「ハイエンドPS4」存在をソニーが明言、両バージョンを併売へ
ソニー・インタラクティブエンタテインメント代表取締役社長兼グローバルCEOのプレジデント、アンドリュー・ハウス氏が、海外メディアに対し、新バージョン機となる「ハイエンドPS4」の存在を認めました。
ソニー
PS4
かねてより噂されていた新型PS4ですが、ハウス氏は、海外メディアThe Financial Timesに対し、その存在を正式に認め、"ハイエンドPS4"が、現在販売されている350ドルのPS4よりも高価になる旨を語ったとのこと。「ハイエンドPS4」はスタンダードPS4を補完することを意図しており、ライフサイクルを通じて、両バージョンを販売していく姿勢を見せているようです。
コードネーム「Neo」としても知られる「ハイエンドPS4」は、ハードコアゲーマーや4Kテレビで高解像度なコンテンツを楽しみたいユーザーがターゲット。House氏は、来週(E3 2016)に新コンソールを発表しないことを明らかにしたほか、価格、発売日については話さなかったとのこと。
また、今後発売される全てのタイトルはスタンダードPS4に対応し、大多数のゲームはハイエンドPS4にも対応するだろうと伝えています。
スペックは以下のようになると噂されています。
●現行PS4
・CPU: 8 Jaguar Cores at 1.6 GHz
・GPU: AMD GCN, 18 CUs at 800 MHz
・メモリ: 8 GB GDDR5, 176 GB/s
●ハイエンドPS4
・CPU: 8 Jaguar Cores at 2.1 GHz
・GPU: Improved AMD GCN, 36 CUs at 911 MHz
・メモリ: 8 GB GDDR5, 218 GB/s
より高品質な体験を実現する一方で現行のPS4に取って代わるものではなく、ハイエンドPS4専用のゲームが登場する事は無いと伝えられています。これまでのPS4を持っているユーザーが買い替えを迫られるということはなさそうです。