ロンドン、ゲーム産業支援プロジェクト「Games London」を発表…市長が『マイクラ』で解説

英ロンドン市は、ビデオゲーム産業の活性化を目的としたプロジェクト「Games London」を発足し、120万ポンド(約2億円)を投じると発表しました。

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英ロンドン市は、ビデオゲーム産業の活性化を目的としたプロジェクト「Games London」を発足し、120万ポンド(約2億円)を投じると発表しました。

英ガーディアン紙の報道によると、120万ポンドの出資を行うのは、複数の企業とロンドン市によって構成され、ロンドン市長が議長を務める団体London Enterprise Panel。映画・メディアエージェンシー会社Film Londonとビデオゲーム業界団体Ukieが中心となりプロジェクトが進められるそうです。

2012年を最後に開催されていなかった大規模ゲームイベント「London Games Festival」も、「Games London」プロジェクトの一環として復活。4月1日から10日まで、サマセット・ハウスなどロンドンの10箇所の施設にわたり開催予定で、4月7日には英国アカデミー賞ゲーム部門の授賞式も行われます。



「Games London」の発表にあわせ、『マインクラフト』で再現されたロンドンの街から、市長であるボリス・ジョンソン氏が「Games London」を解説するというユニークなプロモーション動画も公開されています。ジョンソン氏によると、「Games London」は3年がかりのプロジェクトで、1000万ポンドの経済効果と300の雇用創出を見込んでいるとのこと。

英国では、文化相エド・バイゼイ氏により率先して行われていたビデオゲーム産業への支援ですが、ロンドン市による「Games London」が加わったことでさらなる産業の活性化が期待できそうです。

記事提供元: Game*Spark

《Game*Spark》

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