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横浜にある介護老人福祉施設にて、敬老の日の9月18日、PlayStation 4専用ドライビングシミュレーターソフト『グランツーリスモSPORT』を活用したシニア向けアクティビティ「デジタルアクティブシニア交流会」が実施されました。
日本アクティビティ協会の発表によると、『グランツーリスモ』の過去作を用いた検証実験では高齢者の認知機能低下予防に繋がる結果が出たとしており、その結果を踏まえて今イベントが企画されています。検証実験についてはこちらの記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
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会場スタッフによると、高齢者を対象としたアクティビディは毎週実施されているものの、男性の参加が少ない傾向にあったとしています。ドライビングゲームをアクティビティに取り込むことで男性の参加者を募る狙いもあり、実際に今回のイベントでは多くの男性が参加。30名だった定員を大きく上回る盛況を見せていました。
このアクティビティで10月19日に発売される『グランツーリスモSPORT』が活用されるようになったのは、日本アクティビティ協会理事長でありプレイケアの代表を務める川崎陽一氏の働きかけによるものなのだそうです。川崎氏は、バンダイで玩具のマーケティング事業に携わったのちに医療・福祉方面で活躍している変わった経歴の持ち主。
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アクティビティは、『グランツーリスモSPORT』の1対1の対戦モードで行われ、操作はステアリングコントローラー「Thrustmaster T300RS」を使用。コースと車種は全試合で固定となり、首都高がモチーフとなる「東京エクスプレスウェイ」コースと「フォルクスワーゲン Golf VII GTi 2014」でのプレイとなります。
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最初に対戦を行なったのは、73歳の山根さんと77歳の木村さん。はじめは2人とも90~120キロほどの速度に抑えた慎重なプレイを見せていましたが、操作になれてくると抜きつ抜かれつのデッドヒートを展開。お互いに4分台というなかなかの結果を残しました。対戦中には、プレイを見ていた人たちから大きな歓声が上がる場面も。ゲームをプレイするだけでなく見て楽しむという感覚は、どの世代でも変わらないようです。
対戦終了後、山根さんと木村さんにお話をうかがいました。2人はもともと友人で、7年前にボランティア活動で知り合ったとのこと。普段は高齢男性向けの料理教室の講師などを無償で行なっているそうです。ビデオゲームについては、孫が遊んでいたのを見たことがあるくらいで自身は全くプレイしたことがなかったのだそう。初めてのビデオゲームとなる『グランツーリスモSPORT』では、スポーツカーのハンドリングに少し戸惑ったと述べつつも、2人とも非常に楽しめていたようです。
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対戦にエントリーした全員の試合が終わると受賞式が行われ、タイムが短かった上位3位に賞状が授与されました。1位になった山本さんのタイムは3分50秒。受賞者たちが賞状を会場にアピールし、本アクティビティは終了しました。
発売前の『グランツーリスモSPORT』が活用されるという非常に稀なケースであった今回のイベント。今後も、ゲームと健康の関係についての研究が進めば、様々なジャンルのゲームを使った多くのアクティビティが登場していくのかもしれません。