本作のユニークな点はその切り口のみならず、漫画全編を“ドット絵”で描いている点です。しかもただのドット絵ではなく、「3色縛り」をはじめとする“ファミコンで表現できる描画能力”に準拠しており、日下一郎氏による徹底されたこだわりの制作体制で生み出されています。
「この漫画は、懐かしくてそして新しい」と堀井雄二氏も絶賛する本作の1巻が今年の5月8日に発売されましたが、ファン待望の2巻の発売日がこのたび決定しました。約一ヶ月後となる11月9日に、「ファイナルリクエスト」2巻がリリースされます。
「ファイナルリクエスト」単行本第二巻 2015年11/9日発売予定LINEステッカーも販売開始しました！ http://t.co/EvnPfwsWL1 … pic.twitter.com/ZMCxKfSC3m
— 日下一郎 Ichirou Kuska (@ichiroukusaka) 2015, 10月 5また、本作のLINEスタンプも配信を開始。お馴染みの面々のアップや全身が、台詞つきで登場しています。「うむ。そのとおりだ」や「なぜ それを はやくいわん！」など、汎用性の高さも備えており、使いやすさも抜群です。
ちなみにこのスタンプ、日下氏によれば去年の今頃申請に出したものが、本日審査を通ったのこと。本人曰く「すでにブームは過ぎまくってるような気もしますが」とのことですが、2巻の発売が決定したこのタイミングというのは、何らかの縁のようなものも感じてしまいます。
長くゲームを遊んでいると、世界を救うことも少なくありません。クリアと共にユーザーはそのゲームを離れてしまうことが多々ありますが、終わったはずの世界を舞台とするこの物語は「そんな僕らのために描いたお話です」と日下氏は述べています。2巻では、果たしてどんな展開が待ち受けているのか。11月9日を心待ちにしておきましょう。
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