【E3 2016】『Mafia III』プレゼンで判明した数々の新要素―雰囲気たっぷりのブースも!

日本国内でも2016年10月27日に発売が決まった『Mafia III』。E3 2016では、プレイアブルの展示こそなかったものの、20分を上回るゲームプレイ映像が公開され、ゲームの更なる詳細や新要素の数々が明らかになっています。

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【E3 2016】『Mafia III』プレゼンで判明した数々の新要素―雰囲気たっぷりのブースも!
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例年通り、E3会場サウスホールの正面入り口付近に巨大なブースを構える2K Games。看板タイトル『Mafia III(マフィア III)』の60年代ニューオリンズ風のバーを再現していて雰囲気抜群。バンドの生演奏や占い師コーナーまで用意されるなど、まるでお祭りのように最も賑わいを見せていた場所のひとつです。

日本国内でも2016年10月27日に発売が決まった『Mafia III』は、E3 2016でプレイアブルの展示こそなかったものの、20分を上回るゲームプレイ映像が公開され、ゲームの更なる詳細や新要素の数々が明らかになっています。


天候や昼夜の変化もゲームを彩る

まず注目は、ゲームの舞台である架空都市「ニューボルドー」の10の地区にわかれたマップ。それぞれ全く景観が異なるのはもちろん、史実にインスパイアされた土地ごとの人種や階級の違いまで表現されています。特徴的な地区としては、富裕層の住宅が並ぶ「Frisco Fields」、ネオンに照らされる犯罪と欲望のストリート「French Ward」、神秘的な大自然や沼地の広がる「Bayou」など。地区によって、まるで別のゲームの世界に訪れたかのような雰囲気の作りこみに驚かされます。





『Mafia III』の主人公リンカーン・クレイは、かつての仲間を皆殺しにしたイタリアンマフィアに復讐をしかけていきます。E3で披露されたゲームプレイでは、French Ward地区を仕切るアンクル・ルーことLou Marcanoを標的としたミッションが進行。売春宿を経営するアンクル・ルーの手下のヒモを殺害し、資金源に損害を与えようとします。French Ward地区内には、他にも数えきれないオブジェクティブが用意され、麻薬輸送ボートを破壊したり、売人を暗殺したり、拷問して隠れ家を吐かせたり、あらゆる手段でアンクル・ルーの縄張りを荒らして経済的に追い詰めていきます。


客船内での死闘

その後、政治家への接待による資金集め目的で客船パーティーをひらいているアンクル・ルーを自ら襲いに行くクレイ。爆発によって大火災が発生し、浸水しつつある大型客船内を舞台に、まるで映画のクライマックスのようなアクションシーンが繰り広げられます。

ここで特筆すべきは、リンカーンの無慈悲で時に残忍な攻撃方法。銃器だろうと素手だろうと、とにかくイタリアンマフィアへの憎悪が滲みでるような攻撃を繰り出していきます。キャラクターの持つ強い感情が、ここまでゲームプレイに反映されている例も珍しいでしょう。もちろん、敵を極力倒さずに進むステルスプレイも選択肢のひとつです。


ファミリー幹部との会話シーン


幹部の一人カサンドラ

映像のラストは、『Mafia III』で最も特徴的なシステムである「Underboss」が解説。クレイには、カサンドラ、バーク、ヴィトというファミリーの幹部が3人おり、ミッションで手に入れた新たなテリトリーを3人のいずれかに支配させることで、それぞれ特有の能力を発揮し、プレイヤーが様々な恩恵を受けられるようになります。ただし、幹部たちとの信頼関係が結べなければ、1人が決別してしまう展開もあるため注意が必要です。


2K Gamesブースでは時代を感じさせるライブ演奏も


ブースに用意された占い師コーナー

新鋭デベロッパーHanger 13が手がける『Mafia III』は、PS4/Xbox One/PCを対象に、国内で2016年10月27日発売予定です。

《Game*Spark》

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