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1988年に公開された「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」。本作の主人公アムロ・レイのモビルスーツ「RX-93νガンダム」は絶大な人気を誇っています。そして先日、そのνガンダムの新たな完成品モデル「METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム」が発表されました。6月13日から東京ビッグサイトで開催されている「東京おもちゃショー2019」で展示されていたので、写真多めでレポートします。
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「METAL STRUCTURE 解体匠機」は、架空のものを「実在するもの」として部品のひとつひとつまで解体し、リデザインするというシリーズ。その第1弾となるνガンダムは2018年に開催された全ガンダム大投票で1位を獲得するほど人気の高い機体です。
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そんなνガンダムを再現した「METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム」はパーツ数が2,000。組み立てることを想像するだけでめまいがします。
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しかし、その恐ろしいパーツ数で構成されたνガンダムを目の前にした時、心が震えました。60分の1サイズのνガンダムの存在感に、圧倒されたのです。
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専用台座や発光ギミックが付けられたものは、もはや拝むしかないクオリティ。見れば見るほど、再現度に思わず息を飲んでしまいます。ふと、2013年のガンプラビルダーズワールドカップでチャンピオンとなった山内俊平氏の「宇宙世紀最強の機体」を目にして感動したことを思い出しました。今思い返してもすばらしいνガンダムでしたが、「解体匠機」シリーズはまさに新たな“解釈”を加えられた新時代のνガンダムと言えるかもしれません。
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正面からも最高ですが、横からも最高にかっこいいです。
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個人的には足回りがたまらないのですが、特に後ろはいいですね。
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コックピットも発光しています。色々な想像が膨らんで、本当にずっと眺めていられます。
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足元にはアムロもいました。小さい人形もかなりの数設置されていたのですが、全て付属しているそうです。
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さらにシールドとニュー・ハイパー・バズーカもあり、こちらは台座に取り付ける場所がありました。
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そして別売りで発売予定のフィン・ファンネル。フィン・ファンネル自体の再現度はもちろんですが、専用台座があるところがしびれます。
税抜き価格で93,000円、と聞いて「いや、それはさすがに」なんて思ってしまうかもしれませんが、目の前にしてしまうと思わず「買えちゃっていいんですか?」となってしまうものが、そこにはありました。こちらが萎縮してしまう存在感、そして神々しさ。専用台座もあり、どう飾ろうか悩ましくなりますが、個人的には一度は横にしてビニールをテープで貼って布にかぶせてオープニングの再現がしたいですね!
16日まで開催されるおもちゃショーでは、このνガンダムを実際に見ることができます。気になる方はぜひ実際に見て、この感動を味わってみてください。