
今回プレイするのはコナミデジタルエンタテインメントが手掛けるPlayStation4向け野球ゲーム『実況パワフルプロ野球2018』です。
本作は1994年から続く大人気シリーズなのですが、僕は、シリーズ未経験どころか実は野球ゲームを買ったのはファミコン時代以来で、当時からRPGやアクションゲームばかりしていました。
運動音痴故に野球に苦手意識を持っていたし、何より1番の理由は……

今も昔も友達が少なかったから……
(でもコントローラーはいっぱいあった。余計悲しい)
まあそんな悲しい過去は置いといて25年ぶりの野球ゲームを楽しみたいと思います。
今作は一部モードがVRに対応しており、パワプロの世界に入り込む事が出来ます。なんだか久しぶりのVRヘッドセットを装着し、プレイ開始。

練習モードでは打撃・投球・守備・実践全ての項目をVRで遊べるので、まずはVR打撃練習からプレイしてみる。
VR打撃練習

まずは打撃練習。球場にギッシリ観客が入っており「は~、リアルに作り込んでんなあ……」と辺りを見回していると、ピッチャーが「もうゲームは始まってるんだぜ!」と言わんばかりに僕を無視してボールを投げてきて……

お嬢ちゃんみたいな声を出してビビるおじさん。
野球中継や野球ゲームを見ているとそんなにスピードが出てないように思えていたが、自分めがけて飛んでくるボールってこんなに早かったのかと実感する。何より怖い。
従来のゲームの視点に近いキャッチャー視点の他に

バッター視点に切り替える事が可能だ。

これまでの人生でバッターボックスに立った回数5回くらい(友達との野球遊びも含めて)の、おじさんの奇跡のバッティングセンス、見せてやるぜ!
バットの握り方もよくわからんけど!!

え~?ボールめっちゃ早く飛んで来たんですけど~
全く反応出来ぬまま三球三振……
VR投球練習

球種を決めてタイミングよくボールの投げる投球練習モード。ボールがこちらに向かって飛んでくるのはもう慣れたし、どうせなら顔面で受け止めてやろうとわけのわからん余裕を見せるのだが……

またしてもお嬢ちゃんのような悲鳴をあげて高速で回避するおじさん。
調子こいてすんませんでした……
VR守備練習

守備は、空中からの見下ろし視点になる。ジオラマ感あって好き。ボールの落下地点にはマークが出るのだが、上手く距離感が掴めずエラーを連発する。そういや実際の野球でもフライを取れた事って無かったよな。

硬いボールがあんな高い所から落ちてくるとかめっちゃ怖いやん……
さあ、打撃・投球・守備の練習も終えたし、次は実戦だ。
VRひとりで(CPU戦)

対戦モードはCPUとの対戦と試合観戦がVRに対応している。

対戦チームと……

球場を選ぶ。

抜けるような青空。絶好の野球日和だ。練習の成果を見せてやるぜ!プレイボール!
……と意気込んで始めたものの

野球ゲーム25年のブランクは大きく、メッタクソに打ちまくられ

ボッコスカに負ける。野球ゲームやるの久しぶりなんだからもうちょい手加減してよ……と思ったけど、これ難易度一番優しいモードだったわ。既に手加減されててこの有様……!
観戦モードで敗戦の傷を癒そっと……
VR観戦

プレイした人から「球場がリアルに再現されている!」と評判だったこの観戦モード。CPU同士の試合を見るだけだが、中々面白い。
球場には小さい頃に、今は無き「藤井寺球場」しか行った事しか無かったので、本当に細部まで再現されているかは定かではないが、非常に細かく作り込まれている。

方向キーで様々な座席に移動出来るのだが……


試合よりも球場の作り込みが気になって

試合そっちのけでキョロキョロするおじさん。
周りの観客達もゲームの流れによって喜んだり悔しがったりしており、見ていて楽しい。


贔屓のチームが優勢でご満悦の隣のおじさん達が微笑んでくるので……

とりあえず微笑み返したのです。
その後、5試合対戦をやった所でなんとか「難易度ふつう」で勝てるようになりました。VRモードではありませんが、シリーズお馴染みのサクセスモードやペナントモードなど様々なモードが充実しており、遊びごたえは抜群だと思われます。あと個人的な話で恐縮なのですが、キャラデザ的に太眉の女の子が多くて凄く嬉しいです!!

この子がお気に入りです。
PlayStation4向け『実況パワフルプロ野球2018』は7,980円(税抜)です。
吉田輝和のプロフィール:17年以上にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」をはじめとした人気漫画のモブキャラとして登場しており、日々その存在感が高まっている。ちなみに、巨大な食べ物を作っていく企画でカルト的な人気を誇る個人ホームページ「吉田が巨大な物を作ってますよ」も運営中。