VTuber最強は誰だ!電脳少女シロさん大活躍の「RAGE バーチャルYouTuber GRANDPRIX~2018 Summer~」レポ

6月17日に幕張メッセで行われた、人気バーチャルYouTuberを集めた大会「RAGE バーチャルYouTuber GRANDPRIX~2018 Summer~」のイベントレポートをお届けします。

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VTuber最強は誰だ!電脳少女シロさん大活躍の「RAGE バーチャルYouTuber GRANDPRIX~2018 Summer~」レポ
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CyberZとエイベックス・エンタテインメントは、6月17日に幕張メッセでeSportsイベント「RAGE 2018 Summer」を開催しました。その中でも人気を集めるバーチャルYouTuberの初代王者を決める大会「RAGE バーチャルYouTuber GRANDPRIX~2018 Summer~」のイベントレポートをお届けします。

なお「RAGE 2018 Summer」では、「RAGE バーチャルYouTuber GRANDPRIX~2018 Summer~」だけでなく、『Shadowverse』の「RAGE Shadowverse Dawnbreak, Nightedge GRAND FINALS」や、モバイル版『PUBG』の「RAGE × PUBG MOBILE ドン勝チャレンジ」なども併催されていました。



今回の出場した人気バーチャルYouTuberは、月ノ美兎さん、バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんことねこますさん、電脳少女シロさん、ときのそらさん、アズマリムさん、田中ヒメさんの合計6名。またMCもVTuberのばあちゃる氏が担当します。ステージには、バーチャルYouTuberの全景を観れる場所が設置され、試合の模様はスクリーンと共に映し出されていました。

試合は、第1種目の『どうぶつタワーバトル』を2グループに別けて対戦し、1位の2名が決勝へと進出。第2種目の『スーパーボンバーマン R』では、第1種目にて敗退した4名が決勝進出の2枠を掛けて対戦します。そして決勝は、『ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ』を用いて優勝者を決めます。

「のじゃおじ」ことねこますさん

ときのそらさん


尿意を我慢するアズマリムさん


肉の器を持ったことで、大いにはしゃぐ委員長こと月ノ美兎さん

田中ヒメさん

武闘派な電脳少女シロさん


■ゆるふわからガチ勝負にも発展した『どうぶつタワーバトル』


第一種目は『どうぶつタワーバトル』。第1グループは、ねこますさんとときのそらさん、そしてアズマリムさんです。特にアズマリムさんは、同タイトルを練習してきたものの、興奮すると共に緊張して水を飲みすぎてしまい、トイレに行きたくてたまらないが、試合があるため尿意を我慢しながらな挑むことになったと身振り手振りで話しました。


第1試合は、ねこますさんvsときのそらさんで、勝利したのはねこますさんでした。この試合では、「ゴリラの重心を考えたのが難しい」と語りました。第2試合は、ときのそらさんvsアズマリムさん。10ターン以上積み上がる緊張感あふれる試合となりましたが、ときのそらさんが羊をうまく載せられなかったため、アズマリムさんが勝利しました。


第3試合はねこますさんvsアズマリムさんで、勝利したのはアズマリムさんでした。決勝へと進むことになったアズマリムさんは、勝利者インタビューで勝利を喜んでいたものの、尿意がかなり限界に近かったためすぐに離れてしまいました。


続いて、電脳少女シロさんと月ノ美兎さん、そして田中ヒメさんが対戦します。特に自己紹介で月ノ美兎さんは、普段全体で動くことが少ないことから飛び跳ねたり肢体を激しく動かしたりと、肉の器が備わっていることを大きくアピールしました。

第4試合、シロさんvs月ノ美兎さんとの対戦では、月ノ美兎さんが勝利しました。この試合に関して月ノ美兎さんは、「1回戦目からラスボスに当たってしまったような気持ちで心がざわざわとしている」と、緊張感あふれる試合だったことを述べました。第5試合はシロさんvs田中ヒメさんで、ヒメさんが勝利しました。


最終試合となる第6試合は月ノ美兎さんvs田中ヒメさんで、ここでは田中ヒメさんが勝利。ヒメさんは、この試合に勝利したことで決勝へと進出しました。

ヒメさんに負けてしまって頭を抱える月ノ美兎さん

■超乱戦が展開!『スーパーボンバーマンR』戦―委員長の開幕自爆が目立つ展開に



第二種目はコナミデジタルエンタテインメントの『スーパーボンバーマンR』です。ここでは、第1種目で敗退してしまった、月ノ美兎さんとねこますさん、ときのそらさん、電脳少女シロさんが戦います。試合形式は3セット先制の4人対戦のバトルロイヤルで、勝利した2名が決勝へと進出出来ます。



試合前の意気込みにて各選手、練習を重ねてきたことなどを述べましたが、月ノ美兎さんは、「今日の告知放送まで『パックマン』と『ボンバーマン』を間違えていました。本日初見プレイとなります」と危うさが残る発言をしました。

前述の危うさを体現するように、月ノ美兎さんは第3戦まで開幕即自爆を繰り返していきますが、第4戦からようやく戦いに参加できるようになりました。しかし先に勝利を重ねていたシロさんが3勝したため、シロさんが決勝進出が決定します。


次の試合は、ねこますさんvsときのそらさんvs月ノ美兎さんで行われました。ここではステージに滑る床が設置されており、各選手の阿鼻叫喚が響き渡る中、最終的にときのそらさんが3勝したことで決勝への進出が決まりました。

■シロさんによる本気の対戦を垣間見た第3種目『ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャー』



第三種目は、カプコンのニンテンドースイッチ版『ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャー』のBattle of 3です。第1試合は、アズマリムさん(ダルシム)vs電脳少女シロさん(洗脳されたケン)で試合します。しかしながら、アズマリムさんは事前に十分なプレイをできていなかったことから、今後の試合展開に危なげな雰囲気が走ります。途中でシロさんが操作をレクチャーする場面もあり、白熱した試合展開にはなりませんでした。



試合後のインタビューでシロさんは、「『ストリートファイター4』が好きでやっていたのですが見る専で、プロゲーマーのプレイをいつも見ていたので、RAGEでプレイ出来ただけでも感無量です」とコメントし、格闘ゲームへの造詣が多少なりとも深いことを示唆しました。

第2試合は田中ヒメさん(春麗)vsときのそらさん(春麗)です。お互い初心者プレイで試合展開は荒唐無稽なものとなりましたが、最終的にヒメさんが勝利しました。


最後の決勝戦は、電脳少女シロさん(洗脳されたケン)vs田中ヒメさん(豪鬼)です。今までの展開から試合が危惧されていたものの、第1ラウンドでシロさんの闘志が徐々にあふれ出し、白熱した展開となりました。立ち弱パンチとしゃがみ弱キック、そして昇龍拳で牽制しつつ羅刹脚を使いこなしてまず1勝しましたが、最終的にヒメさんにラウンドを取られてしまいます。



第2ラウンドでは、いよいよシロさんの本領が発揮されました。先にヒメさんに1勝された後、豪鬼のジャンプに昇竜拳を使い対空したあとに投げを決め、羅刹脚を用いつつ間合い詰めて昇竜拳を繰り出して行きます。途中洗脳ケンのドラゴンダンス(連続して昇竜拳を繰り出す様がダンスを踊っているように見えることを指す名称)を繰り出し、シロさんが決して初心者ではない姿を見せつけます。相手がダウンした瞬間に竜巻旋風脚を繰り出すことで隙を与えず、確実に一歩一歩詰めて勝利しました。


そして最終戦の第3ラウンドです。シロさんは相手の力量がわかったのか、羅刹脚を多く繰り出し裏に回って攻撃し始め、途中から「置き波動拳」という単語も出てきました。ガード崩しを多用しつつ、要所の対空もバッチリ決め、最後は波動拳で締め。結果、初代王者となったのは電脳少女シロさんでした。

ヒーローインタビューに答えたシロさんは、「すごく嬉しいです。ありがとう、ありがとう」と涙ながらにコメントしました。『ウルストII』で最後に大きく盛り上がった、「RAGE バーチャルYouTuber GRANDPRIX~2018 Summer~」。次回の開催を示唆しつつ大きな歓声をもって、イベントは終了しました。





最後にメディア向けの記念撮影が行われた

《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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