『ロマサガ』や『聖剣伝説』も!「FACE to FACE vol.1 ~Kenji Ito & Stella Magna~」ライブレポート 「伊藤賢治スペシャルバンド」編

2019年1月19日、満員札止めの日本橋三井ホールで行われた「伊藤賢治スペシャルバンド」と「Stella Magna」のライブイベント「FACE to FACE vol.1 ~Kenji Ito & Stella Magna~」ライブレポートです。【写真105枚】

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「FACE to FACE vol.1 ~Kenji Ito & Stella Magna~」ライブレポート 「伊藤賢治スペシャルバンド」編
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2019年1月19日、「伊藤賢治スペシャルバンド」と「Stella Magna」のライブイベント「FACE to FACE vol.1 ~Kenji Ito & Stella Magna~」が満員札止めの日本橋三井ホールで行われました。
「FACE to FACE」は、日本最大規模のゲーム音楽ライブイベント「JAPAN Game Music Festival」(以下「JGMF」)の流れを汲んだスピンオフイベントで、今回が初の開催です。


第1回目となる今回は『サガ』シリーズや『パズル&ドラゴンズ』などを作曲した伊藤賢治氏率いる「伊藤賢治スペシャルバンド」と、
『グランブルーファンタジー』や『FINAL FANTASY XV オンライン拡張パック:戦友』などを手掛けた成田勤氏率いる「Stella Magna」のツーマンライブです。

当日の様子を、伊藤賢治氏と上倉紀行氏との音楽ユニット「Trimonia」として活動し、植松伸夫氏が代表を務めるDog Ear Recordsの元スタッフとして、「EARTHBOUND PAPAS」デビュー前の成田勤氏を知るアネモネ・モーニアンがレポートします。

写真を一気見する(全105枚)



SOLD OUTした前売券とスマートフォンを握りしめた騎空士(*)含むたくさんのファンが開場前から列をなし、第1回目の「FACE to FACE」は興奮の中スタートしました。

開演前物販も賑わっており、イベントオリジナルグッズの販売はなかったものの、成田勤氏(以下 成田氏)が音楽を担当した、昨年末に発売の『グランブルーファンタジー』(以下『グラブル』)の最新アルバム『GRANBLUE FANTASY Piano Collections II』が10分足らずで完売するなど、参加者の熱の高さを物語っていました。

入場したファンが各々『グラブル』や、伊藤賢治氏(以下 伊藤氏)が音楽を担当している『ロマンシング サガ リ・ユニバース』(以下『ロマサガRS』)をプレイしながらライブへのテンションを上げている様子もこのイベントならではで、印象的でした。
(*)編集注: 『グラブル』プレイヤーの総称として使われる。


開演時間になると、舞台下手から伊藤氏と成田氏が「どもども~」とカジュアルに入場。お目当ての作曲家2人のゆるやかな登場にざわめき、沸く客席。事前のインタビューなどで漫談のようなトークが行われるフラグが立てられていたものの、伊藤氏の「ここですね、大・人狼大会の会場は」という開口一番のまさかのジャブにたじろぐ成田氏の様子に、会場からは歓声と笑いが起こりました。あわあわする成田氏を横目に、伊藤氏が何事もなかったかのように「対バンライブ(*)を成田くんたちと一度やりたいなと思ってね」と続けると、客席から拍手が起こり、そのまま2人が出会ったきっかけになった植松伸夫氏のライブイベント「犬耳家 親族会議 vol.4」のお話しへと続きました。
(*)編集注: 単独公演ではなく、2組以上のグループと共演するライブイベント。

2人の出会いのきっかけとなった「犬耳家 親族会議 vol.4」は2010年3月に渋谷duo MUSIC EXCHANGEで開催され、当時の伊藤氏バンドのゲストボーカルに声優の長谷川明子氏(『アイドルマスター』の星井美希役など)、トークゲストにフリーランスになったばかりの作曲家・谷岡久美氏、元SEGAの作曲家・Sallyこと小林早織氏率いる「茜-AKANE-」など、豪華ゲストそろい踏みのライブイベントでした。出演者の中には、今回のイベントで「Stella Magna」と共演をするCHiCO氏も、「植松伸夫の10ショート・ストーリーズ」ステージのボーカリストとして参加していました。(成田氏はこのとき出演はなく招待席での鑑賞で、成田氏とCHiCO氏がのちに参加することとなる植松氏のバンド「EARTHBOUND PAPAS」も始動前でした。)

伊藤氏と成田氏のよりディープな出会いのお話しについては、下記の事前インタビュー記事にてお楽しみください。

初出し情報がザクザク!出会いや共演のきっかけも 作曲家・伊藤賢治氏、成田勤氏「FACE to FACE」ライブ直前インタビュー

成田氏が感慨深そうに「まさかStella Magna初の対バン相手がイトケンさんになるとは…」と語ると、「不満?」とすかさずいじる伊藤氏。再びたじろぐ成田氏の様子を観客がほっこりと見つめていると、「JGMF」のサウンドプロデューサーで、「伊藤賢治スペシャルバンド」のキーボード・ギターでもある上倉紀行氏(以下 上倉氏)が登場し、「話すと長くなるんで!」と進行を促します。上倉氏は伊藤氏ライブでのトーク捌きや名進行の様子から"右腕"や"嫁(笑)"などと呼ばれており、伊藤氏出演の演奏需要のない生放送にもMC名義でお声が掛かるなど、イベントには欠かせない存在です。そんな安定の上倉氏登場に喜び安堵するファンの様子も見られました。


上倉氏に促された成田氏が「メンバーのみなさーん、お入りくださーい」と叫ぶでも上げるでもなく、トークと同じテンションでメンバーを呼び込むと、そののほほんとした響きに思わず「ぬるい登場呼び込みですね…」とセルフ突っ込みを入れ、ステージ・客席ともに笑いが。出演者同士の仲の良さが垣間見える一面になりました。


ニコニコしながら入場するメンバーを見ながら「これ、ちょっと面白いのが」と成田氏が切り出すと、「おととしの電撃ゲームミュージックライブでのわたしのバンドメンバーです」と伊藤氏が告白。

「しかも会場が同じ日本橋三井ホール…」と、成田氏が2017年6月に行われた「伊藤賢治スペシャルバンド」が出演していたライブを観に行き、同じ会場・同じメンバーでの演奏を招待席で観ていたこと、そして終演後に楽屋挨拶にいき会話したことを振り返り、その「伊藤賢治スペシャルバンド」とほぼ同じメンバーでたまたま結成する流れになったという「Stella Magna」の秘話を語りました。

成田氏からほぼ同じメンバーと語られるも、伊藤氏から「あれ、なんで俺Stella Magna呼ばれてないんだろう」とツッコミが入り、さらに上倉氏が「俺も!」と被せつつ「さて、そんな疑問を残しつつ、そろそろ「伊藤賢治スペシャルバンド」の出番に…」とスムーズな進行でまとめました。

(「Stella Magna」結成裏話も是非事前インタビューにてお楽しみください。ちなみに筆者も当時同じライブ会場におり、成田氏と共に楽屋挨拶に行きました。私事ではありますが、筆者もこの時の観客席での再会をきっかけに元falcom jdk bandの小寺可南子氏と「コテアニ」というユニットを開始しています。何か縁を繋ぐ力を持っていたイベントだったのかもしれませんね…。)

同じく「JGMF」に出演されており、電撃GMLに来場していた菊田裕樹氏と成田氏。

当時の「伊藤賢治スペシャルバンド」メンバーと、同じく来場していた元ベイシスケイプ千葉梓氏、元falcom jdk band小寺可南子氏の記念写真。


伊藤氏と上倉氏がライブのセッティングのため「あとは任せた!」と成田氏を一人残して準備に取り掛かると、成田氏から「さみしい…さみしい…」と心から訴えるような嘆き声が漏れ、観客の笑いを誘います。

成田氏はさみしいとつぶやきつつも「Stella Magna」メンバー集結以降、『グランブルーファンタジー』ディレクター のCygames福原哲也氏にバンド名を付けてもらい、バンドロゴも作成してもらった経緯を、メンバーから準備完了の合図が飛ぶまでたっぷりと語ります。お待たせしました、いよいよ、ライブパートの幕開けです。


紹介された伊藤氏は「改めて「伊藤賢治スペシャルバンド」です」と挨拶。そして、観客が演奏に備え立ち上がろうとすると"まあまあ"とジェスチャーをし、「2曲つるっとお届けしますので、まずは座ってお楽しみください」と着席したまま楽しむよう案内しました。

1曲目は『パズル&ドラゴンズ』(以下『パズドラ』)内での『ファイナルファンタジー』コラボイベント用に伊藤氏が書き下ろした楽曲「Fight The Fanatics」。観客が楽曲に合わせカラフルなサイリウムを振るタイプのライブと、サイリウムの代わりに拳を振り上げるタイプのライブなど、現場によってさまざまな特色があります。普段の伊藤氏のライブは後者で、サイリウムではなく拳が突き上げられることが多いのですが、今回は成田氏から事前に『グラブル』公式サイリウム持参可能の案内が出たこともあり、伊藤氏のライブでは珍しくサイリウムで応戦する観客も見られました。


2曲目は初演奏でもあり、初公開となる『ブレイブフロンティア2』のバトル曲「闇との決戦」。スモークの中メンバーが浮かび上がり、伊藤友馬氏(以下 友馬氏)による妖しいバイオリンの旋律が響き渡ります。今回はライブ用に特別アレンジされたバージョンが初演奏されましたが、ゲーム本編で流れる原曲は成田氏がアレンジで参加しているとのことで、原曲にも注目です。


2曲続けて披露した後は「次は静かな曲で1回クールダウンします。寝ちゃってもいいから!」と告げ、3曲目『カルドセプトセカンド』のセーブ時の楽曲「Bookmark」の紹介へ。こちらも同じくライブ初披露で、2001年に当時在籍していたスクウェア(現スクウェア・エニックス)を退社しフリーランスになった伊藤氏が初めて担当した作品が『カルドセプト セカンド』であること、そして、フリーランス初の作品からの楽曲をこうして若いミュージシャンと共に演奏できる喜びを語りました。

アコースティックギターに持ち替えた宮崎氏のあたたかい音色から演奏がはじまり、友馬氏のバイオリンが寄り添い、ギターからキーボードにスイッチした上倉氏が追い掛ける。そこに乗る伊藤氏のピアノのメロディーに癒されるアコースティック編成での披露でした。




演奏終わりのMCでは、当初を思い出しジーンとしながら弾いていたことと、フリーランスになり18年経ち、退社したスクウェア・エニックスとも『ロマサガRS』など引き続きいいご縁でお付き合いができていることに感謝の言葉を述べました。

4曲目は「歌モノですよ!」と伊藤氏が告げると、観客からは「おお!」と歓声が。アニメ版とゲーム版のメインテーマを伊藤氏が担当した『あかねさす少女』。そのゲーム版主題歌の「いけない世界」を担当する沖縄出身のアニソンシンガー・MICHI氏をゲストボーカルに迎えて初演奏すると発表するとさらに大きな歓声が。「はいさーい!みなさん、MICHIです!よろしくお願いします!」とMICHI氏が元気に登場すると、観客は今日一番の大きな声で迎えました。


MICHI氏は楽屋に設置してあったTVのスクリーンで、ステージと立ち上がりたくてうずうずしていた観客の様子を見ており、"立ちたいよね?"と聞くと、観客からは”待ってました!”という反応。その様子を受け「溜めておきましたよ、MICHI先生」と続ける伊藤氏。

伊藤氏は「ベースのアベノブユキくんもアニソンを弾いていたんだよ」とMICHI氏に伝え、アベ氏に話を振ると、nano.RIPEに在籍していて、当時『花咲くいろは』や『バクマン。』の主題歌を担当していたことを「先に”俺弾いてました”とか言うと、なんか嫌なやつじゃないですか~…」と添えつつ告白。


アニソンの話題になり『だがしかし』の話になると、主題歌を歌唱していたMICHI氏が、今まで歌ってきた曲の中で『だがしかし』の「Checkmate!?」が一番大変だと思っていたが、今回の曲が「更新しました」、と"イトケン節"が最高難易度をたたき出したことを告白しました。

生バンドをバックにした歌唱は2年振りというMICHI氏、「伊藤賢治スペシャルバンド」のメンバーも観客も「弾けられそう」で「荒ぶれる感じの方々」だととても楽しみな様子。MICHI氏が「準備はいいですかみなさん!」とパワフルに煽り、「立っちゃいますか?」と聞くと、”待ってました!”と立ち上がる観客。「みんなでいいコンサートにしましょう!」とヒートアップさせ、4曲目となる『あかねさす少女』主題歌「いけない世界」を歌いあげました。



普段からソロシンガーとして舞台に立っているMICHI氏のパフォーマンスは圧巻で、一気にステージの空気を作り出し、煽り、踊り、歌い上げ、観客を「いけない世界」に巻き込みました。

ここまでのステージは全曲インストゥルメンタルのみで全員が楽器演奏者でしたが、煽りやリードの上手なボーカリストが入ることでライブ慣れをしていない観客もノリやすくなり、ステージによいメリハリも付いたように感じました。ステージが広いためバンドメンバー同士の間隔も広く、絡みもなかなか観られなかったのですが、MICHI氏がステージ上で縦横無尽にパフォーマンスし楽器隊に絡むことにより、さらに全体のグルーブ感も増し、視覚的にも演奏的にも盛り上がりました。


演奏が終わりMICHI氏を送り出すと伊藤氏から「MICHIさんファンもゲームファンも楽しんでくれたかな?」と、似て非なるアニソンとゲーム音楽双方のファンを気遣う発言も。


次曲はオリジナル版を水樹奈々氏が歌唱している『乖離性ミリオンアーサー』主題歌「Million Ways=One Destination」のインストゥルメンタル版で、こちらも初演奏。制作メンバーは作詞・作曲が”ヒャダイン”の名前でも知られる前山田健一氏で、編曲を伊藤氏が担当しました。

当時のレコーディングの様子を振り返り、水樹奈々氏のバックバンドを務めるベテランメンバーが集う中、『サガ』シリーズのアレンジアルバム「Re:Birth」シリーズなどに参加していた若手のドラマー・山内優氏を招いたところ、山内氏の実力が認められ現在は「Animelo Summer Live」の「アニサマバンド」に加入し活躍していて、伊藤氏も羽ばたいている山内氏をみてうれしい、と語りました。

その流れで、突然バイオリンの友馬氏に伊藤氏が「歌モノのインストゥルメンタルアレンジということで友馬くん」とネタ振りをすると「どうも、友馬です。えー、ネタですか…」と戸惑いつつ「歌が映える曲ですよね」と、当曲のインストゥルメンタル版で歌メロをなぞるバイオリン担当らしいコメントで本日初のMC参加。伊藤氏はさらに自身が音楽を担当した『聖剣伝説 -ファイナルファンタジー外伝-』に「伊藤友馬ストリングス」が参加したことや、友馬氏の他作品での活躍に触れました。また、激しい曲が続きツインペダルでお尻が浮きそうな勢いで叩き続けているドラムの岡島俊治氏(以下 岡島氏)に「ドラムの体力は大丈夫?」と振ると、「まだまだいけますよ!」と岡島氏から力強い返答があり、観客からは拍手が起こりました。


さらにドラムの岡島氏に「走り込んだそうじゃない」と、岡島氏がStella Magnaが結成した半年前から走り込みを続けていることを掘り下げると、”嫁”こと上倉氏から「ご歓談中のところすみませんが、そろそろ…」と絶妙なタイミングで次曲への促しが。「みんな、音楽とトーク、どっちが聴きたいの!」と観客へ問いかける伊藤氏と「しゃべるとStella Magnaの曲がなくなります!」と制止する上倉氏のやり取りに笑いが起き、会場とバンドメンバーの距離が縮まったところで『乖離性ミリオンアーサー』主題歌「Million Ways=One Destination」インストゥルメンタル版を初披露しました。

こちらの楽曲は岡島氏のドラムカメラの映像が一部のみYouTubeにアップロードされており、ライブの様子を少しだけ楽しむことができます。氏の走り込みの成果もライブ会場で見るよりも近くで感じられる映像になっており、要チェックです。


YouTube:https://youtu.be/cF-czM6PjaI


「Million Ways=One Destination」披露後は、インストゥルメンタル版も今後演奏していきたい希望を語り、「Stella Magnaも待っていることだし、わたしからはあと2曲」と「伊藤賢治スペシャルバンド」の持ち曲が残りあと2曲だと告げると、観客からは嘆きの声が上がりました。


観客に反し笑顔の伊藤氏から「Twitterでエゴサーチをしたら"SFCまでしか追いかけられていない自分も楽しめるだろうか"というライブ参加者の投稿を見かけたけど、大丈夫。みんな仲間だし。次の曲はゲームボーイだし、『聖剣伝説』だし、「最後の決戦」だし!その次の曲は「七英雄バトル」だし!知ってるかい?」と問い掛けられ、嘆きは大きな声援に変わり、『聖剣伝説~FF外伝~』より「最後の決戦」、続けて『ロマンシング サ・ガ2』より「七英雄バトル」が演奏されました。


『聖剣伝説~FF外伝~』の「最後の決戦」は、「JGMF」と「FACE to FACE」イベントプロデューサーの稲垣氏からのリクエストだと教えてくれた伊藤氏。一度は開催中止となり涙を飲み、その後5年越しに第2回目が開催された「JGMF」。そんな「JGMF」の次回開催を応援したいと、今回のスピンオフイベントの旗を取り、「FACE to FACE」の名付け親にもなった伊藤の熱い気持ちと、稲垣氏との仲間としての絆を感じられる1曲でもありました。



「伊藤賢治スペシャルバンド」のトリを飾るのは『ロマンシング サ・ガ2』より「七英雄バトル」。最後に続いた激しいバトル曲の速く難しいメインメロディを、寸分たりとも外さず弾きこなすバイオリンの友馬氏のテクニックはまさに神業。バンドメンバーの熱演と会場の盛り上がりを受け、伊藤氏もキーボードをスタンディングでプレイしました。


2017年、成田氏が観て衝撃を受けた光景がフラッシュバックされるような不思議な感覚におちいりました。というのも、バンド体制で最後に「七英雄バトル」が演奏されたのはまさにこの会場で、このメンバーによる演奏でした。そして、当時の曲順もまさにトリ。偶然か必然かそれとも運命か、最後を飾る曲に再び「七英雄バトル」が選ばれ、メンバーそれぞれが経てきた歴史のページが重なり、再びここで集まり演奏し大団円を迎えている光景にはグッとくるものがありました。


「七英雄バトル」演奏後、伊藤氏から高らかにメンバー紹介があり、「伊藤賢治スペシャルバンド」のステージは大拍手の中幕を閉じ、「Stella Magna」へとバトンを繋ぎました。

次回はお楽しみのトークパートと「Stella Magna」ライブをよりディープに掘り下げてまいります。レポート続編をお楽しみに!

イベント概要
「FACE to FACE vol.1 ~Kenji Ito & Stella Magna~」

開催日: 2019年1月19日(土) 開場 17:00 開演18:00
会場: 日本橋三井ホール
主催: 株式会社ナウ

出演者:
「伊藤賢治スペシャルバンド」
伊藤賢治(Key.)
上倉紀行(Gt.&Key.)
宮崎大介(Gt.)
アベノブユキ(Ba.)
岡島俊治(Dr.)
伊藤友馬(Vn.)

ゲストボーカル:
MICHI

「Stella Magna」
成田勤(Gt.&Key.)
宮崎大介(Gt.)
アベノブユキ(Ba.)
藤岡久瑠実(Key.)
岡島俊治(Dr.)
伊藤友馬(Vn.)
遠藤フビト(Vo.)

ゲストボーカル:
STEVIE(44MUGNAM)
CHiCO(ACE)
霜月はるか

セットリスト
M1 『パズル&ドラゴンズ』より「Fight The Fanatics」
M2 『ブレイブフロンティア2』より「闇との決戦」
M3 『カルドセプト セカンド』より「Bookmark」
M4 『あかねさす少女』より「いけない世界」
M5 『乖離性ミリオンアーサー』主題歌「Million Ways=One Destination」
M6 『聖剣伝説~FF外伝~』より「最後の決戦」
M7 『ロマンシング サ・ガ2』より「七英雄バトル」

トークパート

M8 『GRANBLUE FANTASY』より「ユグドラシル・マグナ」
M9 『GRANBLUE FANTASY』より「リヴァイアサン・マグナ」
M10 『GRANBLUE FANTASY』より「プラチナ・スカイ」
M11 『GRANBLUE FANTASY』より「二十二の使徒」
M12 『GRANBLUE FANTASY』より「新世界秩序」
M13 『GRANBLUE FANTASY』より「ローズクイーン」
M14 『GRANBLUE FANTASY』より「ラスト・グローミング」
M15 『GRANBLUE FANTASY』より「ジ・アルティメット」

アンコール
『Canvas』より「Red Nail」
『サガ スカーレット グレイス』より「冥魔・堕されしものども」
『GRANBLUE FANTASY』より「バトル3」
『GRANBLUE FANTASY』より「黒銀の翼」


ライブ写真撮影: 中村ユタカ (Twitter: @yutamacaron)

■著者紹介: アネモネ・モーニアン

ボーカリスト。愛称 アニモ。作曲家 伊藤賢治・上倉紀行とのユニット「Trimonia」や、小寺可南子とのツインボーカルユニット「コテアニ」として活動中。ドラマー岡島俊治氏と共にMCをつとめる「オカジモネ~JGMFへの道~」の次回開催もお楽しみに。(Twitter: @animo_miyusic)

《アネモネ・モーニアン(アニモ)》

ボーカリスト アネモネ・モーニアン(アニモ)

"アニモ"の愛称で親しまれるボーカリスト。カナダで培ったグローバルな感性を駆使した歌唱・音楽制作を得意とする。 その多様性を尊重する精神、そして英語力、また、映像作品・ゲームに対する愛から、時にライター・通訳・翻訳家としても活動している。

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