【レポート】PSVR『アイドルマスターシンデレラガールズビューイングレボリューション』身長190cmになって全力でペンライトを振ってみた

バンダイナムコエンターテインメントより10月13に発売が予定されているPS VR用ソフト『アイドルマスターシンデレラガールズビューイングレボリューション』。今回、全プロデューサー大注目の本作をプレイする機会をいただけましたので、プロデューサーの筆者（北条加蓮担当です）がそのプレイインプレッションをお届けします。

■プロデューサーさん！VRですよ！VR！

そもそも、『アイドルマスターシンデレラガールズビューイングレボリューション』とは、2016年7月7日に行われたニコニコ生放送にて発表されたPS VR用タイトルで、アイドルたちのライブが目の前で楽しめる作品です。また、アイドルマスターというコンテンツと関係が深く、『シンデレラガールズ』においては1stライブなどの会場にもなった「舞浜アンフィシアター」をゲーム中で再現しているP感涙モノのVRとなっています。

さて、今回体験できたのは、メニュー画面操作とシンデレラガールズを代表する一曲「お願い！シンデレラ」ライブパートの2つ。ライブパートはPS Moveコントローラー2本を使ってプレイ、もといライブ体験ができました。順を追って説明していきましょう。

■実際のライブさながらに楽しめる！

メインメニュー画面には本作に登場するアイドル15人が新衣装に身を包み、1人登場（ランダム）します。登場したアイドルは各々のセリフを喋ってくれますが、筆者がプレイした際には、本田未央が現れ、新規ボイスを披露してくれました。今作のボイスは基本的に全てを録り下ろしているため、本家『シンデレラガールズ』および『スターライトステージ』のプレイヤーどちらも嬉しい内容になっています。

■登場アイドル（全15人）
・お願い！シンデレラ（9人）
島村卯月・渋谷凛・本田未央・神崎蘭子・小日向美穂・城ヶ崎美嘉・城ヶ崎莉嘉・多田李衣菜・三村かな子

・Star!!（5人）
赤城みりあ・アナスタシア・緒方智絵里・新田美波・前川みく

・テーマ曲：Yes! Party Time!!（5人）
島村卯月・渋谷凛・本田未央・赤城みりあ・安部菜々

メニューからはLIVE、LIVEグッズ、オプションなどの項目にアクセスできます。LIVEグッズでは、手に持つコンサートライトの色、本数が設定でき、1本持ちのほか、2/3/4本持ち（いわゆるバル◯グ）が可能です。両手それぞれに10プリセットずつコンサートライトが割り振れ、切り替える順番はプリセット通りの順番となります。例えば「お願い！シンデレラ」であれば、コールの順番通りにピンク（キュート）、ブルー（クール）、イエロー（パッション）を1本ずつ切り替えることで、ライブに来てる感がマシマシになる、という具合です。切り替え方法はMoveボタンを押すだけと簡単で、腕にはリストバンドも巻けるようになっています。

MAXの4本持ち

また、右手と左手の設定が独立しているので、仮にPS Moveコントローラーが1本しか無くても問題ないでしょう。なお、PS4用コントローラーDUALSHOCK4も本作に対応していますが、通常の◯×□△ボタンや十字キーに腕の動き（PPPHなど）が割り振られているので、DUALSHOCK4を振り回す必要はありません。

予約特典のリストバンド（※2016年9月13日（火）～2016年10月12日（水）までにご予約され購入されたお客様に付与されます。）

■VRでシンデレラたちはさらなるステージへ

メインコンテンツとなるLIVEでは、『アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ』で実現していない5人以上のアイドルを表示することが可能になり、「お願い！シンデレラ」ではCDジャケットに描かれている9人全員が登場します。体験した感想を端的に言うととにもかくにも"最高"の一言。目の前には間違いなくあのアイドルたちがいて、気づいたときには必死にMoveコントローラーという名のコンサートライトを振り続けていました。今作では、PS Moveコントローラーのトリガー（Tボタン）を押すと座席が変更でき、ステージ中央、右、左、奥と様々な場所からライブを楽しめます。当然、アイドルたちが踊る位置はそれぞれ違うので、素早く座席を変更してベストポジションを見つけたいところです。

『アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ』においては、5人のアイドルは基本的に同じ動き（ウィンクなどはありますが）をしており、ソロパートのタイミングによっては1人のアイドルしか画面に映らない、という時もありました。しかし、座席変更とPS VRを駆使すれば、好きなアイドルを見続けていられます。「ライブ中」に登場するアイドルの入れ替えや衣装を切り替える機能は搭載されていませんが、キャラが手を振るタイミングがそれぞれ別になったり、アイドルに沿った独自のモーションが追加されていたりするので、それを1つ1つ探していくだけでも日が暮れることは間違いないでしょう。追加されたモーションの例を1つだけ挙げるのであれば、城ヶ崎莉嘉が小さくギャルピースを差し込む部分です。あまりにも自然にポーズが挿入されていて、カリスマJCのファンサービスを垣間見れたのと同時に、開発陣の愛を感じる場面だと感じました。

また、オプションでは、ライブ音声/コール音声の調節やコンサートライトのオン/オフが可能なほか、プレイヤーの身長を設定できます。150cmにもできますが、マックスの190cmに設定すれば、前のプロデューサーたちに遮られることもないので、個人的には190cmが最もストレスを感じにくかったです。さらに、ヘッドトラッキング機能をオンにすれば、座席変更時にライブ音声の聞こえ方が変わります。

早期購入特典のPS4専用テーマ（※2016年9月13日（火）～2016年11月30日（水）にご購入されたお客様に付与されます）

結局、体験時間ギリギリまで、計4回ほど「お願い！シンデレラ」を見た筆者の頭の中には「楽しい」「欲しい」「アイマス最高」しか浮かんでおらず、この日以降、PS VR本体を予約できていない事実から目を背け続ける日々を送っています。あの会場の一体感、きらめくアイドルたち…本作で見られるのは、アイドルたちがシンデレラになる、まさにその瞬間。『アイドルマスターシンデレラガールズ』に触れている同僚のプロデューサーの皆さんには是非とも体験してほしいです。アイマス最高。

PS VR専用ソフト『アイドルマスターシンデレラガールズビューイングレボリューション』は10月13日発売予定。価格は2,296円(税抜)です。