『あんスタ』中国進出、ターゲットユーザーは約8,400万人

Happy Elements Holdingsは、iOS/Androidアプリ『あんさんぶるスターズ!』の中国展開を発表しました。

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『あんスタ』中国進出、ターゲットユーザーは約8,400万人
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Happy Elements Holdingsは、iOS/Androidアプリ『あんさんぶるスターズ!』の中国展開を発表しました。

アイドル養成学校の男子高校生達と共にトップアイドルを目指す、アイドル育成プロデュースゲーム『あんさんぶるスターズ!』。日本ではすでに150万ダウンロード(2016年3月時点)を超える人気ぶりを獲得。またゲームだけにとどまらず、コミック、CD、グッズなど幅広い活躍を見せていますが、このたび更なる展開となる中国進出が明らかとなりました。


『あんさんぶるスターズ!』の中国版となる『偶像梦幻祭』は、2016年夏に、Tencent Holdingsのプラットフォームに独占配信する予定とのこと。中国版へのカルチャライズ・ローカライズは、Happy Elements Holdingsの北京スタジオが担当し、現在事前登録を受け付け中です。


2016年3月25日に北京国家会議センターに開催されたTencent年度発表会「UP2016」に、Happy Elements HoldingsのCEOであるHaining Wangが登壇し、「『あんさんぶるスターズ!』が、Tencentの2016年女性向け重点アプリゲームになれることを非常にうれしく思っています。今回両社の提携で『あんさんぶるスターズ!』が、中国における女性向けのアイドル育成ゲームで最も人気のあるタイトルになることを期待しております」と述べました。

中国の調査会社「iResarch」によれば、中国市場では男性向けのアプリ・ゲームが多くを占めている状況にあるにも関わらず、2015年の中国ACGユーザー(ACG: Anime(アニメ)、Comic(漫画)、Game(ゲーム)を合わせた領域のこと)のうち女性は約38%(約8,400万人)と、大きな成長を遂げている模様。女性ACGユーザーの増加と中国版『あんさんぶるスターズ!』がどのように噛み合うのか、今後の動向が興味深いばかりです。

(C) Happy Elements Holdings Limited.

《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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