コーエーテクモゲームスは、9月18日まで開催された東京ゲームショウにて、『仁王』のチャレンジイベントを行いました。
まずは、『仁王』の早矢仕洋介ディレクターと安田文彦ディレクターが登壇。早矢仕ディレクターが本作のゲーム内容について紹介しました。それによると『仁王』は、何度も失敗を重ねながら、攻略の糸口を探っていく「戦国死にゲー」と銘打たれたアクションRPGで、妖怪が跋扈する戦国時代末期の日本を舞台にしているそうです。『仁王』は、難易度が高いゲームですが、試行錯誤を重ねてクリアした時の達成感が何よりの魅力だと語りました。
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そして、ゼネラル・プロデューサーのシブサワ・コウ氏が特別ゲストとしてステージに登壇。ここで『仁王』が日本ゲーム大賞のフューチャー部門受賞作品に選ばれた事を発表しました。次に、本イベントの目玉であるチャレンジ「女郎蜘蛛の撃破」が行われます。このイベントは、シブサワ氏が『仁王』のボスキャラクター「女郎蜘蛛」の撃破に挑戦するもので、この目標を達成すると、本作のオリジナルポスターが抽選で会場の参加者に配られます。そういう事もあり、シブサワ氏は、会場に足を運んでくれたファンのために非常に張り切っているように見えました。
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ゲームが開始されると、シブサワ氏は、慎重なプレイスタイルでステージを進んでいきます。怪しい場所があれば石橋を叩いて渡るが如く、警戒しながら移動したり、敵を発見したら遠距離攻撃を行ったり、ピンチになったら敵が追ってこなくなるまで逃げていました。
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そのようなプレイスタイルのおかげで、シブサワ氏は、「女郎蜘蛛」のボスエリアまで順調に到達。しかし、ここからが戦国死にゲーと謳われる『仁王』の本番です。シブサワ氏は、正々堂々と正面から女郎蜘蛛に挑むものの、即座に落命(ゲームオーバー)。ボスエリア前のチェックポイントに戻ってしまいます。2回戦目も苦戦した挙句、落命。ここでシブサワ氏は、武器を刀から斧に変え、女郎蜘蛛の背後に回って攻撃する作戦に変更。すると、女郎蜘蛛と中々良い勝負が出来るようになりました……が、またもや落命。そんな様子を見ていた会場のファンは、苦戦を強いられているシブサワ氏を応援するかのようにジッとゲーム画面を見つめていました。4回戦目は、回復アイテムを駆使しながら戦うようになりますが、ここでもまた落命……そして、チャレンジイベントの制限時間も差し迫ったところで、5回戦目が行われます。
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シブサワ氏は、息を呑むような接戦を繰り広げながら、女郎蜘蛛の行動パターンを観察しつつ、今までの失敗から学んできた事を生かして、なんとか撃破することに成功しました。
会場は、ファンからの歓声に包まれ、シブサワ氏も本作で味わった達成感で気分が高揚している様子。シブサワ氏のゲームプレイによって、試行錯誤を重ねながら、攻略の糸口を探っていく本作最大の魅力が、チャレンジイベントを楽しんでいたファンにダイレクトに伝わっているようでした。
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シブサワ氏のような白熱プレイが楽しめる『仁王』は、PlayStation 4を対象に、2017年2月9日発売予定です。