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先日、大規模な火災によって大きな被害を受けたフランス・パリのノートルダム大聖堂。マクロン大統領は募金や支援によって再建を進める考えを明らかにしましたが、この再建にUbisoftの人気ステルスアクションゲーム『アサシン クリード(Assassin's Creed)』が役立つのではないかと話題になっています。
2014年に発売された『アサシン クリード ユニティ(Assassin's Creed Unity)』はフランスのパリを舞台にしており、ゲーム中にはノートルダム大聖堂も登場。緻密に再現された建物外部と内部を見ることができます。過去にDestructoidが行った、レベルアーティストCaroline Miousse氏へのインタビューによれば、1:1で出来るだけ正確性を保つために歴史家と協力し、制作には約2年の期間が費やされたとのことです。
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近作『アサシン クリード オリジンズ』や『アサシン クリード オデッセイ』ではゲームの舞台となった場所の歴史が学べるディスカバリーツアーモードも搭載され、歴史教材としての趣もある本シリーズ。もし実際に『アサシン クリード ユニティ』が再建の手助けになるのであれば、それは本当に素敵なことですね。ノートルダム大聖堂の火災はとても残念ではありますが、再建への取り組みもいずれ歴史の1ページとして刻まれるのではないでしょうか。