
同人ゲームサークルActGamezは、『ただの棒人間(仮)』の体験版を頒布。本作は、2Dの懐かしのFlash作品を思い起こさせるグラフィックではありますが、Unreal Engine 4を採用したスタイリッシュな横スクロールアクションゲームです。筆者がサークル主に話を聞いたところ今回は体験版を頒布し、今後の開発ではボスなどが登場する予定とのことです。
動画は47分34秒から

同人ゲームサークル舎人はファンタジー要素を備えた3Dのサバイバルゲームを『とねり サバイバル×ファンタジー ミニゲーム版』を頒布。筆者がサークルの開発者に聞いたところ制作の進捗度はシステムが完成し、あとはUIなどを作り込むのみとのことです。正式版は来年夏を予定しています。

同人ゲームサークル炭酸魂は、C90においてロボットアクションゲーム『CyberForce』の新体験版を頒布しました。今回の体験版は、C89で頒布されたバージョンより新たにグラフィックやUIが強化されボイスやキャラクターなどストーリー部分も実装したものです。筆者がサークルの担当者に話を聞いたところ、今年冬に完成を目指しているようです。
映像は48分38秒から

Monster Cycleはロボットアクションゲーム『STEEL STRIKER』の体験版を頒布。本作は、Unityエンジン採用のハイスピードな3Dロボットアクションゲームです。筆者がサークル主に話を聞いたところ来年夏に完成予定しており、正式版ではグラフィックも更にアップグレードされるとのことです。また本作のゲームシステムを利用した派生作品も構想中であるようです。
映像は50分35秒から

同人ゲームサークルVaguesは、カンブリア紀の古代生物をテーマにした80~90年代風シューティングゲーム『カンブリアソード』の完成版を頒布しました。プレイヤーは、カンブリア紀の生物の一種であるサロトロケルクスを操り、親友のピカイアを助け出すというもの。筆者がサークル主に話を聞いたところ、開発期間は実質2年を要しており、グラフィックは半透明エフェクトを抑えメガドライブやX68000のゲームを意識しているとのこと。また自機や敵キャラクターは実在の古代生物を参考にしています。本作はサークル主によっての処女作であり、やりたいことを詰め込んだのでプレイ時間は90分から200分以上を要すようです。

同人ゲームサークル電核製鋼は、3Dアクション・シューティングゲーム『時止電殻』の完成版を頒布しました。筆者がサークル担当者に話を聞いたところ、ローポリなデザインが特徴の本作は3DグラフィックをC SharpとDirectXで描写しているとのことです。開発期間は実質2年ほど掛けており、過去の体験版から内容が大きく変化しています。
いかがでしたでしょうか?コミックマーケット90ではこれらの同人ゲームの他にも、日本Androidの会Unity部から逆引きやTIPS集をまとめた「UNIBOOK6」本や、わーくいんぷろぐれすから「アセットバンドル」本が頒布されていました。UnityやUnreal Engineなどを採用する作品が目立ち初めた同人ゲームジャンル。次回のコミックマーケット91は12月29日から12月31日までを予定しており、国内でのインディー/同人デベロッパーにも注目が集まります。

日本Androidの会Unity部の新刊「UNIBOOK6」

わーくいんぷろぐれすの新刊「アセットバンドル」本