舞台化が決定している推理ボードゲーム『惨劇RoopeR』と、“眼前構築型決闘カードゲーム”『桜降る代に決闘を』(以下、ふるよに)に関する新情報が公開となりました。
ステージにはBakaFireさん、舞台『惨劇RoopeR Be Playing Stage Game』の立役者である白塚祐太郎さん、デジタルゲーム版『桜降る代に決闘を』ディレクターの角田智さんが登壇。
イベントの後半ではスペシャルゲストとして声優・若林直美さんとブリドカットセーラ恵美さんが登壇し、『ふるよに』に関するトークが行われました。終始大盛り上がりだった本イベントについて、レポートをお届けします!
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舞台版『惨劇RoopeR』には新キャラクターが登場!
最初に発表となったのは『惨劇RoopeR』について。本作は、惨劇を食い止めるため活躍する主人公陣営と惨劇を引き起こすため暗躍する脚本家に分かれて対戦する、推理ボードゲームです。
主人公陣営は勝利条件すら分からない状態でゲームをスタートしますが、ループの能力を使ってゲームをはじめからやり直すことができます。
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病院・神社・都市・学校の4つの舞台に、医師や巫女、サラリーマン、学生などのキャラクターが登場。キャラクターの動向を注意深く観察したり、時には親交を深めることによってゲームに勝つための情報を集めていきます。
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2018年5月5日(土)に開催された「ゲームマーケット2018春」のブースにて発表され、大きな話題を呼んだ『惨劇RoopeR』の舞台化。今回の発表会では舞台版の進捗状況についての情報が公開となりました。
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舞台『惨劇RoopeR Be Playing Stage Game』の立役者である白塚祐太郎さんは、舞台にはオリジナルキャラクターが登場すると明言。BakaFireさんは舞台からゲームへのコラボレーションも考えていると続けます。また、次回の「ゲームマーケット春」には新たな発表をすると、ファンの期待を煽りました。
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本作が気になった方やファン向けに「『惨劇RoopeR』コンベンション」が2019年1月20日(日)開催とのこと。気になった方はぜひチェックしてみてくださいね!
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第3回『ふるよに』全国大会が開催決定!
続いての発表は『ふるよに』について。本作は、3つのステップを通して決闘する1対1のボードゲーム。プレイ前にお互いが使用する2人のキャラクターカードを見せあい、それからデッキを組んでいくのが特徴です。
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相手キャラクターを見てからデッキを組むので、相手からの攻撃の対策や自分の強みをどれだけ活かすか、というせめぎ合いがデッキ構築に生まれます。キャラクターの組み合わせは、現在なんと203通り! 毎回違った戦いが楽しめるのも楽しみのひとつです。
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現在は東京、大阪、名古屋、博多、札幌、新潟で交流祭が毎月開催中。初心者講習や大会も用意されているため、自分のスタイルに合ったプレイが楽しめます。次回は東京、大阪、名古屋、博多、札幌は12月9日に、新潟は12月16日での開催を予定しています。
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拡張ごとにシーズンを区切っている本作ですが、シーズン3は11月30日から2019年5月中旬までの開催を予定。気になる『第三拡張』はゲームマーケット2019年春で発売されることが明かされました。
第3回『ふるよに』の全国大会は、2019年1月下旬から2月末に全国で予選を開催。東京、大阪、名古屋、新潟、札幌、博多、仙台では予選開催決定その他地方でも検討中とのこと。予選参加賞としてプロモーションタロット「ハガネ」がプレゼントされるとアナウンスされると、会場からは大きな声援が上がりました。
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全国大会本選は、2019年3月30日土曜日に開催サンシャイン池袋にて開催。初となる128人規模の全国大会本戦デジタルゲーム版のイベントも併催されるとのこと。
イベント会場では、新作となる『祭札二〇一九』が先行販売決定! 交流祭での新たなカジュアルルールから、特に好評だった新たな大乱闘ルール特殊なドラフト協力型ゲームなどが収録されます。
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なお、全国大会の先行特別商品として、様々なイラストレーターが担当したイラストのカードが送られます。また、光るカードとフルアートカードを組み合わせた、プレミアムなカードの制作も発表されました。
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デジタルゲーム版『ふるよに』の新情報が公開!
デジタルゲーム版リリースについて、12月の交流祭の参加者限定で第1回クローズドテストが12月22日実施されると発表。続いて、第2回クローズドテスト・第2回ロケーションテストの実施が予定されています。
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また、リリース後の構想として、アナログ版同様に全国規模の大会の開催を検討。国内展開後は海外展開も視野に入れていると言います。さらに、地域対抗戦などデジタルゲームだけの対戦イベントの実施や、女神とのふれあいや物語が楽しめるソロモードの追加実装も考えていると続けました。
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イベントの後半には声優・若林直美(オボロ役)とブリドカットセーラ恵美さん(サリヤ役)が登壇し、キャラクターについてのトークに。
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キャラクターの印象について聞かれると、ブリドカットさんは「褐色美人」と一言。甘えたくなるようなお姉さんキャラのような外見をしつつも、戦闘になるとカッコ良く英語を話すなど、ギャップに驚いたと続けます。
自身のキャラクター・オボロに寄せた服装で登壇した若林さん。オボロについて、知的アイドルのような印象を受けたと話します。お二人のキャラ愛がにじむトークの数々に、笑顔で頷く観客の姿も。
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トークセッションの後は、収録された掛け合いのボイスが公開されたり、実際に二人がデジタル版公開ロケーションテストで対戦をする場面もありました。
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最後にデジタルゲーム版について、ブリドカットさんから「これからの開発が楽しみ。色んな組み合わせで対戦したいです」と、若林さんから「複雑な処理を自動でやってくれるので、アナログ盤にもフィードバックできます。これからのバージョンアップに期待です!」と挨拶。
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『惨劇RoopeR』の舞台化や、『ふるよに』のデジタルゲーム版リリース後の構想が語られるなど、今後も「BakaFire Party」に注目せざるを得ないイベントとなりました。