◆超初心者ガイドーキラー編
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続いて、ここからはキラーとしてゲームをプレイする際の基礎知識をご紹介します。キラーはサバイバーと比べるとやるべきことがシンプルであるものの、その分奥深い戦略性が存在します。また、使用するキャラクターごとに大きくプレイスタイルが変化するという特徴があるため、様々な遊び方にチャレンジすることが可能です。
■キラーは何をすればいいの?
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キラーの目的はなるべく多くのサバイバーを殺害すること。そのためにキラーは隠れているサバイバーを探し出し、逃げる彼らを追いかけて攻撃する必要があります。ただし、キラーは基本的に直接サバイバーを殺害することが出来ず、基本的にはゲームエリアにランダムに配置されるフックに複数回、もしくは一定時間吊ってゲージを貯めることでのみ殺害可能です。そのためキラーは生存者を追い立て、なるべくその行動を阻害しながら全滅を図ることが要求されます。
■サバイバーの見つけ方
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キラーはまずサバイバーを見つけ出さなければどうしようもないため、サバイバーの発見に力を注ぐことになるでしょう。幸いにもサバイバーが脱出するにあたって発電機の修理は避けて通れない作業のため、未修理の発電機を巡ることでサバイバーを発見しやすくなります。また、サバイバーたちはスキルチェックに失敗した際や走った際、木の板(パレット)を倒した際などに大きな音を発するため、それらも捜索の手掛かりになります。キラーはサバイバーと異なり1人称視点でのプレイになり、背後や周囲を確認しづらいため、一度視界に入ったサバイバーを見失わないようにすることも重要です。
また、キラーはキャラクターごとに固有の能力があり、それによっては索敵が容易になることもあります。例えばトラッパーは罠を仕掛けることが可能だったり、レイスは透明になることが可能だったりするため、これらの能力を活用した立ち回りも考えられます。
■サバイバーの追いかけ方
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そしてサバイバーを見つけ出したら、今度は彼らを追いかけ、攻撃して彼らをダウンさせることを目指しましょう。基本的にはサバイバーよりキラーのほうが足が速いので普通に追いかければ容易に捕まえることが可能ですが、サバイバーはキラーが乗り越えるのに時間がかかる障害物などを利用して距離や時間を稼いでくるため、行動を先読みしたり、あえてサバイバーの視野から外れたりして彼らを攻撃出来る距離まで接近する必要があります。
また、攻撃にも使用後の隙が少ない代わりに射程の短い攻撃と、突進して長距離まで届く代わりに隙が大きい攻撃の2種類が存在。これらを適宜使い分けてサバイバーを追い詰めなければなりません。なお、どちらの攻撃を使用したにせよサバイバーは2回以上攻撃しなければフックに吊ることが可能な状態にはならないため、1度攻撃が命中したからと言って油断は禁物です。
ただし、1度攻撃が命中したサバイバーは負傷状態となり、呻き声をあげながら出血するようになるため、声や地面に残る血痕から彼らを探し出しやすくなります。また、サバイバーたちが走った際には地面に足跡を残すため、これも彼らの行き先を突き止める手掛かりとして利用できます。
■サバイバーをダウンさせたら
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サバイバーを2回攻撃してダウンさせると、彼らを瀕死状態にすることが出来ます。瀕死状態のサバイバーはごく低速で移動可能ですが、そのほかの行動はほぼ取れず、仲間の救助がなければ復帰できません。また、この状態で放置されると失血死するため、フックを利用せずともサバイバーを殺害することが可能です。ただし失血死には長い時間がかかるため、後述の処刑と適宜使い分ける必要があります。
瀕死状態のサバイバーは、担いで任意の場所に移動させることが可能です。ただし、長時間担いでいるともがかれて脱出されるため、担ぐ際はなるべく速やかに行動を済ませるようにしましょう。また、サバイバーを担いでいる状態でフック付近に行くと、フックに彼らを吊って処刑することが可能です。
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サバイバーをフックに吊ると、彼らは一定時間その状態で行動不能になります。そのままある程度の時間が経過するとサバイバーを殺害することが出来ますが、他の生存者たちが救助しに来ることもあるため、それを防ぐ必要があります。ただし、いつまでも1人のサバイバーにかまけているとその隙に他のサバイバーたちに脱出のための手筈を整えられてしまうため、救助を警戒しつつ他の生存者を探し出して餌食にするという駆け引きを試みなければなりません。
■サバイバーを妨害する
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また、このほかにもキラーはサバイバーを妨害する術をいくつか持っています。まず1つは、既に使用された木の板(パレット)を破壊すること。サバイバーが逃げる際に障害物として使用した木の板(パレット)は、そのまま放置しておくと再び障害物として利用可能ですが、少しの時間をかけて破壊することで再使用を防ぐことが出来ます。ただしこの行動を取った際には大きな音をたててしまい、周囲に自身の存在と行為を知らせることになるため注意が必要です。
もう1つは、発電機を蹴ること。少しでも修理の進行された発電機が存在する場合、キラーはその発電機を蹴って修理の進行度を下げることが出来ます。これによりサバイバーの脱出を遅延させ、結果的にキラーが使える時間が長くなるため、余裕があれば発電機を蹴っておきましょう。
■キラーの選び方
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サバイバーと同じく、使用できるキラーには複数の種類が存在します。ただし、キラーはサバイバーと異なってそれぞれのキャラクターの特徴が成長の度合いに関係なく取れる戦略に大きく影響するため、まずは気になったキラーを使用してみて、気に入ったキャラクターを使うことをお勧めします。それでも決まらないという場合には、オーソドックスながら優れた基礎性能とサバイバーの裏をかく特殊能力を持ったトラッパーを利用してみるといいかもしれません。
また、キラーには「悪魔のいけにえ」のレザーフェイス、「ハロウィン」のブギーマンなど有名映画の殺人鬼も登場しているので、好きな映画からキラーをチョイスしても良いでしょう。もちろん、「エルム街の悪夢」のフレディや「SAW」に登場するジグソウの後継者としてアマンダ・ヤングも登場しているほか、同作オリジナルの殺人鬼として日本テーマのキラー「スピリット」も参加しています。
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