本イベントはゲーム業界の活性化を目的としており、ボードゲームの魅力を味わことができるのはもちろん、業界関係者との交流を楽しむことができます。2月14日のバレンタインにちなみ、飲食コーナーにはチョコレートはもちろん、様々な種類のカップケーキやサンドイッチなどの軽食が用意されていました。

回を増すごとにスケールアップするボードゲームパーティー
毎月さまざまなテーマにちなんだ作品が登場するボードゲームパーティー。第7回となる今回から大人数でプレイできるスペースや人狼が楽しめるコーナーが用意されているなど、様々なボリュームアップを見せていました。



また、今回からドリンクコーナーは「ディライトワークス PRODUCTS」のTwitterをフォローしている人向けのサービスに。特定のツイートをリツイートするともう1杯ドリンクがサービスされるなど、自社の作品をしっかりとアピールします。

【『CHAINsomnia~アクマの城と子どもたち~』再販決定】
— ディライトワークス PRODUCTS (@DW_products) 2019年2月7日
「ゲームマーケット2018秋」で完売した本作を、この度「ゲームマーケット2019大阪」および「DELiGHTWORKS STORE」にて販売いたします。
詳しくは→https://t.co/t57Nqfgg98 #ボードゲーム #ボドゲ #DWストア pic.twitter.com/1THoZtuoZi
ディライトワークスのスタッフと交流ができるコーナーも。ビジネス関連はもちろん、中途採用、雑談に至るまで気軽に声掛けができるスペースが用意されています。

飲食エリアにはチョコレートや、様々な種類のカップケーキやサンドイッチが登場。談笑しながらくつろげる空間が広がっていました。


運が無ければ即脱落! 読み合い必至の姫争奪戦が白熱
ボードゲームのプレイスペースは会場の先着順に番号が割り振られており、ゲームのプレイまでスムーズに移行できます。最初にプレイしたのは、バレンタインの告白にちなみ、『ラブレター』というカードゲーム。

『ラブレター』は兵士や道化、騎士といったさまざまなカードの効果を使って相手プレイヤーをゲームから脱落させ、最後のひとりとなることを目的とするゲームです。カードは他プレイヤーの手札を見る効果や、特殊な条件のもと相手を脱落させる効果、自分への攻撃を無効化する効果など全部で8種類。
各プレイヤーにはカード名と枚数といった情報が記載された一覧が予め配られるうえ、一度使ったカードは公開情報として残るため、カードカウンティングは容易。残りの枚数や相手の行動・態度から、読み合いによる勝負が白熱します。

カードの効果は必ずしも自分にとって良いものばかりとは限りません。例えば将軍の効果は相手と手札を交換するものですが、それによって自分の手札を相手に知らせた状態で手番を終わらせてしまうリスクがあります。
また、手札の組み合わせによっては即脱落してしまう大臣や、追加カードには引いただけで脱落するというとんでもない効果をもつカードも。読み合いだけでなく適度な運要素もあるため、多くの人におすすめできるゲームです。


ちなみに、『ラブレター』はゲームデザイナー・カナイセイジ氏の作品。カナイ氏は「ゲームマーケット2018秋」のディライトワークスブースにて出展し、新作カードゲーム『The Last Brave』を制作、協力型脱出ボードゲーム『CHAINsomnia~アクマの城と子どもたち~』の監修を行いました。


【関連記事】
「ディライトワークス初のオリジナルボードゲーム『The Last Brave』&『CHAIN somnia』発表会レポ」
バレンタインにピッタリなボードゲームが登場!?
続いてプレイしたのは、チョコレートをモチーフにしたボードゲーム『ショコリー』。非常に可愛らしい見た目をしていますが、どうか騙されないで! 本作はチョコレートをチョコレートで潰し合う、ビターたっぷりの陣取りゲームなのだから……。

さっそく、ゲームのルールについて説明しましょう。プレイヤーはそれぞれブラック・ミルク・ホワイトの3種類のチョコレート勢力に分かれ、陣地の拡大を目指します。
手札となるカードには3種類のチョコレートが、4つランダムに記載。カードを場に出すときは同じ種類のチョコレートが並ぶようにしなければならないなど、置き方に少しだけルールがあります。

このゲームをさらに複雑で奥深い内容にしているのが“マーブルチョコ”という赤いチップの存在。マーブルチョコを使うと、既に置かれているチョコレートの上に重ねて自分のカードを配置することができ、“相手の陣地を潰しつつ自分の陣地の拡大する”アクションを可能にします。

マーブルチョコが置かれているカードの上に、さらにカードを重ねる行動は禁止されているため、自分の陣地を守るためにマーブルチョコを使うといった戦法も有効。現場では「マーブルチョコは攻撃にも防御にも役立つ」といったパワーワードが誕生していました。

その他にも、単語カードを組み合わせて即興でプロポーズの言葉を作る『たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。』、様々な属性が追加された男の子に告白する『ゲット★スマートラブ』、恋愛話が盛り上がる『クイズいいセン行きまSHOW! 恋愛編』など、さまざまなゲームが登場。会場は常に大きな盛り上がりを見せていました。





次回のボードゲームパーティーは3月15日(金)開催予定。2019年3月10日(日)開催の「ゲームマーケット2019大阪」の出展や『CHAINsomnia~アクマの城と子どもたち~』の再販が決定しているなど、これからのディライトワークスの活躍に、ますます目が離せなくなりそうです。
『CHAINsomnia~アクマの城と子どもたち~』公式サイト
「ゲームマーケット2019大阪」ディライトワークス出展情報
【過去のボードゲーム交流会の模様はコチラ】
ディライトワークス主催ボードゲーム交流会第5回レポート
ディライトワークス主催ボードゲーム交流会第6回レポート