
デベロッパーBlack Sky Gamesが開発する新作RPG『Blade of Unagi(うさぎの刃)』のKickstarterキャンペーンが展開中であることを先日お伝えしましたが、本作のアルファビルドがプレイできたので簡単なプレイレポをご紹介します。
本作は神秘的なウナギによって力を与えられた5人の王が支配する世界が舞台。同じくウナギによって力を与えられた主人公Kiboが、世界を救うため5人の王に立ち向かいます。どこから発想が出てきたのか分からないこの独特な世界観には興味を引かれます。





ゲームは横スクロールのアクションゲームとなっており、プレイヤーは剣を振り回して迫りくる敵を倒します。現時点ではゲームのコンセプトを示すためにとりあえず動くようにしたという印象が強く、単調な戦闘が続くだけとなっています。操作性やバランスはかなり大味で、油断すると敵を一体倒す間に体力を半分以上奪われてしまいます(NPCとの会話中に敵に倒されることも…)。





正直に言うとゲームプレイに惹かれる部分はあまり無いものの、ストーリー設定やビジュアルスタイルはインパクトがあり、上手くゲームとして成立させてほしいと感じさせます。それでもやはりKickstarterの目標金額が420,000カナダドル(約3,540万円)というのは無謀。現在は締切まで残り数日の段階ですが、バッカーは10人だけでプレッジも100カナダドル(約8,600円)しかありません。

とんでもない奇跡が起きない限りKickstarterキャンペーンはこのまま終了してしまうでしょう。Black Sky Gamesがその後どうするのかはわかりませんが、このまま埋もれてしまうのも勿体無いので、もう少し洗練して現実的な目標設定で再挑戦して欲しいですね。