◆第4章、好きなシーンは、やっぱそこだよね!
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タカロク:当時はもう『FGO』に戻れないかもしれないと思いましたが、こうして心を取り戻せたのはやっぱりメインストーリーがめちゃくちゃ面白いからです!ということで、半年という月日を経て実装された4章、まずざっくりと全体の感想を。
茶っプリン:敵陣営・味方陣営含めてほぼ全員がかっこよかったですね。ウィリアム・テル、アスクレピオス、アシュヴァッターマンと、最後の最後に最高の活躍を遺して去っていくのはずるい。あ、ここからアシュヴァッターマンは「バッタマン」て書きますね。
吉河:アシュバ……ヴァッ……最高でしたね。因縁の対決・イケオジ・落差のあるギャグ・頼れるゴルドルフと、面白くない要素がなかった。
タカロク:今回は少年漫画っぽさがありましたよね。最後の方は実質ドラゴンボールだなと思いましたし。
茶っプリン:感覚としては、バビロニアの時と似たような感じでした。
吉河:確かに、テンションの上がり方が似ていた気がします。心の中の少年がウズウズドッカンしてました。
茶っプリン:ゲーム面でも、バーサーカークラスなのが強敵具合に拍車かけてました。皆一瞬で溶ける。看板娘持たせて送ったLV100アビーちゃんが、2ターンで沈む悲しみ。
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吉河:とはいえ、クリプターのぺぺがずっとそばにいたり、コヤンスカヤとガッチリ共同戦線組んだり、バトル面では固定サポに礼装ついたりと今までにない要素も多かった気がします。
タカロク:そうなんですよ!去年の座談会(『FGO』2018年末振り返り座談会、編集部とライターで語りつくす!【特集】)で結構バトルに対して辛辣なことを言ってしまったんですが、それがすごい解消されてて本当にびっくりしました。バトル楽しかったー!
茶っプリン:思えば、シナリオ読んでからのPT編成がいつもより多めだった気もしますね。どんな相手が来るのかわかる安心感がありました。
タカロク:ネタバレ配慮、かつバトルの負担にならないよう、ストーリーを楽しませるための工夫が成されていましたね。嬉しかったです!
茶っプリン:あとコヤンスカヤの銃撃強すぎてビビりました。
吉河:わかる。メイン火力だった……。
茶っプリン:スキル使いきった後に、このターン銃撃だった!と気づいた時のやっちまった感。
タカロク:宝具打った時にコヤンスカヤの銃撃が来るときのなんとも言えない気持ち……あれ?あの銃撃って来るかどうか分かるようになってたんですか…!?
吉河:3ターン間隔で来てたイメージでした。1、3、6みたいな。人によって違うのかな……?
タカロク:私連続で来たりしてましたが……不具合だったのかな……?
茶っプリン:そういえばコヤンスカヤ結局バッタマンに負けてましたけど、実際どれくらい強いんでしょうね。
吉河:イーブン(本人談)。予想される正体の都合上、弱点が多いのかなって思いますね、御札系なり、「徳」なり。弱くはないんでしょうが……。
茶っプリン:リンボさんに色々やられてましたもんね。
吉河:そんなリンボもアスクレピオスにがっつり足止めされてたし、アルターエゴとはいえスペックは並のサーヴァントレベルだったりするんですかね……?
茶っプリン:リンボさんは確か式神でしたーみたいなこと言ってましたもんね。クラス有利でサポートタイプのアスクレピオスに負ける式神か……とも思いましたが。
タカロク:リンボさんは色々な意味でインパクトありました……皆さん的に好きなシーンはどこですか?
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茶っプリン:僕は対バッタマンとペペさんの最終決戦ですね。ペペさん生身の戦闘グラあるのもしかして?って思ったら、帰ってきたバッタマンは熱い。こういう「〇〇じゃねぇ、〇〇だろ」的なシーン大好きです。
吉河:だいたい同じだ!僕は彼……彼女?に感情移入できる点がかなり多くて、だからこそその諦観に激情と怒りを持って答えてくれるアシュヴァッターマンがとても輝いて見えました。
タカロク:私もそのシーンなんですよ……全員が一緒なのはかなり珍しいパターンですね。正直ぺぺさんがこんな序盤で仲間になるなんて!?って驚きがありつつ、ペペさんの事が好きになったところでのこの展開は、大変熱いものがありました。
茶っプリン:戦うことになるのは残念でしたが、こんな熱い展開なら喜んで戦ってやる!ってなりましたね。空想樹がセットなのは予想外でしたが。
吉河:スーパーカルナVSオルジュナとか、帰ってきたジナコとか名シーンはとても多いですが、やっぱり情が湧いたあとのこれはインパクト強かったですね。空想樹と言えば、キャプテン本領発揮もありました。想像以上にテンアゲな人だった……。
茶っプリン:
CM見た時の反応:やべぇキャプテンなんかブチ切れてる……。
実際に見た時の反応:キャプテンめっちゃテンション高い。
キャプテンの真名予想は、ネットのネモ船長が大当たりでしたね。
吉河:ただ、トリトンがいることで「神霊と幻霊」の組み合わせもありなの!?と。
茶っプリン:そういえば、CCCプレイ済みだとやっぱり神の岩ってムーンセルじゃんみたいなこと思ったんですか?
タカロク:PVの4章タイトル背景からムーンセルとかCCCという話は出てたんで予想はしてましたけど、引きこもりハウスとは思わなかったですね……。
吉河:自分は『Fate/EXTRA』シリーズしかやってないですが、まさかムーンセルをそういう形で回収するとは思いませんでした。
茶っプリン:僕は『Fate/EXTRA』未プレイなので、見ても異聞帯の人同様「なにあれ?」状態でしたね。ジナコが最も強固な物をイメージした~みたいなの聞いて、なるほどそういうことかって思いました。
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吉河:ジナコは今回誰かを信用した上での引きこもりっていうのが、CCC本編との明確な差でしたね。やっぱり彼女にとってのカルナは大きかったんだと。
タカロク:互いにジナコ、カルナというごく「普通」の相棒という目線で歩んだコンビだったので、それを踏まえての今が書かれていて良かったなと思いました。この流れで、4章で一番好きなキャラも教えてください。
茶っプリン:バッタマンですね。初めは常時怒ってばかりのヤバいやつかと思いましたが、敵陣営としてこちらの足止めをしたり、神ジュナを倒すために過去送りやカルナの修行に付き合ったり、最後にペペさんの相棒として立ちはだかったりと、実際は4章で一番重要な立ち回りをしていたキャラでした。パールヴァティーには敬語でちゃんと接するところもポイント高し。
吉河:自分はやっぱりペペですかねえ。ちゃんとセルフコントロール出来ているところ、義理と責任は果たし、自分の情に自覚的でいるところがすごく憧れました。だからこそ底に抱く諦観が光りますし、殺人に対する異常性もクールに映りました。
タカロク:凄い悩ましい……ぺぺ、メガネ素敵オジサマサーヴァントのウィリアム・テルさんとか……でも振り返ってみると、アジャイさんですね。異常が普通の世界で、ちゃんと普通の感覚を持っている人でした。世界の異常さを表す、すごく重要なポジションだったと思います。
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茶っプリン:クリア報酬の礼装がインパクト大でしたね。自分が見落としていた“主人公が来る前にもユガは繰り返されていた”ってのをガツンと叩きつけられました。あんな大家族だったなんて……。
吉河:彼は結構無愛想な人だったと思うんですけど、無愛想という通り彼の表面的な優しさ等はユガの輪廻で削ぎ落とされてたんじゃ?みたいな話を聞いた時、ウェッ……(涙)ってなりました。
タカロク:言葉は多くなかったですけど、何気ない態度とかで、たくさんの事を伝える役割を持っていたと思います。
次のページでは今後の期待を語りつくす!