カップリング曲はかわいさ全開のフロアアンセム
――ところで1stシングルにはカップリング曲があと2曲入っていますが、こちらのポイントも教えてください。
園山
ナミさん!!
岩井
ええっ。
直田
SPR5の曲は、「インコンプリートノーツ」がホムラみたいに、曲によってセンターがどんどん変わるんです。だから、あとの2曲は『グッデイサンシャイン!』がナミで、『恋の魔法』がユアのセンター曲なんですよ。
社本
えみりちゃんの出番!
岩井
そうだなあ……。「インコンプリートノーツ」の次の曲なので、本当にガラっと正反対の曲みたいに、イメージが違うんですよ。昼と夜みたいな。『グッデイサンシャイン!』は昼なんですけど、太陽の下で海辺の砂浜をかけっこしたり、水をかけあってはしゃいだり、泳いだり……。
SPR5のみんながわちゃわちゃと盛り上がって楽しんでる様子が頭の中でイメージできるんじゃないかなって思います。
大西
わかるわかる! こうやって泳いでいるよね(と波のポーズ)。
岩井
すごくハッピーでわーいわーいな感じ(笑)。合いの手もいっぱいあって、ライブで絶対に盛り上がれる曲になっています!

――なるほど。そしてもう1曲「恋の魔法」は園山さんがセンターなんですね。
園山
そうなんです。「恋の魔法」はかわいいが主成分みたいな曲で、すごくストーリー性のある歌詞と、印象に残るサビと、とびきりかわいい振り付けの3つでできている感じです。
他の2曲とは違うかわいさがあるので、ライブとかで聴いてもらうと、メンバーそれぞれのかわいさを楽しんでいただけると思います!
大西
ライブすごいよね。これまで2回やったけど、1回目よりも2回目のほうが合いの手がパワーアップしていてびっくりした!
園山
そうなんだよ。何で毎回さ、皆さんあんなに完璧に付いて来られるんだろう?(笑)。
岩井
早くも一体感があったよね~。一緒にどんどん作り上げている感じがしてありがたいです。
自分たちの成長を重ねてアニメ収録に挑みたい
――先日の生放送では『消滅都市』アニメにSPR5で出演が決まりました。
大西
正直聴いたばかりでまだ実感がわかないです。トントン拍子に話が進みすぎて、感謝しきれないというか。それに応えられるように、とにかく頑張るのみだ!
社本
私、未だにドッキリなんじゃないかと思っているんですけど……。オーディションに落ちているところから始まっているので(笑)。
岩井
私も今まで小さな子どもキャラクターばかり演じてきたから、ナミみたいな大人になり過ぎないお姉さんを演じさせてもらうのは初めてなんです。
収録はまだこれからになりますが、現場に入るまでにどうやってナミを作り込んでいこうかなって。現場に入ったら入ったで気持ちや立ち位置、表現とかも変わってくるので、上手く自分の成長を重ねながら演じられたらいいなあって思います!
直田
メインキャストには本当に名だたる声優の皆さんがいらっしゃるので、想像したら緊張してきたよ。手汗まで出てきた……どうしよう!
園山
この子、緊張しいなんですよ~(笑)。
直田
そうなんです……。でも、5月のお披露目会のときにタクヤ役の杉田智和さんが「(ゲームの)古参の方も新しく入ってきた方もアニメを楽しめるように頑張っていきたい」とおっしゃっていたように、私たちももっと成長していかないと、ですね。
園山
『消滅都市』は今年4周年を迎えるくらい、人気と歴史のあるタイトルなので、その重みを痛感しながら、私たちがこの世界線で活動させてもらえている意味を自分たちで見つけていかなきゃいけないなって思います。
直田
そうだよね。ゲーム内では成し遂げられなかった彼女たちの夢なので、こっちの世界線では必ず叶えたいです!

〝リアル〟の私たちが〝ゲーム〟の私たちに代わって叶えたい夢
――ありがとうございます。そろそろ締めに入りたいと思いますが、今後のSPR5について抱負をお願いします。
岩井
何から言おうかな……どうしよう。
大西
大丈夫、5人いるからみんなでフォローするよ!
岩井
ありがとう~。先ほどのデビューまでのお話もそうだったんですけど、あのとき知らなかったことが時間と共にどんどん増えてきて、私の頭はもう飽和状態です(笑)。でも、ひとつずつ成し遂げようとみんなで頑張っています。
それとはまた別の気持ちで、『消滅都市』が4周年を迎えたこのタイミングで私たちは生まれたので、私たちからも作品を応援できるようなグループになれればいいなと思ってます。今後とも応援をどうぞよろしくお願いします!
大西
『消滅都市2』の好きなユーザーさんにSPR5のリアルな方も好きになっていただいて、ちゃんと「リアルだね」って言ってもらえるように頑張り続けていきたいなと思います。
不安だらけなんですけど、一歩ずつ足を踏み出して進んでいく私たちの背中を押してもらえたら嬉しいです。とにかく頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!
社本
本当にいろんな展開を整えていただいて、すごく幸せを実感してます。私はホムラのおかげで色々な夢を叶えてもらいました。
今度は自分がホムラの叶えたかった夢を叶えたいと思うので、キャラクターと真摯に向き合って一歩一歩進んでいきたいです。
SPR5がたくさんの方々に愛されるグループになれるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!
直田
私たちがもっと熱い想いでSPR5に取り組めば、たくさんの方が振り向いてくださるはずだから、これからも向きあっていきたいなと思います。
そして私たちを見て『消滅都市』をはじめてくれた方々を引き連れて、ゲームやアニメといった色々なプロジェクトに貢献できるように、愛されるSPR5を目指していきたいです。これからもどうぞよろしくお願いします!
園山
うわー、私が締めだ。珍しい!
えっと、読んでいただいてお気づきのとおり、われわれはとても個性の強いユニットだと思うんですけど(笑)、それはわれわれ本人とキャラクターのそれぞれの個性で成り立っているからだと思うんです。
つまり、実は5人×2の10人分の何かでできた5人組のSPR5なんです。だからこそ、色々なことが決まっていく中で、きっとこの5人なら何だってできるなって、そう思っていて……。
機会を与えてくださる方々、応援してくださる方々、みんなのおかげでこの世界線でできることがいっぱいあると思うので、力を合わせてやっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!
――熱いメッセージをありがとうございました。最後にSPR5が叶えたい〝夢〟を教えていただけますか?
社本
よーし! じゃあいきますよ~、せーの!!
全員
武道館!!!!(ちょっとずれる)
直田
えええー。
園山
ちょっと(笑)。
大西
だからファンの方から「メンバーの仲が悪い」って言われるんだぞ(笑)。
岩井
大丈夫、仲は良いですからね~。

(C) Wright Flyer Studios/消滅都市製作委員会