これらのコントローラーを用いたゲームプレイは非常に面白く、一般的なコントローラーでは決して味わえないゲームプレイを提供してくれますが、使用用途が限られているのが難点。そんな中、海外で『Objects In Space』というPC向けゲームの開発が進められています。
『Objects In Space』はFlat Earth Gamesによるスペースコンバットトレーディングゲームで、プレイヤーは宇宙商船の艦長となって広大な宇宙を探索。時には海賊や犯罪組織と戦うこともありますが、なんと画面には宇宙空間などは一切表示されず、見えるのは“コクピットに映るモニター”のみ。
プレイヤーは、レーダーや様々な計器が表示する情報を元に宇宙船を操作必要があり、ミサイルによる攻撃、宇宙空間への移動、物資や敵の索敵といったあらゆる行動の結果はモニターからしか得ることができないのです。
このゲームシステムから既に予測されているかもしれませんが、本作には専用コントローラーをサポートする機能が搭載されています。それが「バーチャルシリアルポート」というシステムで、なんと様々なサードパーティー製コントローラーに対応しているだけではなく、自作コントローラーを認識させることも可能。『ファーミングシミュレーター』と『鉄騎』の専用コントローラーを両方使うことも理論的には可能ですので、自作デバイス含めて組み合わせ方は無限大。押入れに眠っているコントローラーたちを再び活用することができるのです。
公式ブログではその一例が画像で紹介されており、操作カスタマイズの一部が紹介されています。
『Objects In Space』は2016年発売予定で、価格は未定です。