【インタビュー】『バレットガールズ2』どう見てもアヘってる“拘りの表情”に迫る…ボツネタも独占公開

コンシューマの限界に足を踏み入れている『バレットガールズ2』はどのようにして生まれたのか。誰がやりすぎてしまったのか。臼田氏や、SHADEの森山圭氏、高橋良裕氏をお呼びし、その経緯や裏話を伺うべくを行いました

ソニー PSV
【インタビュー】『バレットガールズ2』どう見てもアヘってる“拘りの表情”に迫る…ボツネタも独占公開
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◆好みの乙女を「ア●顔」に! いち早くコツを伝授




──そして、アクションだけじゃないのが『バレットガールズ』の魅力です。『2』になったことで、「尋問特訓」の幅が更に広がりましたが、まずは2人同時に行う「ダブル尋問特訓」についてお聞かせください。

森山氏:密着した2人を同時に尋問できるのが、まず醍醐味ですね。また、2人の口にそれぞれアイテムをくわえさせるのも、かなり刺激的かと思います。

──むしろ、刺激しかないくらいの勢いですよね。

森山氏:あと、関係性のあるキャラ同士をチョイスすることで、特別なかけ合いなどを楽しむこともできます。

──その組み合わせを探すのも楽しそうです。

森山氏:ストーリーを進めていくことで、「このキャラ同士でいけるかも」と分かったりもするので、そこをヒントにしてみるのもお薦めです。あとは、一人ばかりにかまっていると、もう一人が「こっちもやってよ」みたいに言ってくるので、敢えて焦らすプレイも味わえます(笑)。



──男心をくすぐりますねぇ(笑)。

臼田氏:あと、本作の公式Twitterなどでよく、「ダブル尋問特訓の組み合わせは決まっているんですか」という質問をユーザー様からいただくのですが、組み合わせは自由です。本作は一人相手だけでなく二人を相手にシゴけますので、“ゲスの極み“を感じながら思う存分“両成敗”してあげてください(笑)。

──両成敗っ! シゴいて成敗ですね(笑)。そしてこちらも見逃せない、まさかの「逆尋問特訓」ですが、どのような経緯で生まれたのでしょうか?

臼田氏:逆尋問特訓を提案したのは私です。私はどちらかと言えばMなんですが(笑)、今まで出ているゲームは、前作を含めて、女の子をタッチするようなものが多いなと思いまして。女の子から攻めてくるゲームはないな、と。

──なるほど、言われてみると確かに。

臼田氏:私みたいな人もいると思うので、そんな方々に向けて用意してみました。いわば私の欲求を詰め込んだ新要素でして、シェードさんにとっては結構な無茶ぶりだったかなと思います(笑)。

森山氏:結構な無茶ぶりでした(笑)。ゲームとして遊べることが大前提ですから、どのように落とし込むかで苦労しましたね。

臼田氏:高橋さんも苦労されましたか?

高橋氏:個人的には、『1』の時から「やられたいなぁ」という気持ちがちょっとあったので(笑)。



──まさかの同士!?(笑)

臼田氏:そうだったんですか! 今、初めて聞きました(笑)。私だけが乗り気だったのかなって、ずっと思ってたんですよ。

──まさかこんな身近に。

臼田氏:これだけ身近にいたということは、やはりユーザー様の中にも、「逆尋問特訓」を望む方が一定数いるんじゃないかなと思います。今確信しました(笑)。

──「これを待っていたんだ!」という声があがるかもしれませんね。

高橋氏:ちょっと変わった没入感があっていいんですよ、「逆尋問特訓」は。なんか癖になる感じです。

臼田氏:ずっとやられてると、なんかニヤニヤしちゃうんですよね(笑)。



──多くのユーザー様が、未知の扉を開けてしまうかもしれませんね。罪作りなゲームです(笑)。そんな「尋問特訓/逆尋問特訓」を彩ってくれるアイテムもありますが、ずばりお薦めのものはありますか?

臼田氏:今回からの新アイテムで言うと「練乳」ですね。当初は構想になかったものなんです。

──では、どんなきっかけで?

臼田氏:私の上司のプロデューサーがですね、飲みの席で「練乳とかあったら面白いと思うんだけど」と言ってきて。ぶっかけることもできるし、ぶっかけられることもできるぞと。サラリーマンの私は、「はい喜んで!」と次の日の朝すぐにシェードさんに連絡しました(笑)。

──ぶっかけられるって、本当にこれまでにない要素ですよね(笑)。



臼田氏:そんな体験、ゲームでもまずないですよね(笑)。ちなみにこの上司は、前作のアイテム「ちくわ」を思いついた人でもあります。実際、「ちくわ」はかなり好評だったんですよね(笑)。

──実績に裏付けられている提案だったと(笑)。しかし練乳をゲームに中で再現するのは、大変だったのでは?

高橋氏:技術的に難しい面はありましたね。なるべく「それ」っぽく見えるように、頑張りました。

臼田氏:「練乳っぽく見えるように」という意味ですよね?(笑)

高橋氏:そうですそうです(笑)。色なども細かく調整しました。

臼田氏:あと、絵的にインパクトがあるのは、「うなぎ」ですよね。ちょっと「触手プレイ」的なものを入れたかったんですよ(笑)。



──それで「うなぎ」に白羽の矢が立ったと。

臼田氏:蛇とかだとリアルすぎるし、食べる物なら口にくわえてもいいだろうと思いまして。尋問する方もされる方も、精がつきそうですしね(笑)。

高橋氏:あとは、一通り遊んだ後に「おしゃぶり」をくわえさせると、またひと味変わっていいアクセントになると思います。

──「おしゃぶり」もすごいですよね。グラフィック的な変化は小さいのに、パンチ力が並じゃない(笑)。これを楽しんでいる姿は、他の人に見せられませんね。

臼田氏:「逆尋問特訓」でも使えるので、「おしゃぶり」を使った際にはぜひ、「ばぶばぶ」と言って楽しんで欲しいですね(笑)。

──文字通りの「プレイ」の境域が近づく感じです(笑)。

臼田氏:誰もがストレス社会を生きているので、時には原点回帰で癒やされてください(笑)。



──奥も業も深いですね(笑)。ちなみに「尋問特訓」で、乙女たちを「ア●顔」にするには、どんなポイントに気をつければいいのでしょうか?

森山氏:グッドの方のゲージを溜めればグッドな顔に、バッドのゲージを溜めればバッド系の表情になる、というのが基本ですね。攻撃力が低いアイテムの時はどちらか一方を重点的に責め、攻撃力の高いアイテムを取ったら両方バランス良く責めるのがお薦めですね。

──なるほど。「●ヘ顔」を引き出すには、やはりテクニックも重要と。

臼田氏:テクニックがない人でも、尋問特訓アイテムを使うことで「ア●」にさせられるようになっていますので、そこはご安心を(笑)。



──未熟な方でも安心なんですね(笑)。

臼田氏:そう、経験が浅い人でも大丈夫です(笑)。

高橋氏:グッドとバットで表情の偏りが違うので、そこを手がかりにして、自分好みの表情を探していくのもいいかもしれません。また両方を上手く上げると、また別の表情を見せてくれるので、そちらにもチャレンジして欲しいですね。



──では次に、「逆尋問特訓」で、乙女たちに気持ちよく責めてもらうには、どうしたらいいんでしょうか(笑)。

森山氏:画面に表示される尋問アイテムのアイコンを破壊すると、そのアイテムを使ってくれます。例えば、「ちくわ」アイコンを3回破壊すると、乙女が「ちくわ」で責めてくれる、という具合ですね。なので、使って欲しいアイテムのアイコンを早く破壊するのが、最初のステップですね。あとはタイミング勝負となり、この2つの要素で「逆尋問特訓」を構成しています。

──構図的には尋問される側でも、ゲーム的には積極的に「おねだり」する感じなんですね(笑)。

臼田氏:逆尋問特訓は責められる側が頑張るゲームですね。「ちくわ! そのちくわで! お願いします!」みたいな気持ちで(笑)。

──頑張ったらご褒美がもらえる、と。そう考えるとすごくしっくり来ますね(笑)。せっかくなので、ポーズの拘りも教えて頂けますでしょうか



高橋:こちらの彩の画像は、ゲージがMAXに達した時に挿入されるカットインのうちの1つです。本作ではカットインを複数用意しています。このカットインは多様なニーズに対応できるように、キャラクターの顔、おブラ、おパンツ、が全て画面に入るように気をつけています。

次ページ:ギリギリまで攻めた『バレットガールズ2』、容量もキツキツ

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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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