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4月3日についに発売を迎える、名作サバイバルホラー『バイオハザード3 LAST ESCAPE』のリメイク版『バイオハザードRE:3』。オリジナル版から21年、同じくリメイク作の『バイオハザードRE:2』から1年3ヶ月での発売となる本作は、一体どのように進化し、新時代の恐怖をプレイヤーへと誘うのか、プレイレポをお届けします。また、記事の最後では、同梱される『バイオハザード レジスタンス』についても紹介していきます。
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『バイオハザードRE:3』は、『バイオハザード』『バイオハザードRE:2』と地続きとなっているゲームです。単独でも十分楽しめますが、過去の2作をプレイしていれば、より世界観に没入できたり、一部のシチュエーションでゲームを有利に進められる場合もあります。また、『RE:2』に登場するキャラクターたちに、レオンやクレアが到着するまでに何が起こったのかもわかるため、未プレイなら本作をクリア後に『RE:2』を体験してみると新たな発見があるかもしれません。
◆“脱出”をテーマにおいた『バイオハザード RE:3』
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さて、本作のゲームシステムは従来のシリーズと同じく「サバイバルホラー」ですが、オリジナル版の「LAST ESCAPE」という副題からわかるように、目の前の敵を全て蹴散らしながら問題の解決に向かうのではなく、あくまで極限状態になったラクーンシティからの脱出が目的となっています。ゲームシステムもプレイヤーをずっとつけ狙うネメシスの存在や、ジルの回避アクションなど、他のシリーズ作よりも「逃げる/避ける」要素が強くなっています。
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ゲームの途中で、ジルからカルロスに操作をバトンタッチするシチュエーションもあります。カルロスでのプレイは比較的アクション要素が強く、プレイ感にメリハリを与えてくれます。
本作はラクーンシティの様々な施設を舞台にしている他、街はゾンビで溢れているため、1体1体応戦してしまうと、間違いなく弾薬が足りなくなるでしょう。もし、怖いものが苦手で、全ての敵を蹴散らしながら進めたいというプレイヤーは、イージーモードとなる「Assisted Mode」にすれば、アクション性を高めたプレイが可能となります(もちろん、本来の恐怖感は薄まってしまいますが)。
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ただ、本作のラクーンシティは街全体がお化け屋敷になっているような状態で、マップを移動するにも「そこの角を曲がったらゾンビがいるんじゃ」という恐怖感を抱きながら進めることになります。ジルが脱出のために行かねばならない場所は、「ええ……行きたくない……」と思ってしまうような雰囲気の場所ばかり。
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RE ENGINEによって表現されるクリーチャーも非常に恐ろしくも気持ち悪いものとなっています。特にハンターγはそのブヨブヨとした体表と深海魚のラブカのような口内を持つデザインにリファインされており、プレイヤーを精神的に苦しめてくれることでしょう。
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オリジナル版と同じく、ラクーン警察署も本作に登場。そこではレオンとクレアが来る前に何が起こったのかを目撃することとなります。 警察署以外にも、地下鉄の管理棟や病院など、オリジナル版から追加されたマップがいくつも登場し、特徴的な仕掛けが用意されていることも。
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敵クリーチャーはオリジナル版をリファインしたものがほとんどですが、未知の敵も登場。ネメシスはオリジナル版から想像もできないようなアクションでプレイヤーを翻弄しそうです。
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オリジナル版のプレイヤーも、シリーズのファンも、『バイオハザードRE:3』は良い意味で期待を裏切る体験が待っているはずです。また、オリジナル版も『RE:2』をやったことがないプレイヤーでも、『バイオハザード』のエッセンスを凝縮した本作は、極上のサバイバルホラー体験の入り口になるでしょう。