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スクウェア・エニックスは、『ファイナルファンタジーXIV』(以下:FFXIV)の大規模ファンイベント「FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2016-2017」を、アメリカ/日本/ヨーロッパの3都市を巡る形で展開中です。
その2箇所目の開催は、東京ビッグサイトにて、12月24日(土)・25日(日)の2日間に渡って実施。その記念すべき初日のステージイベントにて、『FFXIV』の新たな拡張パッケージ『ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター』に関する新情報を、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が語る「基調講演」が行われました。
ステージに吉田氏が登壇すると、観覧者や視聴者からは早くも熱い歓声が飛び、『紅蓮のリベレーター』に寄せる関心の高さを伺わせましたが、その期待すら上回るほどの新情報を続々と公開。目の離せない発表が相次いだので、発表時の画像と合わせながらご紹介します。
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「新たな複数のジョブ」とモニターに表示されると、早速会場からはどよめきが。続いて発表された新ジョブは、シリーズファンならばお馴染みの「赤魔道士」でした。戦闘動画とアートワークなども公開され、スタイリッシュに戦う様子には思わず目を奪われます。
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■赤魔道士の特徴
・ロール:DPS(遠隔魔法DPS)
・武器:レイピア+魔法のクリスタル
・対応クラス:なし
・初期レベル:LV50(予定)
・ロール:DPS(遠隔魔法DPS)
・武器:レイピア+魔法のクリスタル
・対応クラス:なし
・初期レベル:LV50(予定)
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武器となるレイピアと魔法のクリスタル(仮)は2つで1つの武器となっており、左手のクリスタルはレイピアに収めることも。白魔法と黒魔法から生まれた赤魔法を使い、「魔法による遠隔攻撃」や「レイピアによる近接攻撃」を駆使して、敵との距離を遠近すばやく移動しつ戦います。また、「連続魔」を持ち、魔力を高めることで強力な攻撃を繰り出すこともできます。
なお、このステージイベントで正式に発表された新ジョブは、赤魔道士のみでした。更なる新ジョブは、今後の続報を待つ形となりそうです。
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続いては、これまでに明らかとなっているVersion 4.0の内容をダイジェストでおさらい。イシュガルドを平定した光の戦士は、アラミゴの奪還へ向かうことになりますが、その先で待ち受けているのが、アラミゴを統治する第XII軍団長「ゼノス」です。
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新フォールドに関しては映像で綴られ、新たな冒険の舞台も垣間見せましたが、その詳細に関してはまだ伏せられており、来年2月にフランクフルトで行われるファンイベントで続報を明かすとしており、先の楽しみが一つ増える形となりました。
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またフィールド映像をお披露目している隙に、吉田氏がなぜかスパイダーマンのTシャツに着替えて登場。『紅蓮のリベレーター』のイメージカラーである赤に合わせたチョイスとのことですが、既に一部のユーザーからは「サム・ライミ監督の名前にひっかけたのでは?」と新ジョブに関する推測が飛び交っています。
この他にも、「レベルキャップの開放 LV60から70に」「バトルシステムの変更」「多数の新ダンジョン」「多数の新装備」「新クラフト」といった要素にも触れ、バトルシステムはアディショナルシステムを見直すとのこと。また「LV60の各ジョブのスキルまわしが難しいので、専用のゲージなどを実装してより快適に遊べるようにします」といった発言も飛び出しました。
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更に、フィールドを使った探索型のコンテンツ「禁断の地 エウレカ」や「所持容量の大幅増加」など、楽しみの幅を広げる要素や利便性に直結する要素も予定されており、所持容量については「サーバーの負担軽減のため、2段階に分けて実装する可能性もある」としました。
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「空を飛ぶ」という新たな要素が「3.0」で加わりましたが、「4.0」では「水中アクション」を実装。「泳ぐ」「潜る」という2つのアクションを活用することで、エオルゼアの世界を更に広く味わうことができるように。会場では実際に泳いだり潜ったりするシーンを収めた映像も登場し、美しい海の世界が披露されました。
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■エオルゼアでの泳ぎ
・泳げる場所と泳げない場所がある
・泳ぎ可能な場所に侵入すると自動で泳ぐ
・通常移動は平泳ぎ、スプリントはクロール
・フライングマウントのみ水上を移動できる
・新生エリアにも泳げる場所がある
・地上よりも移動がやや遅い
・水泳中にバトルはできない
・ローディング無しで水中移動へ切り替え可能
■エオルゼアでの潜水
・潜水できる場所とできない場所がある
・泳ぎからローディング無しで潜水可能
・呼吸は魔法により永続(溺れない)
・フライングマウントはすべて潜水可能
・4.0エリアのみ潜水可能
・潜水中にバトルはできない
・NPCとの会話や採種活動は可能
・新たなギャザリングが可能(特に漁師)
・特定のクエストクリアで潜水可能となる
・泳げる場所と泳げない場所がある
・泳ぎ可能な場所に侵入すると自動で泳ぐ
・通常移動は平泳ぎ、スプリントはクロール
・フライングマウントのみ水上を移動できる
・新生エリアにも泳げる場所がある
・地上よりも移動がやや遅い
・水泳中にバトルはできない
・ローディング無しで水中移動へ切り替え可能
■エオルゼアでの潜水
・潜水できる場所とできない場所がある
・泳ぎからローディング無しで潜水可能
・呼吸は魔法により永続(溺れない)
・フライングマウントはすべて潜水可能
・4.0エリアのみ潜水可能
・潜水中にバトルはできない
・NPCとの会話や採種活動は可能
・新たなギャザリングが可能(特に漁師)
・特定のクエストクリアで潜水可能となる
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「4.0」で出会う新たな蛮族「アナンタ族」は、上半身が人間、下半身が蛇のような身体を持っており、アラミゴ周辺の辺境に住んでいます。女性のみで構成されている蛮族で、ガレマール帝国の迫害を受ける模様。また、アラグ帝国時代以前から存続しており、魔法を使い、美しい装飾品を作る民として知られています。
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彼女たちがあがめ奉る美神「ラクシュミ」もお披露目。こちらに関しての詳細はまだ不明ですが、美しい顔立ちに思わず魅入られてしまいそうです。
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「4.0」で新たなレイドシリーズ「次元の狭間 オメガ」がスタート。吉田氏によれば、パッチ「3.5」にも絡む存在で、これまでのレイドとは若干異なるものになるとのこと。また、「FFらしさ」も一つのキーワードとなっている模様です。
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新たなアライアンスレイドとなる「RETURN TO IVALICE」。『FF』シリーズのファンならば、この「イヴァリース」という単語にピンと来る方もいるのでは。『FFXII』や『FFタクティクス』の世界の舞台となったあの「イヴァリース」の名を冠するアライアンスレイドが、『FFXIV』に登場します。
「RETURN TO IVALICE」のプロットおよび脚本を手がけるのは、クリエイターの松野泰己氏。「イヴァリース」の生みの親が直々に描く物語が、「RETURN TO IVALICE」で展開します。そして本コンテンツで待ち受けるボスのキャラクターデザインを、映画監督やキャラクターデザイナー、イラストレーターなどで知られている雨宮慶太氏が担当。2人のクリエイターが、『FFXIV』で初共演を果たしました。
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2人はステージに登壇し、松野氏は「遅筆なクリエイターです」と自称し笑いを誘うものの、プロットは期日通りに完成。そのプロットを読み込んだ雨宮氏は、「プロットや演出に負けず、記憶に残るようなモンスターになるよう頑張ります」とコメント。
なお「RETURN TO IVALICE」は、『FFXII』や『FFタクティクス』を遊んでいない方でも楽しめる内容になっており、またプレイ済みの方ならばニヤリとする場面もある模様。まだ未プレイの方は、「RETURN TO IVALICE」が開幕するまでにプレイして置くのもひとつの手と言えますが、敢えてまっさらな状態で楽しむのもありでしょう。
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『紅蓮のリベレーター』のコレクターズエディションが一足先にお披露目を迎え、実物もステージ上に登場。天野喜孝氏による描き下ろしイラストがあしらわれた「紅蓮のリベレーター」特装アートBOXや、「ゼノス」ハイクオリティフィギュアなどが目を引きます。
また「ビジュアルアートブック」や「布製エオルゼア全図」といった、目で楽しめるものも用意。また、特に海外からの強い要望を受けて実現したのが、「“紅蓮のリベレーター”ロゴステッカー」。吉田氏も、「愛車に貼ります」とステージ上で断言しました。
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さらに、コレクターーズエディションにはインゲームも付属しており、「ミニオン:バッツ」と赤魔道士の武器「チキンナイフ」、そして「マウント:シルドラ」をゲーム内で取得できます。
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ステージイベントの締めくくりとして、『ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター』の発売時期をモニターに告知。具体的にいつになるのかとの問いかけに、吉田氏は「初夏と言ったら初夏」とリリース時期だけを口にします。
ですが、イベントの幕はまだ下りず、そこにスクウェア・エニックス代表取締役社長の松田洋祐氏が登壇。しかも登場早々から「(発売日は)6月でしょ? 言いなさい」と詰め寄ります。この言動に観客からも声援が寄せられましたが、吉田氏は頑なに「今はまだ言いません」と姿勢を変えません。
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吉田氏への説得を諦めた松田氏が手に持ったレプリカの銃でモニタを狙い打つと、そこには、「2017年6月20日発売予定」との文字が。また、日・米・欧同時発売や、2017年1月24日予約開始といった情報も明らかとなります。
松田氏の乱入により、本作の発売日も無事お披露目。また、新ジョブや松野氏によるシナリオが展開する新アライアンスレイドなどの情報も相次ぎ、『紅蓮のリベレーター』への期待感が更に高まる「基調講演」となりました。来年も『FFXIV』にとって、挑戦と飛躍の年となることでしょう。
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