ORENDAはUnityとUE4を強みに、ゲーム・XR・ネット動画などのライブエンタメなど幅広い事業で3DCGの仮想空間を制作。動画配信、モーションキャプチャ収録に特化したスタジオの新設や、海外インディーズゲームのパブリッシュ事業をはじめとしたゲーム事業などを行っている企業です。
説明会では、同社が2020年からSteamに参入することや、4本の新作タイトルの発表が行われました。本稿では、イベント模様についてレポートをお届けします!
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ポータルサイト開設&最大80%オフになるセールを発表
イベントはORENDA 取締役 コンテンツ企画部 ゼネラルマネージャーの塩谷尚史氏による挨拶からスタート。まず、同社のパブリッシュゲームポータルサイトが2020年1月より運用開始となることが発表されました。
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さらに、ポータルサイト立ち上げと同時期に、専用Twitterも開設される予定。Twitterでは新作情報だけでなく、タイトルの情報や攻略法、プレゼントキャンペーンなど、多くの情報が発信されるとのことです。
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また、PSストアのホリデーセールにあわせ、『RainCity』や『Isoland』、『Isoland2 Ashes of Time』といった販売中のタイトルが割引価格になるキャンペーンも実施。特に『エイリアンクルーズ』は80%オフの250円(税込み)で販売されるなど、かなりお買い得な価格になっています。
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●『RainCity』
主人公のネコを操作し、雨が降り続ける不思議な町を探索して物語を進めるアドベンチャーゲーム。
●『帋人形』(カミニンギョウ)
紙でできた人形が襲ってくるといった、斬新な世界観を持つ中国風一人称ホラーゲーム。
●『エイリアンクルーズ』/Alien Cruise
ポップなデザインの野菜たちが主人公の横スクロールシューティング。2人協力プレイも可能。
●『ルームズ アンとジョージの不思議なパズル』
「インディペンデント・ゲームス・フェスティバル」など、様々な賞を受賞した人気シリーズの新作パズルゲーム。
●『Isoland』、『Isoland2 Ashes of Time』
シュールなビジュアルと独特な世界観を持つ、パズル要素が満載のアドベンチャーゲーム。
Steamプラットフォーム参入&4本の新作タイトルを発表
続いて、Steamプラットフォームへの参入を発表。4本の新作タイトルの情報が公開となりました。
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●『Tyr: Chains of Valhalla』
3つの属性を有利に切り替えてステージを攻略していく、横スクロールアクションシューティング。2018年で欧米で発売済みのタイトルで、ORENDAがアジアでのリリースを担当する。
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●『Snow Mercy』
可愛い雪だるまが主人公の、4対4オンライン対戦ゲーム。現在、雪を利用したギミックなどを実装中とのこと。
●『DOTORI』
さらわれた妹の救出を目的とした、ジャンプアクションゲーム。本作は、韓国のクリエイターが1人で作りあげた作品だという。ちなみに、DOTORIは韓国語でドングリという意味。
●『BARON』
複葉機での360度アクションが楽しめるシューティングゲームで、最大4人でのプレイが可能。ソロプレイも充実しており、往年のゲームファンも満足できる出来になっているそうだ。
試遊会では、フローズンの味が変わる不思議なVRゲームが登場
説明会の後には、ゲーム・VR・XRのメディア向け試遊会が開催。ORENDAが開発しているVRコンテンツについての紹介が行われました。
●『Fantasy VR Stage+』
憧れのライブ会場で、コンサートをしているかのような気分が味わえるVRゲーム。花火や炎、ビームといった特殊演出も自在に起こすことができ、臨場感バツグン。
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●『海底恐竜VR』
2対2に分かれ、海底で恐竜を撃退しながら互いを撃ち合うシューティングゲーム。ケーブルレスで動きが制限されず、没入感が高い。
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●『Tasted VR』
フローズンの味が変わる、不思議なVRゲーム。VRゴーグルに匂いのセンサーがついており、砂糖水のフローズンが、イチゴ、レモン、メロン、ブルーハワイと味が変化する。今後は日本酒やハイボールの味が楽しめる「ドリンクver」の開発も予定しているそうだ。
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ORENDAは、新作タイトルに加え、今後様々なタイトルをリリースする予定とのこと。詳細は2020年1月より運用が開始されるゲームポータルサイトにて発表予定なので、続報を期待して待ちましょう!