し、発売日となる12月17日に向けた動きが本格化し始めました。


その口火を切る形となったのは、東京ゲームショウのバンダイナムコエンターテインメントブースにて9月20日に行われたステージイベント「“天国”への扉は開かれる・・・! 『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』ドドドドド ステージ」です。

本作のプロデューサーを務めるバンダイナムコエンターテインメントの新野範聰氏、サイバーコネクトツーの代表であり本作のディレクターでもある松山洋氏、そして本作に登場するスピードワゴンを演じた上田燿司さんが、期待と興奮に包まれたユーザーたちの前へと登壇。


松山氏は、岸辺露伴の衣装を徹底再現したコスチュームに身を包み、新野氏は新たな「ジョジョ」ネクタイを着用。上田さんもスピードワゴンを意識した帽子に加え、紫の差し色を胸に添えるという小粋な姿を披露し、見た目も「ジョジョ」一色のステージが幕を開けます。


まずは本作のおさらいと見逃せない情報を兼ねた紹介から始まり、時代や世界、そして敵味方を超えて自由にコンビを結成するタッグ要素や、立体的なフィールドを自由に駆けめぐるバトルに加え、原作者・荒木飛呂彦先生が監修したオリジナルストーリーの搭載などが伝えられました。荒木先生から4度に渡って修正を受けたこのストーリーは、第1部から第8部までのキャラクターが入り乱れる、見応えたっぷりの内容とのことです。

続いては、第4部の東方仗助&広瀬康一&虹村億泰の勝利セリフカスタムボイスセットが手に入るプロダクトコードが付属する「LAWSON」の購入者限定特典や、PlayStation4 刻印モデル、J-WORLD TOKYOとのコラボレーションなどの発表が相次ぎます。

更に、本作のWEB番組の開始も判明。この番組には、松山氏・新野氏と共に、お笑い芸人であり「ジョジョ」好きとしても知られているケンドーコバヤシさんも出演。手に汗握るトーナメントをお贈りするこの番組は、10月より配信予定です。

また情報公開だけでなく、最新PVもお披露目に。「ジョジョ」ファンにはお馴染みの、トニオと露伴の原作シーンをモチーフとした導入から始まるこの映像には、前作から引き続き登場する豪華な面々から本作初登場のキャラクターまで一挙登場し、それぞれが持つ独特な能力を惜しげもなく披露します。こちらは既に公開済みなので、気になる方は直接ご覧ください。


YouTube 動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=vvKQ4EbMPU8

映像公開の後は、『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューターズ』プロデューサーの本間健太郎氏も加わり、本作のタッグバトルをステージ上で実演。普段ゲームをしない上田さんを松山氏がフォローする形でタッグを組み、新野氏&本間氏のペアに立ち向かいます。


上田さんの使用キャラクターはやはりスピードワゴン。しかもスピードワゴンを演じながらプレイに臨むというファンサービスも織り交ぜつつ、松山氏のジョナサンとコンビプレイを発揮します。とはいえ、やはり慣れていないため、敵を見失い翻弄する場面も。


本間氏は「太郎」繋がりで承太郎を、新野氏は「のりあき」繋がりの花京院を選択。激戦が繰り広げられていきますが、真っ先に倒れたのは花京院。ちなみに本作では、やられた後も「ビジョン」という形で戦いをそのまま観戦することができる上に、直接ダメージを与えることはできないものの、ひとつだけスキルを使って妨害ができるそうです。倒れた後も仲間を援護できるのは嬉しいポイントです。


なお今回のバトルは、スピードワゴン&ジョナサンが「ドキューーーーン」と勝利を収めます。ですが興奮のピークは、まだもうひとつ先にありました。このステージイベントのラストでは、ストーリーモードの冒頭ダイジェスト映像を会場限定で先行公開。第3部の最終決戦から始まったこの映像は、他の部とのクロスオーバーを感じさせる意味深な要素も盛り込まれており、承太郎とスピードワゴンが出会った瞬間で幕を閉じます。


本作におけるスピードワゴンは、1部から8部を繋ぐ役割も担っています。それを踏まえると、大きな始まりを予感させる展開と言えるでしょう。また、本作のタイトルにある「アイズオブヘブン」は、ストーリーモードを指している言葉とのこと。このワードが物語にどのような形で盛り込まれているのか、プレイする楽しみが更に増えました。


有料DLCは一切ないという嬉しい発言も飛び出したこのステージイベントは、ユーザーが望んだ「ジョジョ」ゲーへと繋がる“天国”への扉となったのか。その答えは、12月17日に判明することでしょう。更なる続報を待ちながら、発売日を楽しみにしておきましょう。

『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』は2015年12月17日発売予定。価格は、PS4版が8,200円(税抜)、PS3版が7,200円(税抜)です。

(C)荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会
(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険SC製作委員会
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(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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