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インサイドを御覧の皆様、こんにちは。ライターひびきがお届けする週間連載「日々気まぐレポ」、第197回目でございます。
今週はバンダイから発売中のガンプラ「HGUC GUNPLA EVOLUTION PROJECT ゼータガンダム」をご紹介します。こちらは、「機動戦士ガンダム」シリーズの中でも宇宙世紀を舞台とした作品に登場するモビルスーツをガンプラ化する「HGUC」シリーズの最新作です。
今回登場したのは「機動戦士Ζガンダム」に登場する主役機「MSZ-006 ゼータガンダム」。いまさら?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はゼータガンダムがHGUCでラインナップされるのは、これが初めてではありません。このゼータガンダムは、「GEP(ガンプラエボリューションプロジェクト)」というガンプラ40周年を見据えた新企画のもとリファインされた、最新フォーマットのゼータガンダムなのです。
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初代HGUCの発売から随分経つこともあって、今回のゼータガンダムは完全新規造形のキットとなっています。色分けもさらに進化しており、基本的なカラーリングはほぼ成型色で再現。バックパックのレッドや一部のイエローなどはホイルシールとなっていますが、初代と比べると格段に細かくなっていることがわかります。また、カメラアイ部分はREVIVE系のようにクリアパーツが使用されているなど、細かな仕様変更も見逃せません。
付属品としては、専用ビーフライフルやビームサーベルといった基本武装に加え、ハイパー・メガ・ランチャー、シールドがセットに。さらに、腕部グレネード・ランチャーの予備弾倉といったオプションも充実しています。
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この他、ウェイブライダー形態時に使用するパーツとランディングギアも付属。本キットでは、両形態でのプロポーションが重視されており、ウェイブライダーへは差し替え式の変形となっています。
また、GEPのガンプラには「エボリューションポイント」という、そのキット特徴となる箇所が設定されており、第1弾となるゼータガンダムでは可動性能が重視された設計となっています。近年のガンプラは、どれをとってもアクションフィギュアに引けを取らないほどの凄まじい可動性能を誇っていますが、今回のゼータガンダムでは更に一歩踏み込んだギミックが多数採用されています。
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なかでも肩部の柔軟性は特筆すべきものがあり、前後の引き出しはもちろんのこと、上下への跳ね上げなど一見「コレ以上動かないのでは?」と思うようなレベルの可動もなんなく熟してくれるポテンシャルを秘めています。
もちろん、腰部の屈伸など他の可動ポイントも広く、従来のガンプラの常識にとらわれないユニークな構造が満載となっています。
初代HGUCを含め1/144スケールで立体化された既存の「ゼータガンダム」の中でも、最高のプロポーションと最大の可動範囲を誇る今回のGEP版。オプション装備も一通り揃っておりプレイバリューも抜群となっています。
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一方で、近年のガンプラは性能が向上するあまり構造が若干複雑化している、と感じる声もありますが、このゼータガンダムは説明書も読みやすく、各部が非常に組みやすく工夫されています。過去に経験がある方はもちろん、初心者の方にも実際に手にとって欲しいキットとなっていますので、興味のある方は是非挑戦してみてください。オススメです!
「HGUC GEP ゼータガンダム」は発売中。価格は1,944円(税込)です。
(C)創通・サンライズ
■筆者紹介:ひびき
関西在住のゲームやアニメ、おもちゃが大好きな駆け出しひきこもり系ライター。そのシーズンに放送されているアニメはすべて視聴する暇人。ゲームのプレイは基本的にまったりじっくり遅い方。2012年からINSIDEにてライター活動を開始。お仕事はTwitterと個人サイトにて随時受付中。
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