国内最大規模のインディーゲームの祭典とあって、学生作品なども多く出展されていました。今回はその中から「京都コンピュータ学院(KGG)」ブースをご紹介します。
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京都コンピュータ学院は1963年に創立された、日本で最初のコンピュータ教育機関です。これまでゲーム業界にも多数の卒業生を輩出する長い歴史を誇り、開催地である京都にもゆかりの深い学校となっています。現在は「BitSummit」の実行委員会にも名前を連ねており、学生の方々もボランティアスタッフとして多く参加されていました。
出展ブースでは、昨年に引き続き2回目となる学生作品が登場。今回はPCゲーム『アンデッドデスサイズ』をプレイすることができました。
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本作は、ステージ上に多数登場する敵キャラを巨大な鎌で攻撃し倒していくというスコアアタック風のアクションゲーム。攻撃ボタン連打で簡単にコンボがつながり、シンプルながら爽快感ある無双プレイを楽しむことが出来ました。
倒した敵から回収できる「魂」は、一定量消費することで任意のマーカー位置で爆発させることが可能。この爆発でいかに多くの敵を巻き込み倒していくかが攻略の鍵となります。
筆者は残念ながらスコアが100を超えたところでゲームオーバー。70以上が脱初心者ラインだったようですが、中級者には程遠い悔しい結果となりました。
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なお、『アンデッドデスサイズ』は「UE4(Unreal Engine 4)」で開発されており、学校の授業でもこうしたゲームエンジンを活用した、より実践的なゲーム開発の実習が行われているということでした。本作の開発に携わった学生によると、授業やサークル活動でのゲーム開発経験を得ることで就職活動にも有利になるとのことで、彼らの今後の活躍にも期待させられるクオリティの高いゲームとなっていました。
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(C) Kyoto Computer Gakuin.