「君の名は。」大ヒット御礼舞台挨拶!サプライズでRADWIMPSが主題歌を生披露

9月3日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて映画『君の名は。』の大ヒット御礼舞台挨拶が行われた。

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「君の名は。」大ヒット御礼舞台挨拶 RADWIMPSがサプライズ登場、主題歌の生披露も
「君の名は。」大ヒット御礼舞台挨拶 RADWIMPSがサプライズ登場、主題歌の生披露も 全 7 枚 拡大写真
9月3日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて映画『君の名は。』の大ヒット御礼舞台挨拶が行われた。
公開から約1週間が過ぎた現在でも勢いの衰えない本作。会場には監督の新海誠と主演を務めた神木隆之介、上白石萌音が登場。ファンとともに大ヒットの喜びを分かちあった。

冒頭の挨拶では「1週間が経った今でも公開された実感がなかった」と話す上白石。新海も「ヒットしたことに対する実感はない」と話していたが、それと同時に2回、3回と何度も見てくれるファンの存在に触れると「ありがたい気持ちしかありません」と感謝の気持ちを述べていた。

ちなみに本作は9月3日の段階で動員は212万人、興行収入は27億を突破している。200万人という数字を1日に換算にすると、毎日26万人が映画館に足を運んでいることになる。この話を聞いた神木は「東京ドームをいっぱいにするのも大変なのに!」と驚きの声を上げていた。

続いて「作中の好きなシーンは?」という質問が飛び出すと、新海は慎重に言葉を選びながら「手のひらを開いたところ」と答えていた。このシーンは新海自身も「上手くいったな」と自画自賛していた。
神木が挙げたのは物語の序盤、上白石演じる三葉が寝ぼけた声で「明日は私が作るでね」と家族に向けて言う場面。三葉が日常で見せる自然な表情がとても印象的だったという。
そして上白石は物語上の重要な場面で神木演じる瀧が「三葉」と名前を呼ぶ場面。たった一言だが上白石は「キュンキュンした」と絶賛。すると新海から「ここで言ってみてくださいよ」と神木に対してリクエストすると、実際に上白石に向けてセリフを話す一幕も。そんな出演者2人に会場からは大きな拍手が贈られていた。

『君の名は。』を語る上ではRADWIMPSが制作した音楽も欠かせない存在だ。新海によるとRADWIMPSとは1年半かけて一緒に音楽を作ってきて、音楽影響されて映像が変わった部分もあると語る。
学生時代からファンだったと公言している神木は、オープングに使用されている「夢灯篭」のブレスに色気を感じて好きだと話していた。

RADWIMPSの話で盛り上がると、会場にはバンドメンバーがサプライズで登場。会場のファンはもちろん登壇していた3人も驚いた表情と歓声で迎え入れた。
ボーカルの野田洋次郎は、今回のサプライズ登壇にあたって、2014年からはじまったころを思い出し感慨にふけっていたことを明かす。また出来上がった作品を見たときには、物語を知っているはずなのに感動したと振り返っていた。

サプライズはこれだけにとどまらず、野田が「ファンはもちろん、神木君や上白石さんに共演者、スタッフ、一緒に音楽を作ったメンバーに感謝の気持ちを込めて」という言葉とともに主題歌の「前前前世」をアコースティックギター1本で歌うことに。本編とは違った雰囲気を醸し出す楽曲に、誰もが聞き入っていた。

さらに野田は「上白石さんとも一緒に歌いたい」というリクエストを送ると、上白石は戸惑いながらも再登壇。エンディング曲である「なんでもないや」を歌うというまさかの展開もあった。
これには上白石も「18年間の中で一番幸せでした」と喜びを爆発。これを聞いていた神木は「三葉が歌うことでいろんな意味が増えますね」と語ると、新海は「『今から行くよ』という歌詞を三葉が歌うことで新たな表情が見える」と思いふけっていた。

最後に新海は「2年間作ってきたご褒美のような幸せな時間でした」と今回の舞台挨拶を振り返る。さらに「スタッフ・キャスト皆さんの努力と才能によって作られた自信作です。まだ見ていない人がいればぜひ楽しんでください」とアピールしていた。

「君の名は。」大ヒット御礼舞台挨拶 RADWIMPSがサプライズ登場、主題歌の生披露も

《ユマ》

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