冨田勲と初音ミクのコラボ再び！交響曲「ドクター・コッペリウス」11月開催…ある科学者の夢を舞台上で実現

クリプトン・フューチャー・メディアは、キョードー東京、日本コロムビアと共同で、世界的作曲家・シンセサイザー・アーティストの冨田勲氏による新作「ドクター・コッペリウス」を上演すると発表しました。

多数のNHK大河ドラマのテーマや山田洋次監督作品といった音楽活動のみならず、「ジャングル大帝」や「リボンの騎士」といった名作アニメにも携わってきた冨田氏。オーケストラ作曲家として高い評価を博しながら、その地位だけに留まることなく、日本ではじめてシンセサイザーを個人輸入。クラシックの名曲を独自にシンセ・アレンジで再創造した「月の光」や「惑星」で全世界に渡ってヒットを飛ばすなど、実績と意欲を合わせ持つ偉大なクリエイターの一人です。

齢80歳を迎えても創作意欲が衰えることはなく、2012年には、日本の代表的な詩人・作家、宮沢賢治氏の作品世界を題材にし、同社が展開するバーチャル・シンガー“初音ミク”をソリストに起用した「イーハトーヴ交響曲」を制作、初演。初音ミクとの異色のコラボは、その衝撃と共に大きな話題を獲得しました。

YouTube 動画URL：https://www.youtube.com/watch?v=QYJ1sW6RgdQ

その「イーハトーヴ交響曲」から4年。同氏の長大な作曲活動の集大成であり、新たな初音ミクとのコラボともなる交響曲「ドクター・コッペリウス」が開催されます。

冨田氏が尊敬する日本ロケット工学の父、故糸川英夫氏。天才的な科学者であるとともに、60歳にしてバレエをはじめ、冨田氏の楽曲に合わせて舞台でバレエを踊ったこともある糸川氏は、かつて冨田氏に「いつかフォログラフィーとバレエを踊りたい」とつぶやいたとのこと。

冨田氏の人生史と密接にリンクしたひとりの科学者の夢が、今回の作品が生まれる契機に。冨田氏が集大成として作り上げる「ドクター・コッペリウス」は、この糸川氏の夢を舞台の上で実現する、音楽・バレエ・映像が渾然一体となった音楽・舞台作品です。

前作「イーハトーヴ交響曲」に引き続き、同社が全面協力し、新たな技術を駆使しながら、この集大成の舞台を彩ります。昭和から平成を駆け抜け、日本のみならず世界に才能を知らしめたイノベーターである冨田氏が、新たな世界を現出させるその瞬間を、どうぞお見逃しなく。

◆開催概要

【冨田勲生誕85周年記念新作世界初演冨田勲×初音ミク交響曲「ドクター・コッペリウス」】

■日時
2016年11月11日（金）開場18:00 / 開演19:00
2016年11月12日（土）開場12:30 / 開演13:30
2016年11月12日（土）開場17:00 / 開演18:00

■会場
Bunkamura オーチャードホール

■料金
S席：10,000円
A席：8,500円（全席指定）
※未就学児童入場不可

■一般発売日：2016年5月28日（土）10:00～
キョードー東京：0570-550-799
オペレータ受付時間：平日11時～18時　土日祝10時～18時

■ぴあ独占先着先行
2016年4月22日（金）10:00 ～ 5月15日（日）23:59
チケットぴあ　0570-02-9999　http://w.pia.jp/t/coppelius/

■主催
キョードー東京、クリプトン・フューチャー・メディア、日本コロムビア、チケットぴあ

■企画
キョードー東京、クリプトン・フューチャー・メディア、日本コロムビア

■制作・ストーリー原案
冨田勲

■初音ミク3DCG技術
クリプトン・フューチャー・メディア

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