【ゲームの中では傍若無人】44回:『シルバー事件』HDリマスターPC版 操作がおぼつかなくてシルバー(お年寄り)事件。

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ゲームの中では傍若無人
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世紀末真っ只中の1999年に発売されて以降、伝説的人気を誇る『シルバー事件』。独特のゲームで一線を画すゲームクリエイターの須田剛一氏がグラスホッパー・マニファクチュアにて手がけた処女作でもあります。そんな人気作がちょうど17年の時を経てHDリマスターで復活! あのスタイリッシュな世界にどっぷり浸かるため、24署凶悪犯罪課にスカウトされに行ってきました!


ゲーム開始時、主人公であるプレイヤーは公安の特殊部隊員として登場します。…が!おぼつかない動作で侵入先の捜査も遅々として進まず…久しぶりに触れた独特の操作に戸惑い、動く、調べる、アイテムを使う、セーブするの4つの動作で躓く筆者。そんな複雑なマップではないのに、懐かしの一人称視点の3D マップで迷う迷う! これはもうシルバー(お年寄り)事件ではないか。上司とリーダーの檄が沁みる…!

そんなダメなプレイヤーにやさしい本作。ゲーム―バーは基本存在せず、どんなに時間がかかってもちゃんとシナリオは進みます。ありがたや…


本作はPS時代のローポリ感を残しつつグラフィックを向上させている点がポイント。画像の車だってもっと精密に作ろうと思えばできるはず。それでもあえて独特のツヤ、形を残したままにすることで、当時の空気を残したまま現代風のアップデートに成功しています。

また、当時話題になった「フィルムウインドウ」は今見ても斬新! 良すぎてUIを変える必要がありません! 気持ちのよいテキスト表示と音、軽快なセリフの応酬。フルボイスではないPS時代のゲームだからこそ生まれる独特のリズムは一見の価値ありです。
ちなみにボイスのスピードなどは現代風に調整されていますが、セッティングで原作の雰囲気に変更することも可能です。


筆者が苦労したキーボード&マウス操作。もともと独特の操作を行うゲームなので、PCでの操作は慣れるまでなかなか骨が折れるでしょう。サクサク進めたいならゲームパッドは必須です。


名作として名高い本作ですが、同時に難解でもあり、気になるけど手が出せずにいる…という方も多いのではないでしょうか? そんな方にもオススメできる仕上がりになっています。ちなみに筆者は本作の音楽がとても好きなのでDX版を購入。様々な場面においてBGMとしても重宝しています。

ホンネ君「ゲームパッドを使ってもシルバー(お年寄り)操作になるのはなぜなのか…」 はい、その通り…。

『シルバー事件』HDリマスターPC版 は通常版が1,980円(税込)/DX版が2,980円(税込)で配信中です。

■著者紹介
みかめ ゆきよみ
ゲーム好き、日本史好きの漫画家兼フリーライター。ゲームはジャンル問わず下手の横好きでなんにでも手を出す。歴史マンガ、コラム、イラストなど雑多に活動中。代表作『ふぅ~ん、真田丸』(実業之日本社)


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《みかめ》

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