3D仮想空間「セカンドライフ」の生みの親、新たなVR仮想空間の最新デモ動画を公開
3D仮想空間「Second Life」を運営する米Linden Labの創業者として知られているシリアル・アントレプレナーのPhilip Rosedale氏による新会社「High Fidelity」が、現在同社が開発中の新たな3D仮想空間の最新デモ動画を公開している。
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Philip Rosedale氏は高校生時代に低ビットレート会議システム「FreeVue」を開発して起業し、その後同社を動画配信ソフトを提供するRealNetworksに売却する形で移籍しVice PresidentとCTOを務め、さらにその後ベンチャーキャピタルのAccel Partnersに参加。1999年に3D仮想空間「Second Life」を開発・運営するLinden Labを設立し2008年に辞任するまでCEOを務め、Linden Labを去った後も複数の会社を設立しているシリアル・アントレプレナー。
「High Fidelity」は2013年に新しい3D仮想空間を開発するため同氏によって設立されたスタートアップで、既にGoogle Venturesら複数のベンチャーキャピタルより資金調達を行なっている。
現在開発中の仮想空間はVRヘッドマウントディスプレイやセンサーに対応しており、よりリアルタイムに他のユーザーと交流できるプラットフォームとなっており、ユーザーの表情をトラッキングしてそれをアバターの顔にも反映したり、モーションコントローラーを併用して体の動きそのものをアバターのモーションに反映したりといったことが可能で、さらに他のユーザーと一緒にオブジェクト(積み木)を動かして遊んだり、複数のユーザーが同時に他の場所へテレポートしたりとSecond Lifeの機能をアップグレードしたような機能もあるようだ。
記事提供元: vsmedia
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