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シリーズ最新作『ゼルダの伝説 トライフォース3銃士』は3人で力を合わせて試練に挑むアクションゲーム。協力プレイのゼルダと言えば『4つの剣』を思い出しますね。あのころ筆者は基本一人プレイでした、ええ。本作はインターネットで繋がった相手と一期一会の冒険を楽しむことが可能。いい時代になったものです。インターネットでフレンドと合流することもできるし、ソフト1本でローカルにてダウンロードプレイも可能。もちろんおひとりさまでも遊べます。
本作の特徴は2人、または3人で肩車する「トーテム」。高い位置の仕掛けやモンスターを倒すときに使います。誰を担ぐか、誰に担がれるかが攻略の肝。また、ステージクリアごとに手に入る「素材」を使って特殊効果が付与された服を作り、さまざまなダンジョンを攻略していきます。ステージに有効的な服を選ぶもよし、出落ちを狙うもよし。リンクの女装や着ぐるみは一見の価値あり!
そして『ゼルダ』と言えばさまざまなアイテム。本作ではステージごとに使えるアイテムが違います。弓×1、爆弾×2という場合もあるので、服の効果を見ながら自分の役割を考えてアイテムを選択し行動することが大切です。
インターネット通信時のコミュニケーションはタッチパネル側の8つのアイコンを押すことで可能。たったこれだけですが、なんとなくコミュニケーションが取れてしまうから不思議。難しい仕掛けを解いた時やボスを撃破した時には「サムズアップ」のアイコンを乱れ撃ちです!(ちなみに筆者は「ゴメン」アイコンをよく使います)。
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開封と同時にインターネットプレイに飛び込んだ筆者。よく訓練されたゼルダ脳の持ち主だと自負していたのですが、「トーテム」を使った新たなアクションに戸惑いミス連発。仲間の「アイテム」指示をひたすら無視したり、3人トーテムが必要なのにあさっての方向に行ったり…察しの悪い勇者と化してしまいました。これぞまさに傍若無人!! いやいやむしろ老人介護の域。
筆者のようにいきなりインターネットプレイに身を投じて足を引っ張るのはいやだなぁと思ったアナタ! そんなあなたにはひとりプレイが待っています。ここで謎を解いてからオンラインデビューすれば無問題!
ホンネ君「ひとりプレイで訓練した後オンラインに行ってドヤ顔で指示を出すのやめろ」 はい、その通り…
『ゼルダの伝説 トライフォース3銃士』はパッケージ版、ダウンロード版ともに5,076円(税込)で発売中。
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みかめ ゆきよみ
ゲーム好き、日本史好きの漫画家兼フリーライター。ゲームはジャンル問わず下手の横好きでなんにでも手を出す。歴史マンガ、コラム、イラストなど雑多に活動中。
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